上橋菜穂子のレビュー一覧
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これ、やばいですっ!
このシリーズ、完璧にはまりましたっ!
こんなにはまるとは・・私の何に触れたのでしょう・・・・
もう、麻薬のように次が読みたくなる・・
なんとも魅力的な世界@私にとって・・
私の大好きがいっぱい!満載ですっ!
これ・・児童書なのですが、勿体無い!!大人だって読め読めです(^_-)☆
前回、文庫化は待てない!と、軽装版を2冊、注文したのですが、一冊はまだ着てない@9月発刊のはず・・
もう、たまらなくって、また3冊、注文しちゃいました。
もう美もなんも気にしてらんない^_^;
内容は上記データベースを読んでいただくとして、これ、きっと実写化するんじゃないかなぁ・・
アニメ化だけじゃ勿体無い!
そしてハリーポッターをしのぐ興行成績、取れるんじゃないの??
とにかく面白い・・素晴らしい・・・・登場人物、全てが魅力的・・・
私も夢の世界に行っちゃいそうだ^_^;;;
ちっと無理があるけど、短槍使いのバルサ?^_^;
夢だから良いのだ( ̄^ ̄)v
なんかね、続きの本が来るまで、他の本がみんな繋ぎになってしまいそう・・^_^;
早く次の巻が読みたい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ「知りたい」「王獣を理解したい」というエリンの純粋な探究心が、いつしか国家や戦争という大きな問題へとつながっていく展開が印象的だった。
人間が自分たちの都合で獣を利用し、戦争の道具にしてしまう怖さが描かれる一方、エリンは最後まで獣と向き合い続ける。
その姿がとても凛々しい。
母となったエリンとジェシの親子関係も心に残り、エリンが次の世代へ何を伝えるのかという物語にもなっている。
そして、リランとは深く心を通わせながらも、最後まで完全には分かり合えない。
その「分からなさ」こそが、人間と獣が共に生きることの難しさと美しさを感じさせる。
壮大な物語を締めくくるにふさわしい、深く心に残る完結編だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ幼かったエリンが、いつの間にか母親になっていることにまず感慨を覚える。
イアルとの間に生まれたジェシとの家族の日々には、これまでとは違う穏やかな温かさが感じられて嬉しい。
一方で、闘蛇の大量死をきっかけに、王獣や闘蛇、霧の民にまつわる謎が一気に深掘りされ、「探求編」の名にふさわしい奥行きのある展開に引き込まれた。
物語も「獣を知る」だけではなく、国家や政治、軍事へと広がり、エリンの「知りたい」という純粋な探究心が大きな流れを生み出していく。
家族を守りたい思いと、真実を追い求める姿が重なり、エリンの成長を強く感じる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ傷ついた幼獣リランに対して、エリンがこれまでの経験と鋭い観察力を頼りに、少しずつ距離を縮めていく過程がとても良かった。言葉が通じない相手だからこそ、鳴き声や仕草を注意深く観察し、自分で考え、自分で答えを探していくエリンの姿が格好いい。
最初は、エリンとリランなら種族を超えて完全に分かり合えるのではないかと思わせられる。しかし、交流が深まるほど、人間と王獣の間には決して越えられない部分があることも見えてくる。「分かり合えた」と思った瞬間に、実はまだ分かり合えていなかったという描写が印象的だった。
そして、エリンがリランを育てる方法は、王獣を扱う人々が守ってきた規範から少しずつ外れていく。自分のやり方は本当に正しいのかと悩みながらも、自分の目で確かめ、自分の頭で考え続けるエリン。その姿勢に強く惹かれた。
さらに、王獣が戦争のための戦力として利用される可能性が浮かび上がり、物語は一気に重みを増す。「獣を守りたい」というエリンの思いと、「国を守るためには王獣を利用したい」という人間側の論理。その対立を通して、人間と獣が共存することの難しさを深く考えさせられた。エリンとリランの交流の温かさだけでなく、その先にある重いテーマまで描かれているところが素晴らしい。 -
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ネタバレ冒頭から、エリンの母ソヨンが闘蛇の「牙」を死なせた責任を負わされ、処刑されるというあまりにも過酷な展開に一気に引き込まれた。母を失った幼いエリンが、その悲しみや孤独を抱えながら生きていく姿には胸を打たれる。
そんなエリンにとって大きな支えとなるのが、蜂飼いのジョウンだ。ジョウンは、傷ついたエリンをただ哀れんで助けるのではなく、一人の人間として自然に受け入れてくれる。その距離感がとても温かく感じられた。エリンが母を失った悲しみを抱えていても、無理に忘れさせようとしたり、こう生きるべきだと押しつけたりすることはない。エリン自身が考え、興味を持ち、やってみようとする気持ちを大切にしているところが印象的だった。
