上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 狐笛のかなた

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    上橋菜穂子さんの世界は初めてです
    野間児童文芸賞受賞作品
    これは児童対象だけでは終わらない、大人でも充分過ぎる程楽しめる和製ファンタジー、そして純愛物語だと思います

    古き日本が舞台の郷愁を誘う世界観
    豊かな自然と美しい風景描写
    狐や天狗の和テイストが不思議な世界へ、そして何処か子供の頃へタイムスリップしたような懐かしい感覚を取り戻してくれました

    <聞き耳>の才をもった12歳の少女・小夜
    怪我をした一匹の霊狐・野火を助けたことからこの物語が始まります
    やがて、隣合うニ国の争いに巻き込まれていきます

    小夜を一途に想い、命懸けで守る野火
    野火を信じる真っ直ぐな小夜
    二人の孤独で健気な燃え上がる

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    2024年04月01日
  • 闇の守り人(3)

    購入済み

    沁みる作品です

    原作小説もこの漫画版も。
    胸の奥に染み入る作品です。

    守り人シリーズは、手放せません。

    #感動する #タメになる

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    2023年09月27日
  • 鹿の王 水底の橋

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    タイトルにもあるとおり「鹿の王」の続編かと思ったけど、前作の主人公であるヴァンやユナは一切登場せず、ほぼ前作とは繋がりのないストーリでした。とはいえ前作とつながりがるかどうかなんてどうでも良く、めちゃめちゃ面白いストーリーでした。今作でも医療に関する壮大なストーリーが描かれており、現実でも未だ収束の兆しの見えないコロナウイルスのことを考えながら読むのも一つの楽しみ方だなと思いました。東えりかさんの解説にもある通り、またいつか読み直した時に「あの時はコロナで大変だったな。」と思い馳せるんだろうなと思いました。

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    2023年09月17日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    もう10年以上前、小学生か中学生の時にお小遣いで買った大好きな作品を再読。
    上橋菜穂子さんの作品に出てくる食べ物ってすごく美味しそうで魅力的。独特の甘辛い香辛料で煮付けた魚、タレがしみたご飯、読んでるだけで口の中に唾がたくさんわいてくる。
    これは全10巻のシリーズの第1巻目。新ヨゴ王国第二皇子のチャグムが、目には見えないもう一つの世界の水の精霊の卵を身に生み付けられていて、ひょんなことから女主人公の用心棒・バルサがチャグムを守ることになる話。当時2巻目の『闇の守り人』から読み始めた私的に、シリーズものだけど1話完結的な楽しみ方もできると思う。
    呪術師のおばあさんトロガイ、その弟子タンダ、宮に仕

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    2023年08月31日
  • 命の意味 命のしるし

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    人も自然の一部であることをはっきり仰っていてハッとさせられた。近代社会の中では忘れてしまいがちな視点を取り戻させてくれる対談本だと思いました。

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    2023年05月20日
  • 獣の奏者 III探求編

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    2巻の終わりから11年が経ち、エリンが母になった後の話。
    闘蛇の謎の死の解明や、母からの手がかりをきっかけに知り得たカレンタ・ロウのこと。なぜ全ての闘蛇に特滋水を与えないのか。なぜ王租ジェは王獣規範を作ったのか。なぜ、なぜが沢山あり、全てを解明することは出来ませんでしたが物語の核心にかなり近付いたのではないでしょうか。

    本当はもっと余韻に浸りながらゆっくり感想を書きたいところですが続きが気になりすぎるのでここで失礼。ジェシカワイイネ

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    2023年05月18日
  • 物語ること、生きること

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    面白かった。若い頃の思い上がりをそのまま話してくれて、いいのかな、誰かわからない相手にこんなに自分のこと話してくれて。スーパーマンじゃないバルサが生まれたのも納得した。

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    2023年04月23日
  • 守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人

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    チャグムがゆめに閉じ込められてしまったりいつもバルサが活躍していたがこの本ではタンダが活躍していてナユグの事も沢山しれて色んなことがあきらかになってドキドキしました。

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    2023年04月20日
  • 鹿の王【全4冊 合本版】

    購入済み

    とかげのしっぽ

    人の生と死の概念について考えさせられる濃厚でいて、かつ異世界というファンタジー感、そして人々の思惑が織りなす絡み合った物語で読みごたえは抜群でした!
    鹿の王というタイトルから読み始め前は「もののけ姫」のイメージを漠然と持っていました。確かにそのイメージが間違っていたとは思いませんが、私が印象に残ったことは「病理学」についてです。流石にこのタイトルから想像することはできないでしょう!
    まだ病気が菌によるものでなく宗教的なものが深く絡んでいると多くの人々が思っている時代。少数派ではあるが、病気は菌という目に見えない小さな原因があるんだということが分かってきたという背景があります。そんな中で描かれる

