上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 鹿の王 1

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    しょっぱなからロールプレイングゲームのようなドキドキとワクワクが止まらない!
    登場人物も動物たちもみんな魅力的。
    早く次を読みたい!

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    2025年12月20日
  • 鹿の王 2

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    ネタバレ

     二巻目、今回は以前の評価を一つ抑えたのは、おそらくはここの部分は「承」にあたるからなのかも知れない。
     今回は、医術師であるホッサルがメインとも受け取れよう。病の原因を辿ることになるのだが、まさに現代の医者とも捉えられ、しかも名医に間違いないのであろうが、人の身体も病も全てを理解出来るなどとは思い上がっていないところに本当に著者の思いが込められていそうである。
     また原因を突き止めていくにあたり、考えもしなかった人為ということが垣間見られた。
     よくよく昨今のコロナは、武漢からということで意図的に開発された感があり、そういうところにも結びつけられてしまうところに、この物語の奥深さや面白みがあり、また惹きつけられ、考えさせられるのであろう。
    そしてホッサルの「本当に、その〈キンマの犬使い〉とやらが、病を武器にしようと思っているのだとすれば、傲慢もいいところだ。犬は支配できても、病を支配できる者などいるはずがない・・・」の言葉には、まさに人としての思い上がりを思い返されると同時に、それでも病に対してもがき足掻く人類としての宿命すら感じざるを得ない。
     また病に犯され生き延びたヴァンは、以前とは違う自分を意識する。確かに病を自身の中に入れることとはどういうことなのであろうか。今では当然のようにワクチンやら小さき時から接種するのであるが、それ以前と後では、忘れられているが違って当たり前で、それをいかに表現するのか、どう理解させるのか著者の筆致が冴え走るところがあろう。
     また成長していくユナなど気になるところをまだまだ残しつつ3巻目へと続く。

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    2025年12月14日
  • 鹿の王 2

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    鹿の王2。今回は、前回と比べて少し物語が進展し、面白かったです。シリーズを通して、黒狼病という未知?のウイルスがテーマであるため、コロナウイルスを連想して、より現実味を感じた。ウイルスに対抗するために奮闘するさまがかっこ良かった。

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    2025年12月07日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    ネタバレ

    エリンがカザルム王獣保護場の教師となり、王獣の飼育に成功。王獣が政治利用されはじめるところまで。少しずつ運命の歯車が重なってラストに繋がっていくのを感じる。!

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    2025年12月05日
  • 獣の奏者 III探求編

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    エリンとイアルが結婚していたなんて。
    ここにきてやっと冒頭の闘蛇の大量死の原因がわかって、ついに全てがわかる最終巻へ。
    待ち遠しい!

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    2025年11月30日
  • 鹿の王 2

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    この本を読み終える前日にyahooニュースであがってた女優小島可奈子さん。
    今この方に絶対お勧めできない本ですね、この鹿の王は。
    だめですよ、絶対!

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    2025年11月26日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    獣の奏Ⅳ。ファンタジーではあるものの、壮大な歴史小説のように感じ、現実世界にも何か通じるものがあったと思う。エリンと王獣リランが心を通わせているように見えても、やっぱりどこか壁があるという人と獣の限界を感じた。加えて、どうせ最後はハッピーエンドだろ?という斜に構えた見方をしていたので、良い意味で裏切られました。エリンやリランたちも含めた登場人物たちが亡くなったことは、悲しいと思うと同時に物語の深みに還元されているように感じた。

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    2025年10月31日
  • 香君4 遥かな道

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    面白かった。アイシャが成長し最後は香君として自分の存在意義を見出せた。排除ではなく共存。今の社会にも言えることがあるよね

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    2025年10月28日
  • 鹿の王 3

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    3巻目は解説が西加奈子さん。
    勝手な想像だけど、1人の人間にどっぷりと浸かり、その彼/彼女の人生譚として描き出すことに長けた西さんが、ファンタジー世界での“生”をミクロとマクロ、人間の内側と外側から執筆し切る上橋さんにリスペクトしてるのもなんだか分かる気がするのはイタめの慢心か。
    火馬の民のもとに主要人物たちが集結して、いよいよ物語はクライマックスへ。
    早く仕事から帰って読みたい。

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    2025年10月20日
  • 鹿の王 2

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    ネタバレ

    ヴァンの物語もホッサルの物語も気になるところで終わるな〜、まだまだこれからだけれど、面白くなってきた。
    まだ両者の物語は交錯せず、暗躍する何か大きなものの輪郭がぼんやりと見えてきている状況。

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    2025年10月15日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    獣の奏者Ⅱ。真王と大公、王獣と闘蛇という対立で物語が進むため、分かりやすくて物語に入り込みやすかった。特に主人公エリンが後半に進むに連れて王獣と繋がることを恐れ、リランとの関係が悪化しつつあるのではないかと心配したが、その分最後にリランがエリンを助けるシーンに感動した。人間と王獣にはどうしても分かり合えない壁がありつつ、それでもエリンとリランの間には、切れない絆があるのだろうなと感じました。

