【感想・ネタバレ】鹿の王 1のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年12月17日

再読。上橋菜穂子先生が大好きです。
今から鹿の王1を読み始める方、もし読み終えてから2を購入しようと考えているのでしたら、1を読み終える前に全巻を揃えておくことをおすすめします!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月25日

再読。
数年前に読み、今また読みました。

上橋菜穂子さんのファンタジーは、読みながらスラーっとその風景・背景が脳裏に再現されるくらい読みやすい。
ファンタジーだから、人物名は横文字だし、地名な風習など独自のものだけど、それが読んだそのまま想像するのが難しくない。
「あるもの」として読めるところがい...続きを読むい。

ネタバレです。

コロナ禍を過ぎて読んだからか、また感じ方が違いますね。
なぜならば伝説の病の発生に関しての物語だから。
コロナは伝説ではなく、新しい病であるわけだけども。

始まりから出てくる主人公のヴァンに感情移入するのか、それともホッサル側に感情移入するのか、どちらも同じ分量・熱量で描かれるので、ひとまずは感情移入することなく物語の流れを読み込みます。

奴隷というものがない日本の中で、奴隷として働いてきたヴァンが自由を手にし、今後また捕まることに対する可哀想だと思う気持ちもあれば、
新しい病のために、ヴァンがホッサルの元に行き、薬が開発されることを望む気持ちもある。

ともあれ、ヴァンが逃亡したところから読んで、これからの平穏な暮らしを望み望まれ過ごしている様子を見ていると、ヴァンがこのまま見つからずにいけばいいなぁと思うわけです。

そうはならないから、起承転結の「起」、一巻なのだけど。

p.288
オワタル人の生き方
「他者を生かすことで、自分も生きる。他者を幸せにすることで、自分も幸せになる」
それは祈りのように聞こえた。

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Posted by ブクログ 2023年11月12日

久しぶりに読みやすい本を読みました。めちゃくちゃ話が分かりやすいし世界観に入りやすい!面白い!
早く2巻が読みたくなる終わり方で早速買いに行こうと思います。
ヴァンの常人離れの技術に対して葛藤するところは人間臭くて親しみやすい。
登場人物の心情が丁寧だから寄り添って物語を見守れる感じがした。
ファン...続きを読むタジーはいいなぁ

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Posted by ブクログ 2023年06月07日

やっとこの物語の世界に入りました。やはりページをめくり登場人物紹介、地図と続いただけで「ファンタジーが始まるぞ!」とテンション上がりますね。物語はまだまた序章といった1巻ですが、飛鹿の出産のシーンを含め放牧民トマたちとの暮らしのありありとした描写はさすがでした。

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Posted by ブクログ 2023年05月04日

久しぶりにしっかりがっつりファンタジーを読んだ!という感じ。
あまりにも壮大なストーリーにドキドキ、その中で描かれる生と死や家族、愛情や尊厳、自然の美しさや厳しさにどっぷり浸かって大満足な読後感でした。

ヴァンとユナのこれからが気になります。

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Posted by ブクログ 2023年03月03日

映画を見て、なんか腑に落ちなくて、原作を買ってみました。映画のストーリーをどんどん補填してくれる感じ。
獣の奏者みたいにアニオリばかりなのは刺さればいいけど、刺さらなかったときはいい作品も悲しくなるから、少しアニメ制作も考えて欲しい。
今回はおそらく端折りすぎて、映画がよくわかんないことになっていた...続きを読むんだと思う…
まだまだ序章だと思うので、全4巻をこのまま一気に読んでいこうと思う

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月01日

リアリティな描写、表現で、その場に居るような思い、はらはらするような展開、次巻が気になる。
何よりも、最後の書店員の解説が素敵。


「試行錯誤しながら、でも自分たちだけでやってみると、人に頼っていたときには見えてなかったものは見えてくるものだ。」
鹿キング.....!

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Posted by ブクログ 2022年12月16日

1から4巻まで、まとめて。
これまで読んだ上橋氏のシリーズの中で1番の物語。命と体、国、の概念がすんなりとハマる。
この人の世界の構築力の評価は高いが、中でもこの話は秀逸。

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Posted by ブクログ 2022年12月10日

オーディブルで最後まで一気聞き。
さすがの上橋菜穂子作品。
民族に伝えられている歌に真理が隠れているようなところが民俗学っぽくて楽しい。

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Posted by ブクログ 2024年04月08日

感染症をテーマにした壮大なファンタジー

以下、1巻の公式あらすじ
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2015年本屋大賞受賞作! 父娘の壮大な冒険が、いまはじまる――!

