【感想・ネタバレ】青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)のレビュー

あらすじ

10歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。その罪に問われて捕らえられるソヨン。けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる運命をせおった、エリンの壮大な物語。大型ファンタジー、堂々の幕開け!(解説:石崎洋司)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

母を失ってしまったエリン。ジョウンに引き取られるも悲しさは増すばかり。でも良く耐えたほうだと思う。私だったら耐えられない。エリンの様に心を強く持たねばと思った

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2021年06月12日

Posted by ブクログ

ファンタジー。
児童書として描かれた作品だそうですが、一般向けの作品かと思うほど濃い世界観。
主人公エリンがとても可愛らしい。
基本的にファンタジーは苦手な自分でも、夢中で読み進めた。
この一冊だけの印象ですが、生き物と共に生きる物語、という雰囲気が好みに合うのか。
これはシリーズ読破を目指したい。

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2017年05月14日

Posted by ブクログ

世界観、心情描写ともに良い。性善な人々しかいないはず(のように思えた)のところに、冷酷さが描かれる。その理由はどこに。。。

挿絵、ルビ、注、あとがきがノイジーだった。青い鳥文庫にしなければ良かったか。

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2014年06月25日

Posted by ブクログ

憧れの先輩が前に読んでいて、ずっと読んでみたかった1冊。
実は、「告白」みたいな話かと思っていたので、
読んでみて、ファンタジーだと知った時、とてもとても驚いた。

たまたま注文したのが児童向けの青い鳥文庫で、
開いたら全部に振り仮名がふってあったので
「これ電車で読むのちょっと恥ずかしいな…」と思ったけれど、
結構難しい漢字や注釈に助けられることもあったので
意外と良かったです。笑 

最初は、「ジブリだ!」と思いながら読んでいたけど、
読み進むにつれて独自の世界観にはまっていった。
情景が全部、目に浮んだ…。

いつもミステリーばかり読んでいるけれど、
ファンタジーって面白い!すごい、と感動した。
どうしたらこんなに緻密な世界観が描き出せるのだろうと
不思議でならない。
一体どうやって生きてきたらこんな文章が編み出せるんだろうか?

「重力ピエロ」を初めて読んだ時の様な圧倒的な世界観と
本の面白さに惹きつけられた1冊でした。

トラウマの様になぜか読みすすめられない本を読んでいた後だったので、
やっぱり本って面白い!そしてファンタジーの世界観ってなんてすてきなんだろう、やっぱりあの先輩はすごいな…あの先輩がいいというだけのことはあるな…と思った。

エリンの聡明さと純粋さと観察眼にとても惹きつけられた。
こんな視点を持って生きるのは憧れだな…と思った。

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2012年10月04日

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守り人シリーズから上橋先生のファンなのですが、このお話の存在はNHKのアニメで知ったという…
正しいことを正しいままに行うことの難しさ。
エリンの綺麗な緑色の瞳が、曇ることのない未来が待っていますように。

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2011年11月01日

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以前から読みたかったので、休み中にと思い、手にとる。
いやはや、ファンタジー! ファンタジーこそ、今の私に必要だったのか!と。一気に①ー③まで読み終える。ファンタジーを作りたくなりました。

リョザ神王国を舞台に、運命に立ち向かい生きる少女・エリンの成長と戦いの記録。

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2011年05月08日

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子供の為に買ったのだけど、自分も一緒になって一気読み。引き込まれる内容で、読みやすく、面白い。単行本も機会があれば読んでみたい。

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2011年03月18日

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この人の作る世界はすきだ
大昔の日本の空気の感じがする
その中のでのいろいろな人のいとなみ
主人公はアウトサイダーになりがちだけど、他の人も、ちゃんと感情があって生きている気がする
人以外の生き物も、空気も生きている

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2011年05月28日

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アニメにもなったファンタジー小説の青い鳥文庫版、1冊目です。
挿絵がたくさんあり、全ての漢字にふりがなが振ってあるので、かつて挫折した人もこちらなら読めるかも。
子供向けではありますが活字サイズは普通の小説と同じなので、カバーをかけたら人前でも恥ずかしくありません。
架空の動物を育てる母子の話ですが、人種差別や戦争など人間の業にも深く触れており、大人が読んでも考えさせられる名作です。
主人公エリンがジョウンの仕事を手伝う下りは、アルプスの少女ハイジを彷彿とさせ、「こんな風に暮らしてみたい!」とワクワクしました。

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2010年07月12日

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まだストーリーの序盤だが、キャラや生き物が挿絵と文章によってとてもリアルに想像でき、また唯一の家族である母親を失ったエリンの苦しみや、ジョウンの実の親のような優しさなどに感情移入してしまい、とても引き込まれる面白い内容だった。

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2024年08月31日

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闘蛇編〈上〉国際アンデルセン賞。生きものが好きな10才の少女。母の世話する凶暴な生きもの「闘蛇」が突然死ぬことで物語がうごく。
また始まったばかりだけれど、わくわくする。少女が健気で目が離せない。

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2014年03月27日

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夢中になって読み進めてしまうシリーズです。
複雑にからまったいろんなひとの思惑や想いが切なくもどかしいような物語です。読みやすくどんどん世界観に引き込まれます。

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2013年09月21日

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ハードカバーで発売当初は長編であることと、その価格で子供向けファンタジーというより大人からの評価で始まったらしい。

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2012年11月28日

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単行本で読みましたが、児童本を発見し読んでみると、挿絵と言葉の解説があり、とても読みやすかったです。

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2012年11月11日

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お試しで児童書からスタートしてみました(原作すげー分厚いからしり込みした)

チャングムっぽいです。
色々な知識が得られる点や、小さい子が一生懸命乗り越えていく姿だとか、隠されている謎だとか。

日本人が読みやすいファンタジーだと思います。

アニメになったそうで、それも納得。

児童書版だとすいすい読めた。
各巻構成になってるから達成感もあるし、難しいことばの説明もあって
子どもから大人まで好まれると思う。

ただし原作の装丁といい厚みといい、とっつきは悪いから児童書として出てるのはすごくいいと思う。

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2011年04月19日

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守り人シリーズから読んでいる上橋さんですが、この作品は何かとあっさりしていて物足りなく思いました。
できれば、大人版で2000ページぐらいのが再版になればなぁ。。
という感じでした。

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2010年03月10日

Posted by ブクログ

娘が欲しいといったので、購入。
私はどうせならハードカバーにすれば?とたずねたが、娘曰くこの軽さがいいんだそうだ。
青い鳥文庫は、学校に持っていくにも、寝転んで読むにもちょうどいいそうです。
あんまり一杯字が詰まって重い本は、抵抗があるみたい。

私も娘を遊びに連れて行く途中の電車の中でカバーをして読みました。
スグ読み終わっちゃいました。次が早く読みたくなる長さですね。
そういえば娘も購入すると帰ってスグ読み始めて晩御飯までには読み終わったといってましたね。
この長さが絶妙なのかも。

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2009年10月04日

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