上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 鹿の王 水底の橋

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    鹿の王のその後、医療物でもあるが次期皇帝をめぐる陰謀劇としても面白かった。手触りのある具体的な描写で、とてもファンタジーと思えないところが好きだ。

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    2023年06月09日
  • 月の森に、カミよ眠れ

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    誰の話をしているのか途中読みづらかったけど、人が自然からはなれていく変遷、そこで起こる葛藤が分かりやすく描かれていて、ファンタジー小説とされているけれど歴史の話、現実世界に通じるところがあって考えさせられた。

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    2023年05月28日
  • 獣の奏者 III探求編

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    愛した人と結婚し、子供も授かったエリン。
    しかし、運命はそんな簡単に安らかな暮らしを許してくれない。
    国を守る兵器に王獣を使わざるを得ない。
    しかし、それを操れるのはエリンしか居ないからだ。

    さて、この後どうなる?!!

    ストーリー展開がものすごく、テンポも良いので、どんどん読み進めてしまう。
    なかなかのストーリーテラーですな。
    上橋菜穂子さんは。

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    2023年03月30日
  • 命の意味 命のしるし

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    他者の痛みが想像できること
    境界線上に立つ人ー「中間者」シャガール
    シカ猟で鉛中毒
    ピラミッドの頂点は猛禽類 -ライオンマン

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    2023年01月30日
  • 獣の奏者(3)

    ネタバレ 無料版購入済み

    エリンは獣医学部へと進学し…

    エリンとジョウンの過去が交錯し、ジョウンの教育者としての能力の高さが判明しますね。教え子にはなまじ公平に接していたので出来の悪い息子持ちの高級官僚に疎んじられ……まぁ学校組織とかには如何にもありそうなエピソードは、原作者の経験とも関連していたのかもしれません。
    エリンは勉強し続けて亡き母のようにもなりたいとの思いが強くなり、王獣の面倒をみるべく、寄宿舎付きの学校へと入りますね。
    良質な作品ですね。TVアニメは配信されていないようですが、見てみたくなりますし、原作も然りですね。

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    2023年01月19日
  • 獣の奏者(2)

    無料版購入済み

    王獣がカッコよくてイイですし…

    やはりだんだんと作品世界が広がりますね。ミツバチの生態等は現実世界とさほど差がないようです。主人公、とても好奇心旺盛で聡明っぽいですね。
    巻末には原作者とまんが担当者の対談等も再録されているのが良いです。
    王国の警備兵や、王族その他も出てきますし、森の中で遭遇する王獣も良いですね。
    良質で丁寧な作品ですね。

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    2023年01月19日
  • 獣の奏者(1)

    無料版購入済み

    東洋風ファンタジーの幕開けで

    龍のいる世界で、霧の民、その他、水田に恵まれている中央の国と、そことは異なる辺境よりの土地と。良い舞台ですね。
    原作者の作品も未読なのですが、丁寧な作画に惹き込まれますね。主人公の女の子も過酷な運命に翻弄されそうで、母は命を賭してでも守るべきものは守ったらしいのですが、詳細はまだ見えませんね。
    もう少し読み進めば一定、見えてくるのでしょうね。

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    2023年01月19日
  • 月の森に、カミよ眠れ

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    初めて作者の本を読んだ。この世界観、探していたものだった。聴き慣れない名前や言葉に理解が追いつきにくかったけれど、本当に素敵な世界観だった。

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    2022年10月30日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

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    人類学者の卵だった著者がオーストラリアに滞在し、街に住むアボリジニとイメージのなかのアボリジニのギャップにショックを受けながら、友情を通して〈理想の先住民〉ではない隣人としての姿を少しずつ知っていく過程を綴った体験記。


    管啓次郎の『本は読めないものだから心配するな』で紹介されていたので手に取ったのだけど、本当にいい本だった。文章は優しくとても読みやすく書かれていながら、オーストラリアに限らずありとあらゆる文化において他者を尊重するとはどういうことなのか、考えるヒントをくれる一冊だと思う。
    文化人類学というものがそもそも西洋のアカデミズムに拠っているという問題がある。先住民に〈野生〉の理想を

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    2022年09月24日
  • 月の森に、カミよ眠れ

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     大ファンである上橋菜穂子さんの初期作品。テーマなどは上橋作品そのものなのだが、最新作の「香君」などと比較すると、色々と分かりにくい印象。 
     デビュー作の「精霊の木」でも感じたが、「書きたいこと」と「ページ数」が整合していないのだろう。「荒削りでもデビュー作が一番面白い」という話はよく聞くが、この作品は逆で「テーマや面白さを伝える筆力が執筆当時は十分ではなかった」のだろう。

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    2022年09月18日
  • 風と行く者

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    ネタバレ

    前作「炎路を行く者」に収録されている「十五の我には」で、サダン・タラムという人たちが出てきて、「はて、こんな人たち、今まで出てきたっけな?」と思っていたら、本作で出てきた。

    あとがきによると、本作を書き始めたものの行き詰って、本作の一部として「十五の我には」が先に出来上がったそうな。
    毎度のことながら、上橋さんの頭の中はどうなっているのか。あれやこれやと辻褄が合わなくならないほど、世界観が完成しているのかと、ため息が出る思いだった。

