上橋菜穂子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ上橋先生のエッセイ。
期待以上に面白かった。
自分も十代の頃『指輪物語』を読んでどっぷりはまったクチだ。
辛い旅の中でレンバスや時々誰かの家で食べるご馳走、
そしてサムが作る料理がとても印象的なのだ。
頑固に鍋を持ち歩き、危険を顧みず火を熾して料理をしてきたサムが
遂に鍋を捨てる。彼の料理のことを、フロドが覚えていないという、それほど消耗している。
食べることが大好きなホビットが。
映画ではカットされているけれど、本当にこれは重要なシーンなのである。
上橋先生も、物語の中に出てくる食べ物を大事に丁寧に描かれている方だ。
羽海野チカ先生の漫画にも、食べ物はたくさん出てくるなと思い返した。
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Posted by ブクログ
上橋菜穂子さんが作家になるまでの歩みをまとめた1冊。
「おばあちゃんとわたし」という子供の頃の上橋さん(めっさ可愛い)が登場するお話から始まるこの本は、上橋さんがとてもたくさんのものへの憧れを持っている人であること、臆病な自分を何とか奮い立たせて世界を広げてきたことを教えてくれる。
どのエピソードもキラキラと輝いていた。
上橋さんは「靴ふきマットの上でもそもそしているな!」と自分自身に活を入れるそうなのだけど、実際に靴ふきマットの外に飛び出すのにどれほどの勇気が必要なのか。
やはり臆病者の私には勇者にしか見えないのだった。
だからこの本を上橋菜穂子さんという1人の勇者の物語として私は読んでしま -
Posted by ブクログ
海にのぞむ隣国サンガルに招かれた新ヨゴ皇国、皇太子チャグム。しかし、異界からの使いといわれる“ナユーグル・ライタの目”があらわれ、王宮は不安と、やがて恐怖につつまれる。海へと消える運命の者を救うため、呪いと陰謀のなかをチャグムは奔走する。『精霊の守り人』からさらに広がる世界、守り人シリーズ4作目。(「BOOK」データベースより)
あの小さかったチャグムがこんな立派な皇太子になったのね。
国王の名代を立派につとめて、わが子の成長を見るようで感激してしまいます。
シュガのファンなのですが、冷静沈着に意見を述べたり、チャグムを命を掛けて守ろうとする姿に胸キュン(笑)。
バルサは登場しない、シリー