上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 香君1 西から来た少女

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    さすがの上橋菜穂子作品だ。人名や地名がどんどん出てくるので、メモを取りながら読む。

    植物や昆虫の声を香りで聞くという少女アイシャはこれからどうなっていくのだろう。弟と共に捉えられるという衝撃的な入口から、もう目が離せない。

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    2026年08月06日
  • 神の蝶、舞う果て

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    一番好きだったのはあとがき。
    私が感じた疑問や違和感の答えをズバリ書いておられた。
    こんな風に自分と向き合う方法があるのだとも思った。

    とにかく
    一瞬で物語の世界に引き込む表現と、日常の丁寧な描写に
    上橋さんらしさが表れていた。

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    2026年08月03日
  • 鹿の王 2

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    「鹿の王 2巻」は全4巻、まだまだ中盤でございます。1巻を読んでから時間が空いてしまい
    この世界に浸かるのに時間を要してしまいました。

    この小説ってテーマなんだっけ?って
    いうくらい前半は地味な医療のお話し。
    ファンタジーなもんで、感染症や伝染病の
    知見や処置がすごいのかどうかがわからない。
    でも面白い!不思議な感覚( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

    コロナを経験したワタシ達には他人事とは
    思えない恐怖ですね。( ´Д`)y━・コワ!


    3巻へ行きたいところで
    『楽園』夕木春男 が届きまして、
    こりゃ『楽園』行かねば7月が終われない!
    3巻、ちっと待ってくださいな♪( ´θ`)

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    2026年07月28日
  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者

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    バルサ、タンダの幼い頃。
    生前のジグロ。
    覗き見をするような感覚でした。
    「幼なじみ」というバルサとタンダの関係を見ることが出来てニヤニヤしちゃいました。

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    2026年07月28日
  • 神の蝶、舞う果て

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    素敵なファンタジーでした。25年くらい前に書かれたお話しとのこと、物語の中に若さが溢れている感じがします。自然界の不思議や道理に導かれて全ての生物は成り立っているという、絶妙なバランスが感じられます。上橋菜穂子さんの世界そのものですね。
    蝶と花と人間のお話しで、なんとも言えない幻想的な世界観でした。

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    2026年07月23日
  • 鹿の王 水底の橋

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    鹿の王の続編となる水底の橋と題された物語。黒狼病の危機が去った後ということで、医術師ホッサルと助手のミラルを中心とした話だったが、医療とはどうあるべきかを様々な視点から描いているところが面白かった。民族的に、宗教的に、そして過去の流行病を乗り越えながらも、完全制覇はない感染、病気と人間はどう立ち向かうのか。それぞれの立場での考え方に頷くところもありながら、無宗教の自分が意外と清心教の考えに近いと感じて驚いた。受け入れるべき病というのはあるもの、これも人生か。別に今は元気だけど。
    ミステリータッチの展開で後半はドキドキさせられた。この宿命をホッサルとミラルは受け入れるのか。結末は驚いたというより

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    2026年07月22日
  • 神の蝶、舞う果て

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    ネタバレ

    「精霊の守り人」シリーズや「獣の奏者」などの作者が、かつて雑誌連載した作品を書籍化したもの。
    きちんと組み立てられた異世界の物語で、すっとその世界に入り込める。
    ラムラーという唯一無二の作物を得るため、その受粉を助ける神の蝶をまもり、神の蝶を食べてしまう蝶の影を狩るカタゼリム(降魔士)は男女の2人組で狩りを行う。
    主人公のジェードと相棒のルクランはカタゼリムではあるが、ルクランが予兆の鬼火に異常に反応してしまうため、実際の狩りはしたことがなかった。なぜ、そうなるのか。ルクランの出自の謎に関する不吉な噂まで流される。
    実のところ、神の蝶や蝶の影、予兆の鬼火はなぜ同じ闇の大井戸から現れるのか。わか

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    2026年07月21日
  • 守り人シリーズ電子版 6.神の守り人  下  帰還編

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    ネタバレ

    宗教、国の違い。日本で生きているとなかなか理解できないどころか、そんな違いが問題になることも知らないで生活していってしまう。
    これって、一応児童文学?
    ファンタジー、魅力のある物語の中で、少し知識が植え付けられる。文化人類学者の上橋さんのお気持ちにただただ感動します。
    プロテスタントの両親のもとに生まれましたが、世界ではかなり多い宗教だとは思いますが、日本での子供時代は辛かった。 
    考え方は違ってくるのは当たり前です。
    そのモヤモヤを、説教ではなく様々な考え方を否定しないストーリー展開は、気持ちが良い。
    本当に。純粋に、面白い物語だと感じます。
    アスラが素敵なお洋服屋さんになれます様に。

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    2026年07月16日
  • 鹿の王 4

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    幾多の危機を掻い潜りながら生き延びるか、志半ばにして命を落とすのか。物語の最終章は登場してきた個々の人々、集団、民族、派閥、そして国が、どうなって行くのかを見極めて行くような展開だったが、結局勝ち残った人というのはいないのか、いや全ての人々が己の意思を貫こうとしながら生きる姿を描いたというところで終わりとなったのか。疑問符ばかりの感想にはなってしまうが、永遠に続く人間と病、ウイルス、細菌といったものとの戦いに終わりはないということなのだろう。
    冒険アドベンチャーの様相すらあって先を急ぎたくなる第一巻からだんだんと重いテーマがあることに気付かされ、最終章では終わりなき戦いを現代にも重ね合わせて考