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底...続きを読むにあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!
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上橋菜穂子さんの作品を読むのは初めて

こんなにも壮大でファンタジーなのにリアルだったのですねぇ

全部の感想は最終巻を読んでから

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Posted by ブクログ 2024年03月28日

読むのは3回目だけど、世界観と設定が面白い。バルサのそのモノ悲しさに少し似てるなあと主人公を思ってしまう。国同士の争い、それはやはり引き続き変わらぬ柱だ。ヴァンが幸せになりますように。

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Posted by ブクログ 2024年02月25日

東乎瑠帝国に事実上併合されたアカファ王国。帝国からの支配と戦う戦士団「独角」の頭であるヴァンは妻と子を病で失い、奴隷として岩塩鉱に収容されていた。ある夜、不気味な山犬の集団が岩塩鉱を襲い、黒狼熱と呼ばれる病が発生する。山犬に噛まれながらも生き延びたヴァンは、同じく岩塩鉱で生き残った幼子を見つけユナと...続きを読む名付ける。生き残った血のつながらない2人の親子の冒険、天才医術師のホッサルが黒狼熱の治療法を探すという二つの視点で物語は進んでいく。

まだまだ物語は始まったばかりで、登場人物を整理しながら読みました。

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Posted by ブクログ 2024年02月17日

表題や表紙からは想像もできない中身。
上橋さんの本を「ファンタジーに浸りたい!」と思って読むなら違う。ただ、病気・感染症それを取り巻く医療、そして政治的思惑が複雑に絡み合う、医療フィクションとしては一級だ。(★4なのは、ファンタジーを読みたかった!という私のがっかりから)
舞台は日本などとは全く違う...続きを読む異世界なのに、そこで巻き起こる現象が手に取るようにわかるのは、上橋さんの表現力と深い知識のなせる技だろう。ただ、医療技術だからなのか、ところどころ難しい。読むなら大人か、医療系フィクションを読み慣れた中高生か。
物語最初、岩塩坑で働かされる奴隷たちが次々と獣に襲われ病にかかり、唯一生き残った者の逃亡から始まり、一体何が始まるんだ?と思っていた。本作は2人主人公で、一方は医療で名を馳せている者。この2人がどう絡んでいくのかというのは予想ができず、面白かった。
また医療と政治という二つの思惑、そして宗教的思想が、いかに解決の障害となっているのかということに対しては、作中で度々憤り、もどかしい気持ちになった。
純粋に生活を営みたい、人を助けたいという思いが、このような障壁によって困難になっていく。理不尽であるが、人の社会はそういうものであるのを、大人であれば知っている。
だから、この本を読んで苦しい気持ちになりにくいのは大人だし、理解ができるのも大人だと思う。

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Posted by ブクログ 2024年02月03日

奴隷として捕まり、塩鉱で働くヴァン。
ある日、黒狼が押し寄せ、噛まれた奴隷や看守たちは死んでいった。
しかし、ヴァンは生き残り、脱出を図る。
偶然生き残った小さな少女を見つけ、旅立つのだった。

そして、医術師のホッサルは過去に遭遇した黒狼病に近い現状を、塩鉱の査察により把握する。
病気を罹患しなか...続きを読むったヴァンを調べるためにも、病気の治療法を求めるためにも、行き先を追う指令を下した。

リアルな世界観に息を巻く。
とても緻密に施されたこの世界の設定は、まるでそこまで見てきたかのようで、
「ファンタジー」というとどこかワクワクした少しポップな世界を想像しがちだが、
この作品はガチだ。
リアルな人間の、どこか遠くにある世界。
そして、この黒狼病の疫病としての怖さも、なんだか親近感がある。

二人の主人公がバトンタッチしながら交互に物語を紡いでいく。
いつ出会うことになるのか。楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2024年01月04日

まだまだ、序章ですが続きが気になります。
壮大なファンタジーで、世界観がしっかりしています。
国同士の思惑、部族の暮らし、そして主人公ヴァンの想い、とスケールが違う話がうまくミックスされています。
読みやすい文章で、サクサク読めました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月22日

まだ起承転結の起の部分だと思いますので、今後それぞれの人物がどのように関わっていくのかが楽しみです(^^)

サエの安否が気になるので、すぐ次巻を読みたいと思います!

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Posted by ブクログ 2023年09月28日

ファンタジー小説にありがちな煩わしい説明があまり無く、中の人たちの動き方で世界観を表現しているので、物語の始まり方としては神。
始まってすぐに作品に引き込まれた。

固有名詞と独特のルビは覚えにくいかな

☆3.7

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Posted by ブクログ 2023年08月18日

守人シリーズで上橋菜穂子さんにハマり、獣の奏者のあと、鹿の王を読み始めました。(守人シリーズは、天と地の守人は未読)。

鹿の王は本屋さん大賞受賞ということで期待していましたが、1巻を読んだ限りでは、まだ導入部という感じで話の方向がよく分からず、他の2つのシリーズよりも世界に入り込めませんでした。
...続きを読む
とはいえ、すごく面白いし、よくできた世界観には脱帽。今後の展開が楽しみです。

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Posted by ブクログ 2023年08月01日

守り人シリーズを読んだ後に鹿の王シリーズを読んだのだが、鹿の王の方がよりリアルだった。
医学をここまで繊細に、登場人物の感情と絡めあいながら詳しく描けるのが本当に凄いと思った
コロナを経たので、余計ウイルスというものに関して深く考える機会になった
上橋さんの死生観が大好き

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Posted by ブクログ 2023年07月13日

ファンタジーで地名とか人名とかがわかり辛いけど、あれだな、逃げてる様はレミレザブル。奴隷が逃げますのはまさにレミレザブル!女の子の名前はコゼット!町から町へ逃げる、最後はフランス革命かな?追いかける警察と、逃げる奴隷。奴隷は身分を偽り出産していく!そんな物語にナルニア王国?

