上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 鹿の王 水底の橋

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    ネタバレ

    昨年、子どもが角川つばさ文庫版の「鹿の王」を読んでいたので、復習もかねて久しぶりに私も読みました。
    コロナ禍前と後では全く違う見方で読める内容で、自分の中の変化を感じる作品でした。

    今作は鹿の王の続編、ホッサルとミラルが主人公の医療ミステリです。
    私も中年になり健康が心配な年齢になりました。
    私が病気になったらミラルみたいな先生にお願いしたいです。

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    2025年01月12日
  • 香君2 西から来た少女

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    害虫によってオアレ稲の収穫ができず、飢餓に陥るというストーリー。この本を読んでいると、どうしても、今の気候変動と今後の食糧問題について、考えさせられました。それはさておき、短いテンポで、いろいろな勢力に属する人が大勢出てくるので、誰がどういう立ち位置か、若干苦戦しながらの読書でした。とはいえ、気になるところで、この巻は終了。次巻にも期待です!

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    2025年01月05日
  • 香君3 遥かな道

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    何かを呼んでいる、
    遥か遠いものを……

    香りの声が渦巻き荒れ狂い、アイシャを取り巻くーー

    迫り来る危機、翻弄される人々、
    手に汗握る圧巻の第3弾!
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    起承転結で言うと「転」のようです。

    3巻では、
    国の危機を打開する稲を手に入れ、
    国内に導入します。
    それが新たな危機を呼ぶ……

    これまで読んだ上橋さんの作品は、
    動物や獣、人と人の戦闘が多かったので、
    動きが大きかったり、抑揚も多くありましたが、
    本作は「農業」「稲作」が主となり、
    何と戦っているのかわからなくなります。
    ただ圧倒的な自然と、
    共存共栄していくための方法、
    人間が繁栄することは
    自然界にとって果たして良いことなのか。
    読みながら「サピエンス全史」を思い出しました。

    上橋さんの本は広い世界のなかに、
    小さいけれど懸命に生きる人間を描いてくれ、
    そこまで人が好きな訳ではない私に
    人と繋がる後押しをしてくれます。
    アイシャやオリエ、マシュウ…みんな良い人で応援したくなります。

    そして、次回は最終巻!
    元々は単行本上下巻だったものを、
    文庫として4冊に分けていらっしゃるようですが、
    区切る箇所が良すぎます。苦笑
    早く4巻が読みたくて仕方ない区切り方。
    読みたいけど、読み終えるのが勿体無いと思える作品です。

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    2025年01月04日
  • 香君2 西から来た少女

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    私のすべてを
    その他の中に摑んでいる

    喜びと悲嘆の稲「オアレ稲」
    その秘密を知ってしまったら、もう戻れない

    圧倒的な世界観、息を呑む展開の第2弾!
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    いつもレビューを書く時はPCなのですが、
    自宅でなかなかPCを開かないため、
    昨年は書き残せてない本たちがたくさん…
    「香君」は忘れないうちに書き留めたくて、
    スマホから書いています…!苦笑

    2巻では、
    主人公のアイシャが帝国と
    国の生命線ともいうべき稲の秘密を知り、
    物語の中心に向かって進んでいきます。

    カタカナがどんどん増えるし、
    この地方どこ??とか戸惑いましたが、
    アイシャやオリエの気持ちを思うと、
    目が離せず、頑張って読みました。笑

    国を守ろうとするもの、
    今の繁栄や生活を維持したいし、
    何十年、何百年先の未来も考えなくちゃいけないのに、
    利権争いに巻き込まれて、
    皺寄せがいくのは罪なき民たちなんですよね。

    終盤は続きが気になる終わり方すぎて…
    この勢いで3巻読みます!!

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    2025年01月03日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    ネタバレ

    イアルとエリンの馴れ初めは読ませていただいてありがたい、という気持ちだけれど、正直、本編までで最高に綺麗に収まっていたんだな、という気持ち。
    やっぱり描かないからこその余韻ってある。

    あと外伝だけはどう考えても児童向きでは無いなあ…

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    2025年01月01日
  • 香君2 西から来た少女

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    オリエがムチャリの幼虫に触れてしまい、顔が腫れ上がってしまう。
    急ぎ薬草を煎じるライナおばさん達。
    オリエの無事を知り、安堵感から泣き出してしまうアイシャだったが、
    香君であるオリエが、何故ムチャリの幼虫の匂いに気付けなかったのだろうかと不思議に思うのだった。
    ここでアイシャはオリエの苦悩を知ることとなる。
    オリエと視察官マシュウからオアレ稲の秘密を明かされたアイシャは、
    「香君に、偽物も、本物も、ない」
    「私にも、出来ることがあるかもしれない」
    と、この国一帯を救済する為に動き出す。。。

    1巻より面白かった!
    ということは、この作品は自分に合っているんだろうな……と、ホッとする。
    全4巻である本作を読みはじめるにあたり、ツマラナイと思ってしまったらどーしようと思っていたからだ。
    そんな心配は無用だった。

    アイシャがさらわれてしまい、この後どーなる!?ってところで続きは第3巻へ。


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    2024年12月30日
  • 狐笛のかなた

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    憎しみ合いと呪い、獣と血の匂いがする中で、汚れなき美しい物語が軽快に進んでいく。読み終わった後は、清々しく洗われたような気持ちになった。

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    2025年01月06日
  • 香君2 西から来た少女

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    アイシャが香君だと思ってたので、オリエや歴代の香君の設定にちょっとびっくり。
    勝手に頭の中でアイシャはナウシカ。
    ぜひジブリでアニメ化して欲しい!

