【感想・ネタバレ】守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部のレビュー

あらすじ

タルシュ帝国からの航海の途中で、行方不明となった皇子チャグムを探すため、バルサはロタ王国へむかう。一方、北の大陸には、タルシュ帝国の侵攻がせまっていた。

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Posted by ブクログ

三部作のスタートを切る作品
スルッと読めた
できたらみんなあとがきまで読んでほしい、そしてみんなもこれから始まるたびに心を躍らせてほしい

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2025年08月01日

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チャグムのことを大切に思う人達の気持ちに涙が止まらなくて。。
間違いなくシリーズの中で一番おもしろい本作に鳥肌が立った。
もうとにかく次が読みたい。

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2018年07月21日

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守り人シリーズにはまってしまい、軽装版を全巻揃えてしまいました。じっくり何度も読んでいきたいです。
息子にも大きくなったら読んで欲しいな。

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2017年07月24日

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大好きなシリーズの最終作。続きが読みたいけど、終わってしまうのは悲しい・・・複雑な気持ち。新ヨゴだけじゃなく、ロタ、カンバルも出てきて、懐かしい面々もたくさん出てきて嬉しい。ずっと気になってた、アスラが出てきたのが1番嬉しかったかも。これからどうなっていくのか。楽しみ。

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2013年05月25日

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今回はバルサ視点に戻してのスタート。
登場人物もオールスターでもうドキドキして、おもしろいくて、一気読みしました。

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2012年09月10日

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表紙裏より・・・

ロタ王国編
バルサはチャグムを探し出せるのか!
 行方不明のチャグムを追って、ひとりロタ王国へ向かうバルサ。
 壮大な物語の最終章 三部作の第一部。

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2011年11月15日

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ネタバレ

1日に文庫が出るだなんて。そりゃないぜ。というのはさておき。一気読み。バルサの「年だな。」と感じられる部分が、ほぼ同年代として。気持ちは変わらないんだけど、やっぱもろもろおっつかない部分があってねぇ。と共感。でも、年を取っただけ、経験を積んだ分だけ、立ちまわれることも増えて。チャグムを思う気持ちと、やっと再開できたチャグムとのギャップに戸惑いつつも、長い長い旅がひと段落したような。でも、これからはじまるさらに長い旅に期待と不安を。

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2013年05月29日

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もうすぐ文庫がでるってわかってはいたのだけど。
買ってしまいました!
だって、このまま待つなんてできない!!

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2011年05月12日

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前作『蒼路の旅人』で海を隔てた南の強国タルシュ帝国に捕虜として捕らわれ、その野望を知った新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは、タルシュ帝国から新ヨゴ皇国に送り返される途上、ある思いを抱いて船から海に身を投げ、行方知れずとなる。
本作『天と地の守り人 第一部』では、チャグムはタルシュ帝国の捕虜になる前に戦死したことになっており、新ヨゴ皇国ではすでに葬儀も行われている。
女用心棒バルサは、彼女あてに託された手紙を受け取り、チャグムが死んでいないことを知り、チャグムを探すため、ロタ王国に向かう。
チャグム探しの旅の中で、バルサにもチャグムを取り巻く複雑な国と国との駆け引き、国の中での主導権争いなどが少しずつ明らかになっていく。
バルサはチャグムを探し出すことができるのか…?

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2011年04月10日

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文庫でここまで集めていたのに刊行されるまで待ち切れずに買ってしまった軽装版。

長い間離れていたバルサとチャグムが巡り会えてほっとするのと同時にタンダはどうなるんだ?と不安で仕方が無い…。

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2011年03月29日

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守り人シリーズも大詰め。
前作で、新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは、好戦的なタルシュ帝国の虜囚となった。
皇太子が海で死んだという噂に、苦しむバルサのもとへ、思わぬ使者が訪れる。
新ヨゴ皇国は1年前から鎖国に入っていた。
チャグムを助けられるのは自由に動けるバルサだけというジンの手紙の内容に、チャグムを探して旅をするバルサ。
一方、あちこちで天候の変動が起き、タンダとトロガイは様子を探っていた。
ナユグに春が来て、あちらの川が増水、その影響がこの世界にも重なって起きている…?
とうとう村に徴兵が来て、タンダも軍に加わることに。
チャグムはひそかにロタ王国に潜入、同盟の道を探っていた。
ようやくロタのイーハン王子に会うが、故国では死んだとされているチャグムに同盟を結ぶ力はない。
カンバル王と結んではどうかとイーハンに持ちかけるバルサ。
バルサは雪の中、チャグムの足跡を追う。
危機一髪、ついに再会する二人に涙。