特に、エリンが獣について知りたいという好奇心を見せたとき、それを否定せずに見守り、必要なときにはそっと手を差し伸べるジョウンの姿が素晴らしい。エリンにとってジョウンは、母を失った後に初めて安心して自分らしくいられる場所を与えてくれた人なのだと思う。ジョウンとの暮らしの中で、エリンは少しずつ笑顔を取り戻し、自分の「知りたい」という気持ちを大切にしながら、未来へ進む力を身につけていく。
だからこそ、エリンがやがて獣ノ医術師を目指していく姿には、単なる成長以上のものを感じた。過酷な運命によって一度は大切なものを奪われたエリンが、ジョウンとの交流を通して、自分自身の人生をもう一度歩き始めていく。その過程がとても丁寧に描かれていて、心に残った。
『闘蛇編』は、エリンの壮絶な運命に引き込まれる物語であると同時に、ジョウンのように誰かの可能性を信じ、見守ってくれる存在の温かさを感じられる物語でもあると思う。ジョウンとの交流があったからこそ、エリンが自分の好奇心や才能を伸ばし、自分の道を見つけていく姿がより印象的に感じられた。 -
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ネタバレジェードとルクランはペアになって、ラムラーと呼ばれる花の受粉を助ける
<神の蝶>を<蝶の影>から守る、降魔士という仕事についている。
ラムラーの実は滋養に満ちており、一年に何度も実をつけてくれることから、
人々から大切にされてきた。
<神の蝶>と<蝶の影>は聖域である<闇の大井戸>から出てくるため、
ジェードとルクランは<闇の大井戸>の近くで暮らしている。
ルクランには不思議な特徴があり、<神の蝶>と<蝶の影>が現れる予兆である
鬼火に反応し、意識のない状態で鬼火に触れようとしてしまうのである。
ある日、ルクランは自分が育った孤児院に向かうことから、
ルクランの育ちが少しずつ明らかになっていき…。
時を同じくして、ラムラーに異変が生じる。
古くからの言い伝えが断片的にしか伝わってきていないことも重なり、
ここから一気に話が動くのが上橋先生の本の特徴である。
しかし、上橋先生の本の特徴の1つである隠密集団が出てこない。
先生の大ファンであり、待望の本であったがゆえに、
少し残念で、星を1つ減らして星4とした。
あとがきの言葉は心に沁みました。上橋先生の本が好きな理由がここにある。
「私の中にはずっと、人間同士のやりとりだけを見ていては見えないものが
あるのではないか、という思いがありました。この世には、実に多様な生命が
満ち溢れていて、それぞれが様々なつながり方で複雑に関わり合っている。
人もまた、その中に組み込まれているひとつの命の姿なのだから、その在り方を
見つめることで、見えてくることがあるのではないか、という思いです」 -
Posted by ブクログ
1番心に残ったのは、あとがき。
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今の私の目には二十数年前には見えなかった、この物語を未熟と感じた理由が見えていました。
直そうと思えば、直せる、と思いました。
しかし、今の私の視点で直してしまったら、この物語が持っている「熱や勢い」今の私にはもうない、未熟でありながらも輝いていた若さの発露のようなものが、消えてしまうかもしれない。
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小学生のころ、幼稚園のころに描いた絵を見つけて、下手くそだなあと直したら、お母さんがすごく残念そうな顔をしたのを思い出した。
確かに読んでいていつもの世界観はあるもののどこか物足りなかった。あとがきを先に読んでいたら、もっと一緒に慈しむような気持ちで読めたかも知れないなと思った。
やっぱりいい作家さん。これからももっとこの世界観に浸りたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまさかの異種険ファンタジー恋愛もので驚き。最初の登場人物一覧で薄いのに人多すぎ………とビビったが、別にいつも通りで難なく読めた。
順当に行けば小春丸と小夜が結ばれるのでしょうと思いきやで癖に刺さった。
小夜ちゃんと野火くん、最終的に幸せになれて良かったねと思うなど。 二人とも霊狐になれたなら寿命も同じになるのかな、そうなら幸せだね。
でも道中、だれかが死ぬ展開しか想像できなくて、かなり辛い、しんどいと思いながら読む羽目に……。なんならもう手が進まなくなってしまって終章を先に読んでしまった。
全部読んで思ったが色々とボリュームが物足りないなと。 政治も恋ももっと見せてくれ!!