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    2026年07月16日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    チャグムの物語。チャグムの成長が見られて嬉しい。
    シュガとの信頼関係も深まり、同じ年代の友も出来て、今後も楽しみです。
    ファンタジーの中でも、国を守るための政治、考え方はいつもの事ながらかなりリアル。
    最後まで楽しみました

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    2026年07月16日
  • 香君4 遥かな道

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    「たった1つこ穀物が見せた夢」
    オアレ米は異郷からもたらされた、飢えを凌ぎ、国や村を守り繁栄させられる神の穀物⋯ファンタジーとはいえ、元々その国になかったものは、元々は過な地に生息してたりして繁殖力が強かったりする。
    ただ可愛い、珍しいというだけで日本に持ち込まれ、捨てられた外来種。在来種と外来種との関係性だよなぁと。
    現代に照らし合わせて考えちゃったり。

    新皇帝が人間味ある人で良かった。
    イールは嫌いだ。まじで嫌い、こういう手のひら返しするおじさん。物語上必要なのはわかるけど⋯息子が人間味あったのが救い。頑張れ、ユギル。

    アイシャは2世だけど、香君として生きていくんだから、アイシャが望む

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    2026年07月15日
  • 神の蝶、舞う果て

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    なんだか、読みづらいというか、いつもと違うなぁ・・・
    と思っていたら、守人シリーズの頃、平行して書いていた作品なのだそうな。
    ご本人も忘れていたとか。
    あとがきがえらく長いので、それを読むために、読んだ感じ。
    本編もそれを知って読むと、なんだか輝くようなw

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    2026年07月15日
  • 香君2 西から来た少女

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    2巻目にしてやっと「香君」というタイトルの意味を知り、
    こういう系の話なのかとわかった。

    香君⋯活神(いきがみ)か〜
    オリエ様は文章から想像しただけで幻想的で美しい。
    神とされる苦悩もあるだろうけど、神々しい。

    この間に色々とあり、考えることも多くあり、弟たちのためち覚悟を決めた、まだまだ子供な主人公アイシャ。急成長。

    最後に事件が起こり3へ続く。
    気になって、止まらずそのまま3へ。

    完結した後に読み始めたから良かったけど、
    これ⋯発売待つのツライとこで切られてるなぁ。
    想像がつく分、で!?となる。

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    2026年07月15日
  • 神の蝶、舞う果て

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    表紙を『とんがり帽子のアトリエ』を描いている白浜鴎先生だったことと、上橋菜穂子さんの新作ということで一読。
    設定や展開にやや幼さが残っている印象。
    しかしやはり上橋先生ワールドというか、先生らしさが出ていた作品だった。

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    2026年07月15日
  • 神の蝶、舞う果て

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    ジェードとルクランは降魔士だ。そして男女の降魔士はペアで神の蝶を蝶の影から守るのだ。しかし一度もジェードは蝶の影と戦うことできなかった。それは相棒のルクランが予兆の鬼火に吸い寄せられてしまうからだ。なんとか鬼火からルクランを離すことで精いっぱいだったから。こんなジェードとルクランはこれからどうなるのだろうか?

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    2026年07月14日
  • 鹿の王 1

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    ファンタジーは世界観への没入感が鍵だが、凄まじい設定の緻密さと筆力。文化人類学者でもある著者の紡ぐ世界は本当にそこに息づいている。登場人物ひとりひとりが生きていると感じさせる。

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    2026年07月14日
  • 鹿の王 3

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    第三巻から単行本では還って行く者と題された後編に入る。東乎瑠帝国の侵略とアカファ王国の生き残りといった様相から各地に存続する民族、兵士たちの巻き返しと怒涛の展開をして行く中で、この物語は人間が如何に病気と闘って行くべきか、生命の存続をどのようにして守って行くのかといった壮大なテーマがあることに気付かされる。
    文庫本になって四巻に分割されているが、それぞれのあとがきを読むことで、この物語を落ち着いて理解することの助けになっている。
    さあ、バラバラの登場人物たちの関係性が見えてきた。様々な思惑のなかで別々に動いていた人達が一緒になろうとしてきたことも見えてきた。
    行くぜ、最終章。

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    2026年07月13日
  • 神の蝶、舞う果て

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    上橋菜穂子さんの『神の蝶、舞う果て』を読んだ。一番好きと言えるかもしれない大好きな上橋さんの新著ということで一気に読み、めぐる命の美しい営みを、厳しくも尊い自然のことわりを堪能した。ラストも好み。でも、なんだか引っかかるものがあった。だからあとがきを読んで、とてもスッキリした。

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    2026年07月12日
  • 鹿の王 2

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    医術師ホッサルとその集団がこの国のあちらこちらで発生する謎の疫病に挑んでいく展開が中心となる第二巻。民族、宗教、生命、血統、領土。国と地域の争いには付き物とも言える要素が絡み合いながら、この幻の国はどうなっていくのかという展開をしっかりと記憶していかないと、この先に待ち受けているであろう事象や戦いについていけないのではと思いながら読む。
    この地域はどこだろう、いつ頃の話だろう、王国の主は誰だろう、映像化されたら誰が登場するのだろう、と下世話な雑念を振り払いながら次へと急ぐしかない。

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    2026年07月12日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    それぞれにつかのまでも暖かい歓びがあった。
    ソヨンもエリンも暖かなひと時があって心温まったけど、余計にその運命に悲しくなったり…。
    エサル先生も色んな苦悩がある中で、胸に閉じ込めて、自分の道を歩いていて、かっこいい。

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    2026年07月10日