    #深い #エモい #切ない

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    2023年04月16日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    小学生の頃から何度も読んでいる大好きな本。数年ぶりにチャグム達に会いたくなって再読。はじめて読んだ時はチャグムよりも幼かったのに今ではバルサと十しか離れていない。時の流れる速さに驚いた。
    今回は、突然母と離されたり、父である帝に暗殺を企てられたり、よくわからん異界の生き物に卵を産み付けられたりと大変なチャグムの心情に着目して読んだ。チャグムが、バルサ達に感情をぶつける所でバルサとタンダはチャグムに安心を与える存在になれたんだなと実感できた。

    上橋菜穂子の作品を読むのは1年ぶりだが、文章の読みやすさですぐに話に入れた。バルサ達と共に旅をするのはやはり楽しい

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    2023年03月04日
  • 月の森に、カミよ眠れ

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    ネタバレ

    たつみや章の『月神の統べる森で』と混乱しちゃう。
    でも、縄文が舞台の『月神の~』とは違い、こちらは律令の世の中。
    それでも人はまだ神のそばで生きていた。

    九州の山間の小さな集落。
    男たちは狩りをして、女たちは稗や粟を作ったりどんぐりの粉で団子を作ったり。
    欲しいものは山が与えてくれる。
    神さまの場所さえ侵さなければ。

    しかし、時代は変わってしまった。
    男たちは朝貢(えだち)のため都で6年間暮らさなければならず、男手の足りない村は狩りをすることもままならず、どんなに工夫をしてもひもじさをこらえることはできなかった。
    そしてようやく帰ってきた男たちは、遅れた生活(全身の刺青、狩猟生活等)から抜

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    2023年01月23日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    よかった

    大人が読んでも面白いファンタジー小説

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    2023年01月13日
  • バルサの食卓

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    レシピ全部が美味しそうで食べてみたい。。(自分で作るのはめんどうなので)
    エッセイ部分もどういった地域や体験から出てきた料理なのか解説されていて、大変面白かったです。上橋さんの物語が地に足のついた感じがするのも、上橋さんの体験があって、その"現実"が反映されているからなんだと感じ入りました。

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    2022年12月19日
  • 獣の奏者 全5冊合本版

    購入済み

    壮大なファンタジー

    小さい頃にアニメで知り、今になってアニメ後の話が気になり読破。感想をまとめることが難しく、自分の感情を整理するのに時間がかかる。

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    2022年12月08日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    チャグムのことと卵をラルンガから守り卵を無事孵すまでいろいろな人が冒険をする話です。冒険は大好きなので面白かったです

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    2022年11月24日
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人

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    守人シリーズ2作目。心の傷と過去にしっかり向き合うため、バルサは故郷カンバル王国へと戻る。捻じ曲げられた過去、ルイシャ〈青光石〉贈りの儀式の秘密、ヒョウル〈闇の守人〉とは何者なのか?
    息をつかせない展開で最後まで一気読必至。バルサとジグロの槍舞いのシーンはもう涙なしには読めない、、

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    2022年11月12日
  • 狐笛のかなた

    ネタバレ 購入済み

    弧笛のかなた

    情景が見えて良かったです

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    2022年10月08日
  • 風と行く者

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    シリーズ制覇のつもりだったけど、本作がまだだった。解説にもあるように、本作はシリーズ本編の後日譚&前日譚。こじつけ感も感じられないし、さすが、上手く創作されている。シリーズに通底するテーマでもあるかもしれないけど、本作でも、挙げた拳の下ろしどころにつき、著者としての示唆が読み取れる。ウクライナ侵攻が思い浮かぶ訳だけど、本書なんか、解決を探るための好著だと思うんだけど、お偉いさん方には届かんのかしらん。

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    2022年09月14日
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    ネタバレ

    あのヒュウゴの少年時代の物語。タルシュ国密偵アラユタン・ヒュウゴ。やたらと気になる存在だったあのヒュウゴ。
    バルサやチャグムにとって、敵対する関係のはずなのに、完全な敵ではない。
    ラウルを説き伏せた能力の持ち主。

    なぜ、あんなにもヒュウゴという人物が心に残ったのか、本作の上橋さんのあとがきで納得。ヒュウゴのこの少年時代の物語は、ヒュウゴが登場した時点で出来上がっていたとのこと。だから、ヒュウゴがあんなにも、登場人物の中でも際立つ存在となっていたのだ。

    本作は守り人シリーズのスピンオフみたいな位置づけなのだろうけど、もはやひとつの物語として完璧に出来上がっている気がする。
    ヒュウゴが家族全員

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    2022年08月29日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

    匿名

    購入済み

    さすが

    ずっと読まなきゃと思いつつ読みあぐねていた作品。普段ファンタジーは読まない私でも引き込まれた。高潔なエリンや母の姿、支えてくれる人の温かさが心に残った。国や領土の成り立ちなどの逸話、獣たちに関する設定にもわくわくした。

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    2022年08月22日