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2010年09月12日

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良かった!  とにかく良かった!!  全巻読み通してみて、あまりにも陳腐な感想だけど、今は良かった!という以上の言葉が見つかりません・・・・ ^^;  この作品を読んでいる間の没頭の仕方と言い、世界観に対する共感と言い、KiKi のこれまでの読書の No.1 だった「指環物語」とあっさり肩を並べてくれちゃいました。

3巻という膨大な物語の感想をこんなチャチなブログの1日の記録に書けるものではありません。  でもチャグムの成長も、バルサとタンダの結末も(ちょっぴり胸が痛いこともあるけれど)、トロガイの活躍も、シュガの立ち回りも全てが彼ららしい生き方で「うんうん、そうだよね。  ○○は絶対こうでなくちゃ!」と頷ける、ものすごい大河ドラマでした。

(全文はブログにて)

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2010年04月22日

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あいかわらず面白い!!
守り人シリーズと旅人シリーズがここで合体します!!

チャグムとバルサ両方観れる面白さ★そしてタンダが・・・

こんな世の中には絶対したくないと感じますよ

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2010年03月24日

Posted by ブクログ

探し人、大きな戦争、これからの行方

最終章・・・まだまだ続いていて欲しかったよ(T_T)
ランクは3部作合わせてのもの。
このシリーズは私の中で1番なのです(^ω^)

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2009年10月04日

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待ってました!!

やっと発売☆☆☆

コレ。。。今までの登場人物フル出場な予感です!!


チャグム。。。男前になってるし!!


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2009年10月04日

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ネタバレ

いよいよラスト三部作に突入。

前作「蒼路の旅人」で海に飛び込んだチャグムを追ってバルサが動き出した。
チャグムの計画は、たくさんの複雑な各国の事情や、チャグム自身が新ヨゴ皇国ですでに死んだ者として扱われている事実、また、予想以上のタルシュの力の及び方を前に思ったようには進まない。
なんと、カンバル王側近にもタルシュの息がかかっていた・・・!

誰にどんな思惑があって、どことどこがつながって・・・あぁ、もう混乱!
私の頭では一度さらっと読むだけでは、あちこちにほころびがあって、読みながら頼りない記憶をさぐる、読み進める、一度頭の中で整理してみる、読み進める、記憶をさぐる、頭の中で整理・・・んあぁぁぁ!となる。

驚いたことに、上橋さんは執筆の際、プロットを立てたり、メモをとったり一切しないとのこと。あとがきにそう書いてあって、どんな頭脳をお持ちなのか察しがついた。この頭脳がなければ、いくら筆力があってもこんな壮大な物語はできまい、とつくづく思った。

バルサとチャグムが再び、試練を共にすることとなって、わくわくせずにはいられない!すぐにでも第2部へ突入したくなる本作たっだ。

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2022年07月19日

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ネタバレ

守り人シリーズ、そして旅人シリーズの集大成となる最後の物語。今までの話が統合されて出てくる感じで、一気読みしてきた身としては感慨深いものがある。何年もかけて読んでいたら登場人物を忘れてそう(笑)
チャグムの足跡を追いかけて、いつもぎりぎりのところまでたどり着くのになかなか会えずにもどかしく感じたが、最後にああなってこうなって、うーん序章にぴったりだという展開とオチ。
しかし世界観が広がりすぎたせいもあるかと思うが、タルシュ帝国がロタ王国に感づかれてほしくなかったことをチャグムはイーハンに教えたかどうか、というところが省略されていたり、チャグムの追手がそれだけしかいなかったの!?と疑問に思ったりする場面もあった。追手といえば、バルサが人を殺したのは(このシリーズでは)初めてじゃないかな…。それだけ緊迫感があったということか。

