あらすじ
祝!アンデルセン賞作家賞受賞「自然や生き物に対する優しさと深い尊敬の念に満ちた」累計200万部突破の壮大なファンタジー!!
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Posted by ブクログ
伝説の王獣と触れ合う少女エリンの物語、青い鳥文庫版の第二巻。
国の権力争いなど、複雑な世界設定が語られているのに、するする頭に入ってくるのが不思議。エリンはとうとう王獣リランと対面。
「むさぼるように読む」という感覚を久しぶりに味わいました。
エリンの学友のユーヤンは本当にいい人で、こういう子がたくさんいたら諍いなど消えてなくなる気がしました。
きっとエリンは作者・上橋さんであり、本好きな全ての少女たちの投影であり、ユーヤンは理想の友人像なのだと思います。
Posted by ブクログ
・エリンの観察力、学び取る力
「生も死も己のもの」という言葉を
自分に照らし合わせて考えてみた
少なくとも私は人に飼われていないだろう
己のものだろう
特滋水を飲んだ王獣や闘蛇は考えることができなくなるんだと思う
Posted by ブクログ
エリンが成長し、王獣の医術師を目指すようになる。
傷ついて弱った王獣の治療をすることになったエリンがそれまでの王獣との接し方の常識に疑問を持ち、自身の経験を活かして王獣を傷つけずに治療する方法を編み出そうとする様子がとても面白かった。
Posted by ブクログ
エリン14歳。
前作から少し成長し、王獣の医術師を目指す。
三章はつまらなかったが、四章、エリンの生活が描かれ始めてからは素晴らしい。
あと、ユーヤン可愛い。
ここで終わるのか〜、という絶妙な場面で終わった。すぐに続きを読みたくなるに決まってますね。