上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 香君2 西から来た少女

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    国の名前が色々でてきたり政治的な話がでてきたり一見難しいけど、おもしろくてするする読んでしまいました。香りの声というのがおもしろいです。
    異世界の話なのにリアリティがすごい!

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    2025年03月12日
  • 鹿の王 1

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    獣の奏者はアニメでみただけ、精霊の守り人もアニメ、ドラマをちょろっとかじっただけの私には挑戦の本でした。アンデルセン賞の吉報があって読んでみようと思ったのがきっかけだったかな。

    文庫本の一巻の終わり、えーっここで⁈次、2巻!と口に出したのを覚えてます。
    こんな物語をいくつも創造する頭脳と精神力。何度上橋菜穂子さん、すごいなぁと思ったかわかりません。いつか獣の奏者の原作を読もう、と心に誓いました。数年がたちましたけど。いつか。

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    2025年03月16日
  • 香君2 西から来た少女

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    とにかく描写が細かくて美しいです!
    まるでその場にいるかのように情景が浮かんできます。

    アイシャが持っている香りの声を聞く力でこれからの展開がどうなっていくのか楽しみです。

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    2025年03月08日
  • 香君4 遥かな道

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    ようやく完結。メモしていた全ての謎、伏線が見事に解決、回収されていて驚くばかり。終盤のアイシャの演説シーンが好きです。嗅覚だけでなく深い洞察力が魅力。3巻連続で読み進めたのでしばらくこの世界観から抜けられない

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    2025年03月06日
  • 獣の奏者 III探求編

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    エリンとイアルが一緒になってよかったぁ
    っていうのと同時に、エリンは神々の山脈に行くんだろうなって思っていたので最後の展開にはびっくり、だけど息子を1番としつつも世界に向き合うエリンの今後が早く読みたい

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    2025年03月02日
  • 鹿の王 水底の橋

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    ネタバレ

    正直なところ、ヴァンやユナの描写がチラッとでも出ないかなぁと期待しながら読んでたんだけど、…残念だった…。でも物語は特に後半、引き込まれるように一気に読みました。相変わらずホッサルの医療に対する姿勢が素晴らしい!ミラルも素敵だし。途中ホッサルの縁談話でこっちも悲しかったけど、最終的に身分差がなくなって明るい未来が見える終わり方でとてもよかったです。

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    2025年02月28日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    ははあ、こう言う結末になるのかあ。
    ちょっと思ってたのと違った。

    最終巻。
    異郷の蝗害の脅威の前で国家としてどう対応するのかと言う選択を迫られる展開。
    なのでファンタジーよりも政治の話が前面に来た感じがする。
    その中でアイシャの香君としての決意と立場が国を動かすわけだけど、ちょっとすんなりとは腑に落ちなかった。
    作者の物語としては珍しくご都合主義というか、そんな簡単に行くかなあというのが素直な感想。
    この混乱の中、人を動かすのならもっと劇的な奇跡が必要な気がする。

    それと最後まで神郷の秘密が謎のままになってしまったのも残念。
    それもあってスッキリしないのだろう。
    その辺、続編とか書いてもら

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    2025年02月22日
  • 香君2 西から来た少女

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    オアレ稲に隠された謎、アイシャとマシュウの関係等々。物語が進むにつれて増えていく複雑な人間関係や設定の奥深さに脱帽。これは一気通貫で読むのがベストですね。ということで、このまま3巻に突入します。

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    2025年02月20日
  • 香君3 遥かな道

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    ネタバレ

    やっぱりそうなるよなあと言うのが素直な感想。

    掟を無視したオアレ稲の栽培で勃発する異郷からの蝗害。
    古き記録に記される災害の再来か。と言う展開だった。
    詳細は異なるがこの展開は実は一巻を読んだ時からある程度予想できた。
    その時、真の香君アイシャの活躍は? と期待していたのだけど、今巻ではまだ戸惑いの中にいるようだ。
    ひとまず蝗害は終息するのかと思わせてラストで不穏な引き。これまたそうなるよなあと思ってしまった^^

    この先はおそらく神郷に向かう展開になるのではないかと思うのだけど、そこに何があり、アイシャの母親たちがどんな存在なのか?
    大き謎が解き明かされ、危機は乗り越えられるのか?
    ミステ

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    2025年02月20日
  • 香君2 西から来た少女

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    ネタバレ

    アイシャがオアレ稲の秘密を知り、香君と破滅に至る道を避ける為に活動することを決意する前半。
    後半は実際の活動を経て物語は意外な方へ展開を見せる。

    アイシャが香りで知る世界の描写がとても魅力的。
    まるで目で見るように映像が浮かぶ。
    例えば嗅覚の鋭い動物たちもこんなふうに世界を認識しているのだろうかと興味が湧く。
    物語的にはとにかくオアレ稲の特性がかなり厄介でまだ謎が多く、まさしく物語の鍵を握る存在だ。
    ラストに匂わされているものはオアレ稲では?と思ったけれど、さて正解は?

