序章 予兆
第一章 ルクランと鬼火
一 インガとナシェム
二 休日の午後
三 悪い噂
四 真夜中の鬼火
第二章 〈永久の祈り〉と呪いの歌
一 シェーシェム師
二 真夜中に
三 ロロ鳥の光
四 虫干し
第三章 異変
一 黒い花が咲くとき
二 神に選ばれた者
三 恐れ
四 光となる繭
終章 葦の島
一 生命の巡り
二 激流の果て
あとがき 眠りから覚めた物語
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〈神の蝶〉
〈蝶の影〉
ラムラー
ラシェラン国、ラシェラン人とラトゥール人
降魔士〈カタゼリム〉、魔族〈カタグ〉
“寝顔は、あんたが見たいその子の顔を映している鏡みたいなものよ”
“偶然って本当にあるのかしら”
元の民族が違う、文化が違う、言葉が違う、伝承、伝わっている歌、民族間の水面下に潜む不破。
この世界の不思議、理、成り立ち、人間とそれ以外との関係。
インガとナシェムが漁師の子であることに涙する。
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上橋菜穂子さんの物語を読みたいと思いつつ積読に積読を重ね、本書が初読みになりました。あとがき冒頭にある“本書『神の蝶、舞う果て』は新作ではありません。”について事前情報として知っていたこともあり、はじめて上橋菜穂子さんの生み出す世界へ浸るに相応しい物語りだったと思っています。
他の物語も読みます。