    タルシュとの戦後、タンダと向かった草市で偶然にもサダン・タラムを助けることになり、さらにそのまま旅を護衛することとなったバルサは、20年前ジグロとともにサダン

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    2022年09月07日
  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者

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    ネタバレ

    バルサがジグロと共に、追手から逃れて暮らしていた頃が描かれている短編集。

    タイトルのとおり、村や家族から疎まれたり、離れてしまったりした流れ者が描かれる。

    タンダの親戚のおじちゃんオンザ、老女賭事師のアズノ、年老いた護衛士スマル・・・

    これは児童文学の域を超えている。私だって、正確に読み取れたかどうか(読書に「正確さ」もないとは思うけれど)自信がない。「ん?」と立ち止まって、上橋さんの意図をくみ取ろうとしたこと数回。

    人間の良い面も悪い面も上橋さんの手にかかってしまえば、フラットに描かれ、一度しか登場していない人物も人間としての温度を持ったひとりの人となり、読者の心に住み着いてしまう。

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    2022年08月22日
  • 鹿の王 4

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    歴戦の勇士、全体を統べるのではなく、全体を生かすために戦う者、鹿の王。病に罹る者、罹らぬ者、病から治る者、治らぬ者。その違いは何か。思想的な問答が続く前半。それぞれがそれぞれの思惑で動き、陰謀と策略、大展開が待つ後半。ヒーローはヴァン、ヒロインはサエ。ホッサルもいい働きをし、ミラルもそれを助ける。国と民と家族。すべてを丸く治めるエンディング。最終巻がよかった。

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    2026年01月12日
  • 獣の奏者(1)

    無料版購入済み

    絵が綺麗。

    上橋菜穂子さんのファンなので漫画版も読んでみました。原作ファンとしては少し物足りないところもありますが、アジアンファンタジーの世界観が絵として再現されているのは見ていて楽しかったです。

    #深い

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    2022年09月28日
  • 守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部

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    ネタバレ

    チャグムとバルサは、カンバル王に会うために北へ向かう。
    タルシュの刺客に追われ、追いつかれ、カシャルに助けられ、牧童たちに助けを請い・・・

    これまでの物語で出てきた人たちが再び登場して、チャグムとバルサに関わってくる。こんな楽しさはこのシリーズが長く、壮大だからこそ。

    絶大な力を誇るタルシュに北の国々はどう立ち向かっていくのか。もう八方ふさがりか、枝国になるのが最善でなくても生き残る道なのか、ハラハラしながら読み進めた。

    まるで歴史小説のようだったところに、異なる世界ナユグの影響がこちらの世界にも大きな影響を及ぼすことがわかってくる。絶妙なタイミングで上橋ファンタジーが・・・!

    北から

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    2022年07月25日
  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部

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    ネタバレ

    いよいよラスト三部作に突入。

    前作「蒼路の旅人」で海に飛び込んだチャグムを追ってバルサが動き出した。
    チャグムの計画は、たくさんの複雑な各国の事情や、チャグム自身が新ヨゴ皇国ですでに死んだ者として扱われている事実、また、予想以上のタルシュの力の及び方を前に思ったようには進まない。
    なんと、カンバル王側近にもタルシュの息がかかっていた・・・!

    誰にどんな思惑があって、どことどこがつながって・・・あぁ、もう混乱!
    私の頭では一度さらっと読むだけでは、あちこちにほころびがあって、読みながら頼りない記憶をさぐる、読み進める、一度頭の中で整理してみる、読み進める、記憶をさぐる、頭の中で整理・・・んあ

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    2022年07月19日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    まさに刹那 獣の奏者の外伝で、第一部と第二部 の間の物語を中心に他の登場人物の物語を描いています。 刹那という副題は多分読んだ人には誰を指すのか想像がつくんじゃないでしょうか。本作は外伝まで読み終えましたが、素晴らしい物語でした。

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    獣の奏者第4巻完結篇。王獣と闘蛇を戦いの道具に使い一つの国が滅びた。この物語最大の謎に獣の奏者エリンは翻弄され、ついに真実が現れ、物語は完結する。 上橋菜穂子さんの本でこの本が一番好きになりました。重厚なファンタジーの世界に秘められた最後の謎が明らかになった時、深い読後感と満足感を得られました。未読の方にはぜひ読んでいただきたい作品です。

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者 III探求編

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    第二部前半 獣の奏者第3巻。王国を揺るがした事件から10年、獣ノ医術師となったエリンは母が死ぬ原因となった闘蛇全滅の謎を解明するために故郷へと向かう。 骨太ファンタジーの第二部です。もともと上橋菜穂子さんは獣の奏者を2巻で完結させるつもりだったそうです。しかし、解明されなかった謎が残されたので、3巻と4巻を書いたそうです。

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    2025年12月21日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    第一部完 獣の奏者2巻。獣ノ医術師となるべく入学したエリンは、そこで傷ついた王獣の子供リランに出会う。エリンとリランは絆を育んでいくが、王国の陰謀にいやおうが上にも飲み込まれていく。 獣の奏者のタイトルの意味がこの時点で明かされます。上橋菜穂子さんの本は、鹿の王と精霊の守り人を読んでいますが、本書が一番好きかもしれません

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    2025年12月21日