上橋菜穂子のレビュー一覧
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守り人シリーズ第五弾。
軽装版ですネ。
今回は初の上下巻。同時発売しております。
文庫版もきっと上下巻同時発売だと思いますが、私は文庫版出るなんて知らなかったので、聖霊の守り人を軽装版で購入。そのままの流れで、購入してます。
こちらの方が出るの早いですしね。
さてまぁ、元々のハードカバー版は随分と昔に出ておりますので、ネタばれどうしようかなぁ、と悩むところではありますが、一応文庫版の方が(うちの店では)売れているので、ちょっと注意しつつ。
バルサは何だかんだ言っても、やはり子供には甘いですし、タンダにも甘いw
タンダもバルサに甘いですしね。
シハナがあんまり好きじゃないなぁ。あのタイプは、 -
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前回のお話の続きで。アスラという少女が危険に追い込まれるとき、どこからともなく風がふいて神が降りてきて人を殺してしまう。下巻は離れ離れにされていた兄チキサにやっと会えるが、そこはロタ王国で、シハナのわなにまんまと嵌められてしまう。その罠とはタルの民は隠れるように暮らしていかなければならない!それに納得できないシハナとイアヌは命をかけての大勝負に出る、アスラにカミサマが宿るように・・・アスラはまんまとその罠に嵌ってしまい最後は意識はあるものの目覚めなくなってしまった。この話はこれで7巻まできているけれど本当に面白い。児童書とは思えないほどの内容となっているのが凄くよい!!
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Posted by ブクログ
守り人シリーズ4作目だが外伝的位置。
子どもにも読める文章ですが、リアルで立体的な構成で、大人の鑑賞に堪えるファンタジー。
新ヨゴ皇国の皇太子チャグムはサンガル王国の王位継承の祝典に招かれて星読博士のシュガと訪れる。
島の多い国サンガルは、王家の娘達が島守に嫁ぐことで結束を固めていた。
かっての小領主が今も島守りとして自分の領土を守っているのだ。
ところが大国の回し者が島守りを誘惑…
島守りの元で漁師と共に育てられたたくましい次男タルサン王子が跡継ぎの兄に向かって銛を投げるという暴挙。
宮廷は大混乱に…チャグムは陰謀の渦中へ飛び込んだ形となる。
ナユーグル・ライタの目という哀しい運命を背負った