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2020年06月06日

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ネタバレ

蒼路の旅人のチャグムの話から再びバルサのストーリーへ。ここで2人の人生がまた重なり合う。情報を得ながら、時に命の危険に身をさらしながらチャグムを追うバルサ。そしてバルサが襲撃にあうチャグムの命を助け、チャグムの成長振りに驚く。
ここからまた2人のたびが始まる。そのたびを見届けたい気持ちでいっぱいになる。

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2016年09月08日

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ネタバレ

新ヨゴ皇国を救うため、一人海を泳ぎきり、幽閉されたりしながらも奮闘するチャグム。
葬儀も終えて死んだと思っていたチャグムが生きていることを知り、護衛も依頼されたバルサ。
バルサに迷惑をかけたくないチャグムが、秘かに旅立ったりもするが、ふたりはやっと出会える。

国と国との争い。打算。再会時のバルサがよかった。

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2016年02月26日

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11月-9。4.0点。
新ヨゴ皇国を救うため、影で奮闘するチャグム。
チャグムを救う依頼を受けたバルサ。二人は出会えるのか。
一気読み。チャグム、成長したな。物語は、
精霊、ファンタジーから、政治・冒険へ。久しぶりの
メンバーの名前も出てきて、ラストへの道筋か。
次作も楽しみ。

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2014年11月14日

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チャグムは受難すぎる。バルサの齢を重ねてきた描写も入ってきた。ヒュウゴは有能なイケメン野郎。ロタ王国のカシャル再び。シハナの再登場は嬉しかった。自分の感情を優先させないところはプロ。
新ヨゴ、ロタ、カンバルの3国のかけひき、南のタルシュの思わく。少しだけ、ヒュウゴの考える最善策がご都合すぎる感じがしないでもないが、タルシュも一枚岩ではないことがもっと語られるとよりおもしろさが際だってくるような。
カンバルに向かうところで終わる。

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2018年10月15日

Posted by ブクログ

久しぶりにバルサだよ。
バルサ来たよ~。やっぱバルサが一番好きだな。
これで終わってしまうと思うと寂しいんだけど。
ハッピーエンドになりますように。
ドキドキしながら読み進められるので、楽しいです。
タンダがもうちょっと出てきて欲しいなぁ…。

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2010年10月14日

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とうとう新潮社のゆっくりしたペースでは待ちきれず偕成社の軽装版を買って読み始めてしまいました。いよいよタルシュ帝国との本格的な戦いが始まりました。新たに登場した敵ヒュウゴの動きは気になる。シリーズの始まりと比べるとファンタジーとしての神秘さがほとんど出てこないのが寂しいところ。星3.5かな。

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2011年09月20日

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[ 内容 ]
行方不明の新ヨゴ皇国皇太子チャグム。
チャグムを追ってひとりロタ王国へむかう女用心棒バルサ。
壮大な物語の最終章『天と地の守り人』三部作の第一部。

[ 目次 ]


[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年06月24日

Posted by ブクログ

守り人シリーズも残り僅かですね。
今回の巻は、蒼路の旅人から続く、バルサ視点の物語です。
蒼路で行方不明になっていたチャグムを追いかけて、ロタを旅するバルサでございます。35という年齢もあって、だいぶバルサもくたびれてますね。
本人も年を感じているような描写がございますが、まだまだお強いw
何度か怪我をしたりしつつも、何とか苦難を乗り越えていますね。チャグムの出番はほっとんどありませんでした。
一応最後に再会しておりますがw

新ヨゴはどんどんと立場的に滅びに向かっております。
タンダどうなるんだろうなぁ。
あと2冊で終了ですし、きっとハッピーエンドで終わるんだろうな、とは思いますが、続きが気になりますね。

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2009年11月07日

Posted by ブクログ

守り人シリーズ最終三部作の第一部。

一つの映画を見ているようなスケールで、どんな場所でも思わずのめりこんで読めてしまうのが、この作品の魅力。

アニメで知ったこの作品も、いよいよ終盤戦にさしかかり、今まで出てきた国々が一つの大きな国の脅威にさらされ始めた。

一度は生死不明だったチャグムの手がかりを得たバルサは、再びチャグムを救うべくその足跡をたどるのだが、なかなかたどりつかないと同時に、不穏な政情が耳につくようになってくる。今後、二人は再開することができるのか、そして、タンダなどバルサをめぐる人々の運命は・・・。