    よし次に行こう。

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    2025年02月17日
  • 香君1 西から来た少女

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    ネタバレ

    嗅覚が並外れていて香りで様々な意味を知る少女が主人公の上橋ファンタジー最新作。
    『香君』という題名だけど主人公は香君ではない。(この先どうなるのか分からないけど)

    文庫の第一巻は、まさしく始まりの巻で、キャラと世界観の説明に大半が割かれていて、ラストでようやく物語が少し動き出した感じ。
    それでも、オアレ稲という特別な稲にはなんとなく遺伝子操作の香りがするしオオヨマと言う害虫には蝗が連想される。
    なんとなく物語の方向は見えた気がするけれど、この先、起こるであろう災害に、主人公の少女や香君がどんな役割を果たして、どんな謎が明らかになっていくのか楽しみ。

    さあ、次行こう!

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    2025年02月14日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

    ネタバレ 購入済み

    ようやく納得

    本編では明かされなかったエリンたちの馴れ初めが見れて良かった。いきなり結婚してて、どうしてそうなったかもわからなかったので過程が知れて納得です。それぞれの人生が刹那という題名通りだと思います。

    #切ない #深い

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    2025年02月13日
  • 香君4 遥かな道

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    世界観が作り込まれていて、想像力を掻き立てられる作品でした。最初から最後まで作品の世界に浸りっぱなしで、ファンタジー作品ならではの没入感を久々に感じられて楽しかったです。

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    2025年02月09日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    人間と獣、そして戦。兵器の部分が獣に変化した心境はたちまち心の傷を抉るだけ。
    戦争は誰も得をしない。本当に今を生きる人は思っているのか。
    ファンタジーだか、戦について大人も子どもも考えさせる内容になっている。きっと読んだ人に何かしら与えてくれる作品ではないだろうか。

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    2025年02月08日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    ネタバレ

    この外伝は、児童向けの皮を被った、超絶大人向けの小説だと読んでいて感じた。なんというか、じっっっっっっっ…とりとした大人の面倒臭い感情が絡み合った末に結ばれるという過程が描写されており、そこに性表現が挟まれ、リアルさを演出しているように見えた。
    闘蛇編、王獣編、探求編、完結編を通してあったテーマは、『秘匿された情報の探究、そして獣と人間の在り方』だったのだが、この外伝ではそのテーマが無くなり、ヒューマンドラマ一筋になっている。
    正直、上記の四作のようなテーマを期待して読むと肩透かし感があると感じるだろうが、それでも上橋先生の超絶技巧による世界観構築のおかげで、キャラに思い入れさえあれば大丈夫だ

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    2025年02月06日
  • 鹿の王 4

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    面白い!医療小説としてのリアリティもあり、現実的なファンタジーだった。

    4巻は特に展開も大きくとても満足したが、鹿の王全体で見ると3巻あたりの中弛みもあり、総合すると星4つかなという印象。

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    2025年02月06日
  • 鹿の王 水底の橋

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    鹿の王のヴァンとユナが登場していないと友人に言われても、続編なんだから、きっと面白いはずと思いながら読み始めました。ホッサルとミラルが阿吽の呼吸で診察をする場面や2人が身分の差で一緒になれない…でも、身体を張ってミラルを助けるホッサル。2人の関係、暗殺未遂事件、その結末、楽しめます。自分がコロナ感染し、良くなってきた頃に、この本を読みました。倦怠感を感じていますがミラルの向上心に元気づけられました。

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    2025年02月02日
  • 鹿の王 4

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    「鹿の王」が本当は何を意味するのか。
    どうしようもなく切ない。

    だけど、それを理解し、心から感謝し、慕うものは確実にいる。

    その後を読者に想像させる終わり方は、悲しみの中に唯一存在する希望のようだった。

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    2025年02月01日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    上橋さん読み返しの一環。

    他の上橋さんの作品を読み返した時と同様に、ほとんど内容を覚えていないことが分かった。好きな作品の内容は忘れない方だと思っていたのだけど。

    自分にとって上橋さんの作品は、作品を読むことで自分自身に没入していくことのできる稀有な力があると感じる。ハルキニストにとっての春樹作品のように。
    人それぞれ、相性があるのだろう。

    王獣編は一晩で読み終えた。多少、翌日に影響が出たけれど笑

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    2025年01月31日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    争いのきっかけは勘違いや小さい事から始まる。
    国を守ると言うことは一体どういう事なのか。
    エリンとリランの絆が深くなっていく一方、どうしても本能で制御できない部分もある。
    祖先が作った規範は良くも悪くも、争いを避ける上では必要だったのでしょう。
    国を守る為にはやはり戦いが必要。
    そして、これはイアルといい感じなのでは。

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    2025年01月22日