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    2025年10月12日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    悲しい結末にはならないでほしい…と願いながら、でも、エリンの選択にはハッピーエンドを想像できなくて、読み進めるのが辛かった。
    最近、この先に辛い展開が待っていると想像すると、読むのに気力が要るようになってきた(苦笑)
    だが、すごくストレートに作者の言いたいことが伝わってきたように思う。この展開でなければ、きっと伝わらない。
    知識を得て考え続け、継承していくこと。
    それが人生であり、歴史なんだと。

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    2025年10月04日
  • 香君4 遥かな道

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    最終巻。バッタの災害が凄まじい速さで広がり、国を襲う。アイシャたちは事態の収束必死に図るが、それぞれ諸国の思惑があり、容易に方向転換できない。そのとき、窮地に立たされた香君オリエは決断する。人が神として存在する世界。神なる香君が人々の上に立つ。この作戦はうまくいくのか。だって人は人で神ではないのだから。命の危険も顧みず、行動するオリエとアイシャ。意外な展開、最良の結果。香君の出自を知るアイシャ。これからの香君の歩みに祝福あれ。完。

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    2026年01月12日
  • 鹿の王 3

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    ホッサル軸とヴァン軸がついに交わる。上橋作品らしく、登場人物がみなそれぞれに善人なので読んでいて気持ちが良い。ミッツアルの疾患特性も徐々に明らかになっていて面白い。

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    2025年09月27日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    夢中で読んだ。これで完結と思うと寂しいけど、温もりを感じるいいラストだった。
    香君とオアレ稲は同一のテーマを持った存在だったのかと、いまさら察した。異界から運ばれてきた『種』で、類稀な能力を持ちながら、この地で芽吹いた存在である以上は周囲と手を取り合って生きなければいつか滅びをもたらす。オアレ稲も香君も、遠い未来にはこの地になじむのだろうか。
    それはそれとして推しカプ結婚した。

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    2025年09月14日
  • 香君1 西から来た少女

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    たぶんアジア、古代くらいの世界観なのかな。
    少女の冒険目当てで読み始めたんだけど、農政の話がかなり具体的でおもしろい。まだ本当に序盤で、これからどんどん話が広がっていくのだろう。はやく次巻を買いに本屋さんに行かなきゃ!

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    2025年09月11日
  • 精霊の木

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    「精霊の守り人」の作者とは思えない拙い文章…SFで近未来を書きたいのか知らないけど、主人公達の説明口調がひどい。「あら料理してくれたの?」「クッカーが作ってくれたものを並べただけさ」じゃなくて、クッカー(自動料理機)でよくないか?、逃げている途中なのに敵に向かって説明しすぎではないか?などひっかかる部分はあり半ばまでは我慢しながら読んでいた。
    でも、後半はグングン惹きつけられたし最後にはどうしようもなく胸を打たれてジワーッと泣いてしまった。(でも文で今何がどうなってるのか分かりにくい部分はあった…!!)
    デビュー作だったのか…!
    うーーん!!!!!読みにくいのにおもしろかった…!!うーーーーん…。今の文章力で書き直して欲しい気持ちと、このまま置いておいて欲しい気持ちがある。
    物語の根底のテーマもすごくいいのに本当に読みにくい。勿体無い

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    2025年09月09日
  • 香君3 遥かな道

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    オアレ稲に虫害が発生し、虫害は藩王国を超えて帝国の中にまで広がっていく。そんな中、更なる虫害が物凄いスピードでこの国を襲う。

    オアレ稲を食べる恐ろしいバッタとアイシャ達の追いかけっこの臨場感が凄くて、寝る時間を惜しんで夢中になって読んだ。

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    2025年09月07日
  • 香君2 西から来た少女

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    この国の神である香君のオリエは、何の力もないただの美しい人間であることを知ったアイシャは、オリエとマシュウと共に、この国が抱える問題を解決すべく、動き出す。

    物語が少しづつ動き出し、どんどん面白くなってくる。この小説は何より物語の設定が面白い。

    奇跡の穀物と呼ばれているオアレ稲。痩せた土地でもぐんぐん育ち、年に何度も収穫出来て味も良い。病虫害に強く、連作障害も起きないが、オアレ稲を育てた土からは、オアレ稲以外の穀物は育たなくなる。
    普通に育てたオアレ稲からは種籾を取ることが出来ず、種籾は帝国からのみ支給される。

    帝国はオアレ稲を政治の道具にして、自らコントロール出来ない程に領土を広げ、繁栄する。帝国とその属国はオアレ稲に完全に依存した生活基盤の下に成り立つようになる。

    そんな中、オアレ稲の唯一の害虫であるオオヤマの発生が始まる。

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    2025年09月07日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    外伝もおもしろかったです。
    本編を再読したくなること間違いなしです。

    大人になってから獣の奏者シリーズを読んだ人が味わえる感動があります。

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    2025年09月06日