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    2024年12月15日
  • 香君2 西から来た少女

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    アイシャの成長がすごく進みビックリした。でも、これからどう物語皮動くのか楽しみ。政治要素が強くないと良いけど…。

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    2024年12月13日
  • 香君2 西から来た少女

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    ネタバレ

    登場人物同士の葛藤、対立。
    全ての関係が複雑に絡み合って、揺らいでいる。
    主要登場人物の三人だけでも、立場や気持ちが一言では割り切れないので、物語をするすると読み進めてしまった。

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    2024年12月08日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    ファンタジーは苦手なので、存在は知っていたけど読もうとしなかった。しかもシリーズ多いし。
    世界観に入り込めるか心配だったけど、テンポもよく登場人物が魅力的で一気読み。
    2作目も読んでみようと思う。

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    2024年11月09日
  • 獣の奏者 IV完結編

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    漫画化されたのを全巻読んで、終わりかたに納得出来なかったので、探究編と完結編を読みました。読んで良かったです。
    バッドエンドじゃないと仰る方がいらしたが、私もそう思います。と言うか、終わりではなく今は一時の平安という感じ。また、遠い将来に似たようなことが起きるんだろうなと思えてならない。

    ジェシと相性が悪くて、読んでてすごいストレスでした。(なんだ、このガキは😡)と思いながら読んでました。(よく考えたら、子供のころのエリンも似たようなもんだったかな?

    いちばん許せないのは、身重のアルを飛ばせたことで、自分の大切な者のためなら他者の苦痛を顧みない、そういう行為が物凄く嫌いです。
    (アルと子供が無事で良かった)
    人とはそういう者だと言われたらそれまでですが、こういう事をする人間は、自身の抑えきれない欲望のためなら同じことをするからです。


    …ジェシにあの場面を見せることが必要だったのは、解るんですけどね。

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    2024年11月09日
  • 物語ること、生きること

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    上橋菜穂子さんがどのようにして素晴らしい作品たちを生み出していったのか。こちらを読んで、ルーツを知れたのが嬉しかったです。
    影響を受けた本や学んできた事を知り、ここからバルサやエリンや小夜が生まれたのだと、とても不思議な気持ちになりました。素敵な作家さんであることが大変良くわかる本でした。
    「境界線の上に立つ」登場人物が多い事への疑問も解消できた気がします。

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    2024年11月05日
  • 精霊の木

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    守り人シリーズ、獣の奏者から上橋菜穂子さんに魅了されこちらを読みました。
    知らない、見たこともない世界なのに目の前にあるような壮大な景色に圧倒されました。
    とてもおもしろかったです。

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    2024年10月22日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

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    #2024年に読んだ本 55冊目
    #10月に読んだ本 2冊目

    著者自身と、著者が取材した
    それぞれの人の、一人称というものを
    大事にして書かれているのが誠実だと思う

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    2024年10月07日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(7)

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    エリンは王獣の訓練をしながらジェシと暮らしていく中で、ジェシも獣ノ医術師になることを決意しカザルム学舎に入学する。
    家族の温かさが感じられてホッとする巻だった。

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    2024年09月01日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(6)

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    王獣を訓練して王獣の兵隊を作ることに悩むエリンだが、ついに王獣部隊を作ることを決心する。また、イアルは大公の兵と真王の兵との架け橋になるために闘蛇乗りになることを決意する。
    今までの疑問がどんどん解決していって物語が終盤になっていくのを感じる。

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    2024年09月01日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(5)

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    31歳になったエリンが闘蛇の大量死の真相を突き止めるよう命じられ、闘蛇の生態や過去の出来事を知ることになる。
    闘蛇の謎が解けていく様子がとても面白い。

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    2024年09月01日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(2)

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    エリンが成長し、王獣の医術師を目指すようになる。
    傷ついて弱った王獣の治療をすることになったエリンがそれまでの王獣との接し方の常識に疑問を持ち、自身の経験を活かして王獣を傷つけずに治療する方法を編み出そうとする様子がとても面白かった。

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    2024年08月31日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)

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    まだストーリーの序盤だが、キャラや生き物が挿絵と文章によってとてもリアルに想像でき、また唯一の家族である母親を失ったエリンの苦しみや、ジョウンの実の親のような優しさなどに感情移入してしまい、とても引き込まれる面白い内容だった。

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    2024年08月31日