走り出した第一部、全部で三部作の長編となるので、じっくり楽しみたい。


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2009年10月04日

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守り人シリーズ8作目です。

このシリーズを読み始めてから、ずっと違和感というか、変な感覚を感じていました。
それを、私は“感情面をあまり深く描いていないから”だと思っていたのですが、今作の井辻朱美さんの解説を読んで、『あぁ、こういうことだ!』と納得しました。

この作品は“一つの場面の中で、語りの視点が外部のカメラになったり、つぎつぎに複数の人物の内面のつぶやきになっていったりするだけでなく、視線の行った先がふいにズームアップされたり、ものを見つめる視界が急収縮したりするように思えるのだ。”

そう。まさにこれ。
この作品を読んでて感情移入をすることがあまりないので、正直、チャグムとバルサが何故そこまでお互いを想い合ってるのか、イマイチわかりません。
精霊を数時間で読み終えたせいかとも思ったのですが、一緒に過ごした時間は駆け足で描かれているせいでしょうね。
それと、この井辻さんが書かれていること。

面白いですよ。
だけど、ばりばりに感情移入したいなら、他の小説の方がいいかもですね。

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2013年11月01日

Posted by ブクログ

あっという間に読めた。夜、寝たくなくなるほど面白かった。

バルサ、チャグム、タンダ、シュガ、ヒュウゴ、それぞれがそれぞれの背景があり、各人が思い通りにならない世界を背負って、生きている。

でも一生懸命、自分の信念に従って行動していく。

ナユグの世界(異世界)はたまに出てくるけど、それほど出てこない。

サグの世界(現実の世界)は、今、国取り合戦中。
ナユグの世界は、天変地異が起きている模様で、暖かい川が北の方までながれてきて、今まで海ではなかった箇所が海になっていたりする。

ナユグが見えるアスラ、タンダに助けられたコチャが、異変に察知して警笛を鳴らしている

ナグルに暖かい川が流れているから、北の食べ物が豊かになり、南は海の底?だから食料がとれずに困っている。


この辺りが、どう2、3部で絡まり合ってくるのだろうか?

タルシュ国の侵攻に対して、ロタ、カンバル、新ヨゴ国はどのような決断をしていくのだろうか。また、サンガルは今タルシュ国になびいているが、基本は自由人の国。どのようにかわっていくのだろうか。


楽しみです。

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2013年02月10日

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「大の大人が雁首ならべて、動かせないでいる運命を、わずか十六のあんたが、なんで、ぜんぶ背負いこまねばならない?」

背負いこんでしまう人が、主人公になるんだよね、物語でも、人生でも。
自分の人生なのに、自分は脇役で、誰か主役の人が作るストーリーに振り回されているように感じてしまう…。
いつまでたっても主体的になれず、受け身で逃げ腰で…。
そんな自分を、今度こそ辞めたいので、バルサとチャグムの旅の続きに戻ります~

「わたしが背負っているのは、重荷じゃなくて…夢だから。」
チャグムのこの台詞、鼻がツーンとしまさた( ; ^ ; )

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2011年03月21日

Posted by ブクログ

(……ずいぶん、大人になったんだなぁ。)
 頭の中ではわかっていたつもりでも、実感できていなかった歳月の長さが、あの便りを読んでいるうちに、くっきりと心にせまってきた。
 十一歳のチャグムを、ふいに背負いこんでしまったあのときは、命を守ることだけを考えればよかった。
 だが、十六になったチャグムをとりまいているのは、複雑で巨大な、国と国とのかけひきの渦だ。それに……、
(チャグムは、そのことをちゃんと知っている。自分がどんな道を歩いているのか、わかって歩いている。)
 チャグムはもう、為政者となる道から逃げようとはしていない。皇太子になるのがいやで、宮の暮らしがいやで、いっしょに旅をしたいといっていた、あのころの少年ではないのだ。
 ふっと、ヒュウゴの言葉が耳によみがえってきた。

 ――あの方には幸せになってほしい。だけど、きっと、もう、あの方自身、そういう暮らしを夢みてはおられないんじゃないかな……。
(本文p260-261)

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2009年10月04日

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