上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部

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    ネタバレ

    いよいよラスト三部作に突入。

    前作「蒼路の旅人」で海に飛び込んだチャグムを追ってバルサが動き出した。
    チャグムの計画は、たくさんの複雑な各国の事情や、チャグム自身が新ヨゴ皇国ですでに死んだ者として扱われている事実、また、予想以上のタルシュの力の及び方を前に思ったようには進まない。
    なんと、カンバル王側近にもタルシュの息がかかっていた・・・!

    誰にどんな思惑があって、どことどこがつながって・・・あぁ、もう混乱!
    私の頭では一度さらっと読むだけでは、あちこちにほころびがあって、読みながら頼りない記憶をさぐる、読み進める、一度頭の中で整理してみる、読み進める、記憶をさぐる、頭の中で整理・・・んあ

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    2022年07月19日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    まさに刹那 獣の奏者の外伝で、第一部と第二部 の間の物語を中心に他の登場人物の物語を描いています。 刹那という副題は多分読んだ人には誰を指すのか想像がつくんじゃないでしょうか。本作は外伝まで読み終えましたが、素晴らしい物語でした。

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    獣の奏者第4巻完結篇。王獣と闘蛇を戦いの道具に使い一つの国が滅びた。この物語最大の謎に獣の奏者エリンは翻弄され、ついに真実が現れ、物語は完結する。 上橋菜穂子さんの本でこの本が一番好きになりました。重厚なファンタジーの世界に秘められた最後の謎が明らかになった時、深い読後感と満足感を得られました。未読の方にはぜひ読んでいただきたい作品です。

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者 III探求編

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    第二部前半 獣の奏者第3巻。王国を揺るがした事件から10年、獣ノ医術師となったエリンは母が死ぬ原因となった闘蛇全滅の謎を解明するために故郷へと向かう。 骨太ファンタジーの第二部です。もともと上橋菜穂子さんは獣の奏者を2巻で完結させるつもりだったそうです。しかし、解明されなかった謎が残されたので、3巻と4巻を書いたそうです。

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    第一部完 獣の奏者2巻。獣ノ医術師となるべく入学したエリンは、そこで傷ついた王獣の子供リランに出会う。エリンとリランは絆を育んでいくが、王国の陰謀にいやおうが上にも飲み込まれていく。 獣の奏者のタイトルの意味がこの時点で明かされます。上橋菜穂子さんの本は、鹿の王と精霊の守り人を読んでいますが、本書が一番好きかもしれません

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    エリンは10歳の時に母親を失った。軍用に使う闘蛇をすべて死なせたという罪で処刑されたのだ。急死に一生を得たエリンは養蜂家の養女として獣ノ医術師になる道を選ぶ。 上橋菜穂子さんの骨太ファンタジーで外伝含めて5巻の構成です。1巻2巻で一部、3巻4巻が2部となっています。王獣と闘蛇という架空の生き物がいる世界で、エリンの成長が描かれます。

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者(3)

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    こんなに高評価の小説のコミカライズも珍しいんではないでしょうか?
    原作者の作家さんの意見も気になります。

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    2022年07月01日
  • 獣の奏者(2)

    購入済み

    壮大な歴史スペクタクルが紙上で繰り広げられて、目が離せませんでした。これは原作を読まないといけないなと思いました。

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    2022年07月01日
  • バルサの食卓

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    読んだというよりは、パラパラと楽しんだ程度だけれど、架空の料理を今の日本で手に入る材料でなんとか作り出す、なんて、その発想と努力がすごいと思った。
    どの食べ物も物語の雰囲気は壊さず、美味しそうな写真とともにレシピが掲載されていて、思った以上に楽しめた。
    やはり、読んだことのあるシーンでその食べ物の記憶が残っているレシピは興味深く見てしまう。「あぁ、あの時の、あの美味しそうなアレ・・・!」と。
    ・ノギ屋の弁当風鳥飯
    ・タンダの山菜鍋
    ・ロッソ
    ・胡桃餅
    などなど。

    レシピやその料理が出てくるシーンの抜粋とともに、上橋さんのエッセイ風の文章(フィールドワークの話やスイス・アーミー・ナイフを常備し

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    2022年06月30日
  • 守り人シリーズ電子版 5.神の守り人  上  来訪編

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    ネタバレ

    上橋さんの頭の中はいったいどうなっているのか。
    新ヨゴ皇国、サンガル王国、カンバル王国と出てきて、今度はロタ王国という国がでてきた。
    どの国にも独自の王家の歴史と伝統、そして伝説や伝承があり、同じ(かどうかも定かではないけれど)異界を、「ナユグ」、「ナユーグル」、「ノユーク」とそれぞれの言葉で表わす、などという、見事にリアルな世界観で物語が成り立っている。一体どうしてひとりの人が、こんな壮大な世界を考え出せるのだろう。

    冒頭のシンタダン牢獄の惨劇や、スファルが鷹に魂を乗せて空からバルサを追うシーンなどからは、「鹿の王」を少し思い起こした。

    本作でバルサが守ることになる、アスラ、チキサ達「タ

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    2022年06月27日
  • ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話

