上橋菜穂子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
I've always been fascinated by dreams in general, so I was really looking forward to this book in particular.
In this story, the author focuses mainly on dreams that are so comfortable and wonderful that it becomes very difficult to wake up from and go back to reality. Other stories I've read that involve dreams also include horrifying nightmares and so it was a little refreshing to have a situation where good dreams are the potentially dangerous ones.
I think my favorite part of this book was トロガイ's story when she was young and fell in love. At the very end of the book when 上橋菜穂子 explains where she got the character idea of トロガイ, she mentions 沖縄のおばあたち and I instantly understood トロガイ's character completely. I almost laughed out loud at that part. トロガイ is an exact persona of those sharp-tongued, iron-willed grannies in Okinawa. You can't ever underestimate the power of those small, little grannies. Cross them and they will EAT YOU. ;D -
Posted by ブクログ
前作『蒼路の旅人』で海を隔てた南の強国タルシュ帝国に捕虜として捕らわれ、その野望を知った新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは、タルシュ帝国から新ヨゴ皇国に送り返される途上、ある思いを抱いて船から海に身を投げ、行方知れずとなる。
本作『天と地の守り人 第一部』では、チャグムはタルシュ帝国の捕虜になる前に戦死したことになっており、新ヨゴ皇国ではすでに葬儀も行われている。
女用心棒バルサは、彼女あてに託された手紙を受け取り、チャグムが死んでいないことを知り、チャグムを探すため、ロタ王国に向かう。
チャグム探しの旅の中で、バルサにもチャグムを取り巻く複雑な国と国との駆け引き、国の中での主導権争いなどが少しずつ明らかになっていく。
バルサはチャグムを探し出すことができるのか…? -
Posted by ブクログ
「異文化交流」「異文化共存」。 あまりにも手垢にまみれた感のあるこの言葉。 それぞれの言葉が持つスローガンは高尚なものだと思うし、決してそれらを否定するものではないけれど、その実現となると絶望的なまでに多くの問題を孕むものなんだなぁ・・・・ということを改めて再認識しました。 極論すれば異文化が共存するために必要なことは「侵略なしの相互不干渉」しかないのではないか・・・・と。 だいたいにおいて「農耕民族」と「狩猟採集民族」が同じ道義で生きているはずはないし、「土地を所有する」という考え方がある民族と「土地はみんなのもので個人に属すものではない」という考え方がある民族が同じフィールドに立てば摩擦が起こるのは必至なわけで・・・・・。
(中略)
はっきりしていることは、文化が違う者同士が接触する際に、決してそこには誰もが納得する「絶対的な優劣」は存在しないということを自覚するべきであるということだけなんだと思うんですよ。 例えば文化的な生活を営む私たち先進国の人間は、とかく原始的な生活を送っている人たちを「歴史の発展から取り残された可愛そうな人たち」とか「ある種のノスタルジーを感じさせる貴重な(稀有な)人たち」と考えがちだけど、それは自分の物差しだけで物事を見ているちっちゃな考え方だし、彼らからすれば余計なお世話なんだということをきちんと自覚すべきなんだと思います。
でも悲しいことに人類はその歴史の中でこのことに関して無自覚な行動を繰り返してきたし、その結果として今も尚世界のあちらこちらに「民族問題」「人種問題」を抱え続けています。 そしてそれを何とか解決しようとする善意の活動であってさえもその多くは「上から目線」で解決策を模索しようとしているような気がしないでもありません。
(全文はブログにて)