感情タグBEST3
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ますます深みを増す物語。知れば知るほど分かりやすい悪はなく、全てが人間の本性に根ざした、善でもあり、悪でもある性質によって動いている。まるでこの社会のようだ。牙の死、ヨハルの存在。
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なんだか歴史とか政治とか難しくなってきてしまったけれど、
あとから考えれば大きな物語の中で必要な部分。
エリンが思ったより年をとってしまっていて
何かちょっと気になる。
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降臨の野(タハイ・ハゼ)での奇跡から11年。エリンはイアルと結婚し、長男をさずかっていた。おだやかな幸せな日々は、ある闘蛇村で牙の大量死がおこったで一変する。エリンはその原因をつきとめる命をうけ、元黒鎧であったヨハルとともに、闘蛇村やヨハルの故郷などを訪れる。闘蛇の生態、王獣の繁殖、・・・リョザ神王国のあり方を左右する謎をとくため、歴史の闇に埋もれていた事実を探す旅に出る。
王獣編から11年の時がたって、この巻ではほとんどエリンとヨハルの旅。闘蛇の大量死の原因を探ってゆくとともに、リュザが未だ安定しない国であり、王獣が、その政策の切り札として使われないよう、エリンは奔走する。(イアルや子どもジェシがでてこない〜)
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獣の奏者の続きがなかなか文庫化されないので、もう名作だし、子供向けに青い鳥文庫を買うつもりで続きを青い鳥文庫で読んじゃえ、と5、6を購入。ああ、まだ全然青い鳥文庫でも完結してなかったんだと、読み始めてから気づく。いいけど・・・青い鳥文庫で全部集めようっと。エリンが母になってからの話は政治的な話が多くて、エリンを自由にしてあげたくて読んでいてつらくなってしまう。家族を、子供を持つことは幸せであり、鎖でもあるよな。
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おとなになった主人公エリンが獣の医術師として国中を歩き回るストーリー。
政治的な駆け引きや謎の解明などハラハラ感がある。また、独特の和風っぽい世界観が心地よい。