上橋菜穂子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
4日後ではなく、4月後です
降臨の野の対面は、4月後です。4日後では、その後の展開でエリンが負う大怪我も癒えるわけがなく、原作を読んでいなくても、おかしいとわかるはず。たった1字ですが、大きなミスだと思います。全体的には健闘されていると思うので、とても残念です。
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Posted by ブクログ
素晴らしい作家さんに出会えたことに感謝。
『ゲド戦記』に通じるものを感じる。
作者がアボリジニや沖縄の古老との出会いの中で感じたもの。
人間は地球に生かされているもののひとつであることを感じることができればゆったりと呼吸ができるかもしれない。
現代文明が間違った方向に行かないように精霊が語りかけてくる。
清潔で快適、できれば楽して生きたいのも本音だし、悪くないと思う。
さて、それでは私にとって楽な生き方とはどんな生き方なの?
それは隣の人とわかりあい、分かち合えるやり方なの?この作品で子どもたちが経験したことは私が日々考えていくことに通じている。 -
購入済み
まさに外伝
外伝というのにふさわしい作品です。
主要な登場人物の「愛」にまつわる短編を収録しています、やはり本編とは別物だと感じます。ちょっと大人な雰囲気だし。
それでいて、あの人のあの頃はどうだったんだろう?という読者の妄想に答えてくれるんだから、作者から贅沢なプレゼントをもらったような気分です。
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作品の世界観がすごい!
図書館司書の先生に勧められ、初めて読んだのが中学生の頃。
闘蛇や王獣など引き込まれる設定ばかりで、何度も繰り返し読みました。
読み返す度に新たな発見があり、それがとても楽しかったです。
アニメもいいですが、やっぱり原作を読むのが1番です!
SFが好きな方はぜひ1度読んでみてくださいね╰(*´︶`*)╯ -
Posted by ブクログ
なぜか人を引きつけるチャグム。バルサがどうしてここまで惚れ込むのか今までわからないところがあったが、今作ではなんとなくそのあたりを読者に理解させる描写が多い。ヒュウゴもそうだが、一緒にいた呪術師弟ソドクも「なんだか不思議なやつだ。肩入れしたくなる」みたいなことを言うのだけど、そのあたりが好きだ。p.250
チャグムだけでなく、登場人物それぞれの立場からの正論、筋の通し方がとても面白い。リアルさとでもいうのか。
旧ヨゴ皇国ってやつは地理的にもっと遠い存在で簡単には行けないところかと思っていたが、船で簡単?にたどりつけてちょっと想定外だった。
それにしても新ヨゴは閉鎖的すぎる。外部の状況を知らなさ -
Posted by ブクログ
ネタバレエリン…。
続きを書かなければ死ななかったよね…。
切ない。。
深く心にしみこむ名作。
「助けて…」って珍しく弱音をもらすエリンを、
リランが舌でなめてあげたところで、涙が出た…。
王獣編の最後の、加えられて飛んだ時の様な気持ち。
心を通わせ、恐怖ではなく愛情を与える獣…。
最後は、最上のハッピーエンドではないけど、
この8巻はとても良かった。
上橋さんも書いているように、エリンは自分の人生を生ききったよね。
最後まで自分が信じてやってきたことを後悔しなかったよね。
エリンの生き方から、上橋さんの想いが伝わってきた。
青い鳥文庫は、全巻において最後のあとがきやメッセージがとても良かったです -
Posted by ブクログ
憧れの先輩が前に読んでいて、ずっと読んでみたかった1冊。
実は、「告白」みたいな話かと思っていたので、
読んでみて、ファンタジーだと知った時、とてもとても驚いた。
たまたま注文したのが児童向けの青い鳥文庫で、
開いたら全部に振り仮名がふってあったので
「これ電車で読むのちょっと恥ずかしいな…」と思ったけれど、
結構難しい漢字や注釈に助けられることもあったので
意外と良かったです。笑
最初は、「ジブリだ!」と思いながら読んでいたけど、
読み進むにつれて独自の世界観にはまっていった。
情景が全部、目に浮んだ…。
いつもミステリーばかり読んでいるけれど、
ファンタジーって面白い!すごい、と感