上橋菜穂子のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み漫画化されたのを全巻読んで、終わりかたに納得出来なかったので、探究編と完結編を読みました。読んで良かったです。
バッドエンドじゃないと仰る方がいらしたが、私もそう思います。と言うか、終わりではなく今は一時の平安という感じ。また、遠い将来に似たようなことが起きるんだろうなと思えてならない。
ジェシと相性が悪くて、読んでてすごいストレスでした。(なんだ、このガキは😡)と思いながら読んでました。(よく考えたら、子供のころのエリンも似たようなもんだったかな?
いちばん許せないのは、身重のアルを飛ばせたことで、自分の大切な者のためなら他者の苦痛を顧みない、そういう行為が物凄く嫌いです。
(アルと子供 -
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Posted by ブクログ
ネタバレおぉ・・・
この「2」はとっても気になるところで終わってしまいました。
オリエに「香君」として、自分と同じ特殊な能力がないことに薄々気づいていたアイシャですが、ムチヤリの幼虫による害から回復したオリエと、マシュウにそのことを含めた多くのことを教えられることになります。この、マシュウから綿々と語られる過去からの話に、時折ぼうっとして話がこんがらがってくる自分の貧相な脳が悲しい・・・。
マシュウの出自や自分との関係の可能性、それから、マシュウたちがこれからやろうとしている危険で重大な計画が知らされたとき、アイシャはマシュウたちとともに生きていくことを決めます。
マシュウが成し遂げようとしているこ -
Posted by ブクログ
本を読んでいるのに緑の風を感じるよう。
とにかく読みやすい。
実は昔、NHKでやっていた「獣の奏者エリン」のアニメを見ていたので、小説も読んでみたいと思っていた。
日頃、ホラーやサイコな怖い小説ばかり読んでいて、夢見が悪いのでたまにはファンタジーをと読み始めた。
アニメを見ていたことが逆に仇となり、文字で紡がれるエリンや、この世界に出てくる生き物の造形を、頭の中で自分で描きたかったなぁと、アニメを見たことを少し後悔した。
それくらいこの不思議な世界にどっぷりと浸かれる。いや、浸かりたい自分がいる。
情景を表す柔らかい文章がやや多めだが、サラサラするする読めるのでガンガン読み進められる。
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