風と行く者

風と行く者

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たちと再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。
シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。
ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。
草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。

「守り人」シリーズ10巻完結のあと、『流れ行くもの』(守り人短篇集)『炎路を行く者』(作品集)を番外編として発表。この『風と行く者』は外伝3作目にして大長編となる。

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風と行く者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    終ってしまった。
    読み終わりたくなかった。
    1ヶ月ほど前に出会った守り人シリーズ。
    1ヶ月楽しかったーーー。
    番外編というか、もう一つの壮大な冒険じゃないか。
    タンダとの生活も垣間見れたし、ジグロとの冒険も知れたし。
    もう満足。
    でも出来ればまた書いてほしい。

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    シリーズの最後が、バルサがジグロを思い出すシーンだった事が、じんわりと心に響きました。

    長い旅が終わった。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    上橋菜穂子の守り人シリーズは とても好きな話しです。
    随分と久しぶりに 読みました。
    若い時のバルサとジグロ
    若い時の私には わからなかったジグロの愛情
    無骨な武人だったジグロ 若い娘に 優しい言葉なんかかけられなかったんでしょうね。
    サリの娘 エオナは ジグロの娘かもしれません。
    もし そうだったら ジグロにも娘がいたんだ!
    よかったなあ!
    そして物語の最後には バルサにも 帰るところ
    タンダの家が あります。
    自分をわかってくれる人が待っていてくれる
    というのは 幸せですね。
    戦い 怪我 策略のシーンが続く中 穏やかな終わり方が あったかい気持ちになります。
    上橋さんの書く食べ物も 美味しそうです。
    女の子たちが 必死で 一生懸命 力をつくして生きていく話しです。

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    ジグロの娘かもしれないサダン・タラムの頭エオナを守るため、護衛を引き受けるバルサ。
    ジグロとサリから感じる大人の雰囲気と、それを見つめる16歳のバルサの気持ちが、なんとなく複雑なことがよく分かる。
    ジグロが覚悟を決めてバルサを育てていることが分かる過去話は面白い。
    もう一度、最初から読み返そうかな。

    0
    2024年08月30日

    Posted by ブクログ

    シリーズ制覇のつもりだったけど、本作がまだだった。解説にもあるように、本作はシリーズ本編の後日譚&前日譚。こじつけ感も感じられないし、さすが、上手く創作されている。シリーズに通底するテーマでもあるかもしれないけど、本作でも、挙げた拳の下ろしどころにつき、著者としての示唆が読み取れる。ウクライナ侵攻が思い浮かぶ訳だけど、本書なんか、解決を探るための好著だと思うんだけど、お偉いさん方には届かんのかしらん。

    0
    2022年09月14日

    Posted by ブクログ

    また守り人の世界に浸れた。
    ジクロがバルサのことをとても大切に思っていることが見えて胸が温かくなった。
    全てを捨てて逃亡生活をする中でジグロがどんなことを思っていたか想像して、この世の不条理をすごく感じた。

    0
    2022年02月26日

    Posted by ブクログ

    私の人生を象ったのは小野不由美著の十ニ国記シリーズなのだと思うが、その布石として本の世界を開いてくれたのは間違いなく、上橋菜穂子著の守り人シリーズだと思う。守り人シリーズに小学校2年生に出会っていなければ、十二国記に中学1年生で出会えていなかっただろう。

    この外伝は出ていることを知らず、ふと手に取った。瞬時に物語の中に入って、特に今回はジグロとバルサ、サリとエオナ、オリアとルミナの親子の関係が胸を打ちすぎて、ああ上橋さんの文章、関係性、そして行間にある余韻がとても好きだと改めて思った。子供の頃はそれが物足りなく感じることもあったのだけど、今読むとこれでいいな、十分雰囲気が語りきってると思いました...この20代後半になったからこそわかること、胸が痛いこと、心でしか会えない人の存在を感じることの温かさと悲しさが本当に胸にきました...これは守り人シリーズ改めて読み直したいと思います。もともと闇の守り人が好きだなと思っていたけど、さらにその想いが強くなりそう。

    0
    2021年02月18日

    Posted by ブクログ

    守人シリーズの外伝。
    旅芸人サダン・タラム【風の楽人】、魂を清める旅で、何者かに命を狙われるその頭を守る用心棒バルサ。
    20年前、ジグロと共にサダン・タラムを守った旅を思い出しつつ、目の前のサダン・タラムの頭を守る旅。
    その課程で、バルサは亡きジグロの思いを感じ、今この時だからこそ、理解していく。

    仕事が済んでタンダの処へ戻るバルサ、幸せそうだ。

    0
    2021年02月03日

    購入済み

    何年経っても……

    あぁ……と目を開かされる思いを感じる書物。

    0
    2020年12月02日

    Posted by ブクログ

    話のボリュームは、ジグロと一緒だった頃の部分が多い。青かったバルサと中年で思慮深くなったバルサ。二つの時代の重なりは、守り人シリーズの世界の重なりのようでもある。

    0
    2019年06月29日

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