上橋菜穂子のレビュー一覧
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購入済み
和製ファンタジーの傑作
NHKのアニメに騙されて(?)いままで読まなかったことを後悔しました。海外のファンタジー作品と違ってダークな要素が少なく湿度の低い世界観が新しいと思います。風景や「獣」の描写も独特の手触りがあって素晴らしい。ちょっとスーパーすぎる(笑)ヒロインの成長がストーリーの基軸ですが、スピード感があって盛り上がります。
ところで、本作を読んでいると過去の名作にインスパイアされているのを感じます。でも悪い印象はなくて、うまく乗り越えこれだけの傑作にしているのは作者の力量だと思います。
はやく続巻も電子化してほしい.... -
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Posted by ブクログ
ネタバレ物語はとても重く辛いのだが
心が洗われるような感動があとに残る素晴らしい最終巻。
チャグムはその経験からいっても
身分や風習からいっても、けして戦地に赴き
しかも戦闘を行うような立場の人間ではないにもかかわらず
顔を覆うこともせず、己の傷も厭わず斬り込んでいく。
厭わぬというのは正確ではない。
殺すことも、殺されることも、恐ろしくて仕方ないはず。
それでも、己の故郷を守る為に兵を率い、彼らを戦いに追いやり
自分だけが手を汚さずにいるような卑怯な真似はできないと考える。
その潔癖さと純粋さが、カンバルやロタの兵にも伝わる。
心身ともに傷を負ったチャグムを心から心配し、彼のテントを
離れられずに -
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Posted by ブクログ
I've always been fascinated by dreams in general, so I was really looking forward to this book in particular.
In this story, the author focuses mainly on dreams that are so comfortable and wonderful that it becomes very difficult to wake up from and go back to reality. Other stories I've -