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    副題に「生と死をめぐる対話」とあるが、対談ではなく往復書簡という形式になっている。テーマは重いが、エッセイとして読むこともできる。
    上橋氏が他界されたお母様を心から愛しておられることが文章、行間から伝わってきた。
    無論悲しい話なのだが「これほど親を愛せるのか」という点では羨ましいとさえ思った。

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    2022年06月25日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    ネタバレ

    守り人シリーズ、4作品目。

    これまで、新ヨゴ皇国、カンバル王国が舞台だったのが、一気に世界が広がっていく。と同時に、侵略、戦争といったきな臭いものが漂ってくる。

    2つの序章の、読む側を惹きつける強さが素晴らしい。哀しい運命のエーシャナと、これまた悲しい運命になってしまったスリナァ。ここから、バルサやチャグムとどう繋がっていくのか、先を急ぎたくなる見事な書きっぷり。

    チャグムの新ヨゴ皇国と、隣国で多くの島を有して海を抱くサンガル王国の王家のあり方の違いなどが見事に描かれている。上橋さんの知識の深さに圧倒される。フィールドワークが源泉になっているようにも感じた。

    終盤になって、あれ、これ、

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    2022年06月20日
  • バルサの食卓

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    上橋さんの作品に出てくる料理を題材にした料理エッセイ。ファンタジー世界の食べ物の再現を試みる、という発想が凄い。
    料理は不得手のため「作ってみよう!」とまではいかなかったが、面白く読めた。

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    2022年06月19日
  • 守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人

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    ネタバレ

    守り人シリーズ、3作目。
    これまでの2作と違い、そんなに血生臭い感じはしない。バルサの槍も今回はそんなに活躍しない。
    今回は、トロガイ師やタンダの生い立ちもわかってくる。
    これまでよりもっともっと異質な世界の幻想的なお話。
    正直なところ、私の想像力がついていかないところがあって、
    何度も頭の中に疑問符が浮かび、「えっと、で、この人は、何だっけ?どんな役目?」と、何度も立ち止まってしまっては、やはりよくわからず読み進め、そんなことを繰り返しているうちに読み終わってしまった感じ。

    夢に囚われて現実世界に魂が戻ってこない。そんな世界を描いているという捉え方は端的に言い過ぎだろうか。タンダは、夢の世

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    2022年06月13日
  • 明日は、いずこの空の下

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    文化人類学者で作家の上橋菜穂子氏のエッセー。十七歳の夏にイギリスに研修旅行に行ったのを皮切りに、世界の国々に出かけた経験のエッセー。語り口調が時に口語調になり、読んでいて楽しかった。

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    2022年06月03日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    ネタバレ

    ずっと気にはなっていたけれど、シリーズの多さに身構えてしまい、それとなく読むことを避けていた作品。でもついに、上橋さんの「鹿の王」と「狐笛・・・」を読んで、手を出すことになってしまった。私にとっても長い旅になりそう(笑)

     端的に言って、素晴らしいファンタジーだった。これまで読んだ2作品よりも、よりファンタジーだったと私は思った。すごい世界観。圧倒的な世界観。この世界観とストーリー展開の完成度は言わずもがなだと思うけれど、物語の端々で人間の機微が巧みに表現されていたり、人間世界の真理をつく表現があったり、はっとさせられることが多かった。この世のものでないものの卵を勝手に宿され、運命に翻弄され

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    2022年05月31日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

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    上橋さんの描く物語の文化の繊細さや作り込みの奥深さは、こうした異文化との交流の経験とそれに基づいたリスペクトがあるからこそ、生まれているのだと感じた

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    2022年03月01日
  • 鹿の王 3

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    ネタバレ

    まだ病気を神の仕業だと信じている人たちのいる世界。
    キンマの犬を操る〈犬の王〉が登場したり、ヴァンとホッサルが同じ場所にいたり、登場人物たちが関わりを持ってくる。
    ツォル帝国に支配されて住む場所を無理やり変えられた移民族やそれを差別する土着の人びと。その悲哀が毒麦とキンマの犬を生んだことがわかる。
    黒狼病も民族によって罹り方が違ったり、キンマの犬→人間とダニ→人間で薬の効きが違ったり、描写が細かい。

    この巻は他にヴァンとサエの距離が縮まったのが面白かった。

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    2022年02月15日
  • 鹿の王 1

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    鹿の王というタイトルなので、ライオンキング的な物語かと思ったら、違いました(^_^;)。山犬に噛まれ、病を負ったヴァン、天才的な医術師ホッサルという人間の二人の主人公が活躍します。ヴァンは幼子を連れて逃げ、青年トマを助け、居場所を見つけようとします。ホッサルの方は従者マコウカン目線なので、跡追い師サエとともにヴァンを探す場面が展開します。黒狼で物語が始まり、黒狼で次巻へ続く。さすが本屋大賞。一気読みでした。

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    2026年01月12日
  • バルサの食卓

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    2年位、ズート持ち歩いた一冊です。
    電車に乗るたびに開いては、ワープしてバルサの世界へ、パスポート?
    匂いまで嗅げるような本です。

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    2021年10月02日