【感想・ネタバレ】青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)のレビュー

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Posted by ブクログ

知りたいと思い追い求める事は恐ろしい側面を伴う…それでもひたすら自分の道を信じその先を知ろうとするエリン…凄いなぁ…どうしたらこんなに面白い話が書けるんだろう
リランがエリンを守った姿が頭に浮かんで感動した
リランにもエリンを慕う気持ちがあるんじゃないかなと今作で感じた
今までエリンがリランに対して抑えていた愛情が溢れ出していた場面良かったなぁ
「知りたくて、知りたくて…おまえの思いを知りたくて」ってところ泣きそうになった。知りたいけれど王獣の気持ちを人が完全に理解することは難しい…
お母さんが子どもの気持ちを理解したくてもどうすれば理解してあげられるか苦悩している様だった
小5の頃、上橋先生の作品が難しく感じていたけれど大人になった今読んでみると心に響くものがある

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2023年10月30日

Posted by ブクログ

ただただ圧倒された。いろいろな解釈ができるが、今、この胸に残っているものを確かめてみたい。それは、この世界があるという確かな実感。自分もいるという実感。ファンタジーだからこそ、いまこの現実を感じる不可思議さ、だ。

ダミヤの聡さと軽薄さの両義が物語に厚みを出している。文学史上でもたぐい稀な悪役だ。バカではない。冷酷なだけではない。欲深いだけではない。多義的に見て悪役なのだ。

あとがきで上橋さんがキュリーの話を出しているが、もちろんエリンという人物も素敵。慎重で誠実で繊細で強くて大胆で孤独で。だからこそあり得た物語。

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2014年06月27日

Posted by ブクログ

子供の為に買ったのだけど、自分も一緒になって一気読み。引き込まれる内容で、読みやすく、面白い。単行本も機会があれば読んでみたい。

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2011年03月18日

Posted by ブクログ

伝説の王獣と触れ合う少女エリンの物語、青い鳥文庫版の第四巻。
よかれと思ってやったことでも、ささやかな欲でも、それを利用しようと企む者がいれば悪にもなる。世の中の縮図のようでした。
どんなに誠意を持って接しても、気持ちは正確に伝わらないという事実は人間の親子や友達にも当てはまることで、だからリランがエリンを救う場面は涙がこぼれそうでした。
イアルのほのかな愛情表現もよかった。
続編もあるそうなので、いつか手にしたいと思います。

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2010年06月06日

Posted by ブクログ

音無し笛を吹かれたリランだけど、
やっぱり心の底ではちゃんとエリンを信頼してるんだなと感じさせられる話です。

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2010年01月15日

Posted by ブクログ

国のゴタゴタが中心。
決して好きな展開ではないのに…面白い。
特に終章が素晴らしい。
セィミヤの覚悟に震えた。159ページの挿絵が美しい。クライマックスも感動的すぎる。
続編を読むのが楽しみで仕方ない。

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2017年06月02日

Posted by ブクログ

おもしろかったです!

人と獣や自然との関係について、よくかけてるなあと思いました。
なにより、世界観、そして表現力がすごいですね。
全く知らない世界についての話なのに、シーンなども想像できて、昔こういう国があったのではないかと感じさせられるリアリティ。

終わりも感動的でよかったですが、もう終わり?というあっけなさはありました。もっと国の未来とか、エリンとイアルとか、読みたかったです。

続きもあるのかな?

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2012年03月11日

Posted by ブクログ

友人に薦められたのですがとくに最終巻は胸が熱くなる思いで読み切りました。
国家や自然界というスケールで深く考えさせられるとともに、細かな心の通いにじんわり。子ども向けにやさしく書かれていたけれど、単行本の方でも読みたいな。イアル素敵!

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2012年09月28日

Posted by ブクログ

王獣編〈下〉 国と国の政にうごめく陰謀のなかで、王獣と闘蛇の軍がむかいあう。若くして継いだ真王の決断。伝説や黒幕の正体が明らかになる。
どろどろしていてかなしくなり、どん底に堕ちたところで、まさかの展開。泣けてくる。先が知りたいけれど描かれているのかな。

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2014年04月01日

Posted by ブクログ

期待度が高すぎて、ちょっと残念な感じ。テメレア戦記といろいろかぶってる部分がありますが、テメレアの面白さが衝撃的だっただけに比べると、ちょっと物足りない…。

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2010年08月22日

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