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Posted by ブクログ 2023年06月06日

ずっと前から読みたいと思っていましたが、ファンタジーはあまり読まないジャンルなのでなかなか手が出ませんでした。
しかし満を持して読み始めたら面白いじゃないですか!!

起承転結の起に当たる第1巻。
奴隷として繋がれていた屈強な戦士が逃亡する中で、1人の赤ん坊を拾う所から物語はスタートします。
父娘と...続きを読むして暮らす中で育まれる愛情がなんとなく切なくて胸を締め付けられます。
とても惹き込まれます。これからどうなっていくんだろう。今後が気になります!

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Posted by ブクログ 2023年05月02日

壮大なとまではいかないが、大きな世界観でそれだけでワクワクした。飛鹿やトナカイの細かい生態の描写が、ファンタジーの世界を近く感じさせてくれてドキドキ。
物語の方は起承転結の起に当たるようなところでまだほとんど進んでないので、第二巻以降に期待。

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Posted by ブクログ 2023年04月14日

上橋菜穂子さんの小説を初めて読みましたが、さすがの作品で評価が高いのも納得です。創造性が溢れるストーリーで関心しきりです。世界が頭の中に広がっていく。。。次の巻へレッツゴー!

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Posted by ブクログ 2023年03月21日

地図やキャラクター説明がついてるから、読みながらチラチラ確認出来るのが良い。名前が難しいし地名も多いので(特に与多瑠、迂多瑠など、紛らわしいんじゃ!)最初は混乱するが、読み進めるうちに慣れてくる。
 
久しぶりのファンタジー、後半は一気読みだった。ユナ、ヴァンに宿った力の真相と、黒い狼の出所が気にな...続きを読むる...二巻へ続く(^^)

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Posted by ブクログ 2023年03月16日

1巻はまだ導入といういうか、
これから本格的な物語が始まっていくぞというところで続きへ。
気になるので揃えようかな

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Posted by ブクログ 2024年03月09日

名前とか位置関係覚えるのが大変すぎて今のところストーリー展開としてはすごい気になるけど、頭がぐちゃぐちゃになってる状態

けどきになる

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Posted by ブクログ 2024年02月25日

SF・ファンタジー書評
読書レベル 初級〜中級
ボリューム 296頁
ストーリー ★★★
読みやすさ ★★★
ハマリ度  ★★★
世界観   ★★★★★
知識・教養 ★★★
読後の余韻 ★★★
【2015本屋大賞受賞作】
一言感想:壮大なファンタジーの世界観にどっぷり浸かりたい方にオススメの作品です...続きを読む

第一巻なので、まだまだ序章という感じですが、大自然と戦乱、そして何故か生き残った主人公という世界観はとても好みです。

ただ、私にはあまり合わない読み心地でした。理由は、登場人物が非常に多く、しかも名前が区別しづらく、恥ずかしながら、読んでいる最中に「ん?これは誰だっけ?」と頭の中で何度も混乱してしまいました。おそらく今後の展開に必要なキャラ出しだと思いつつも、私には少しキツかったかもです。

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Posted by ブクログ 2023年06月18日

話が複雑で、登場人物も多いので、最初はなかなか読み進まなかった。でも徐々に慣れて来て少しずつ面白くなって来た。

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Posted by ブクログ 2023年05月10日

上橋さん作品という感じ。守り人シリーズみたいになにかに追われて逃げて子どもと一緒になる展開は同じような感じ。
1巻で完結でなくてまだ続くので2巻も読んでみようかなという感じ。
主人公のヴァンは国の特攻部隊で敗れて奴隷になっていて、そこで狼からの病気になり自分のみ助かる。もう一人の主人公的なホッサル(...続きを読む医者的な)ものに追われる。

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Posted by ブクログ 2023年02月10日

以前アニメの「精霊の守り人」を見てから、この作品はずっと気になっていました。
やっと読み始めました。カタカナの登場人物や世界観になれるまで少し時間がかかりましたが、面白いです。
さっそく2巻を読んでいます。

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購入済み

普通

2021年11月14日

ツオル系の名称の読みにくさを別にすると普通な小説。 別に面白く無いわけではないけれど、読み終われば忘れそうなどこかで読んだような内容の詰め合わせ。 

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