上橋菜穂子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テーマも壮大だし、世界観も奥行きがあったし、すごく読み応えがあった。
でもなんだろう、物語の壮大さに対して話が淡々と進んでいくのと、なんせ国や氏族同士のしがらみが複雑なので登場人物に感情移入することが難しく、読み終えた後、心を震わせるほどの感動はなかった。
未知の病の流行というテーマがファンタジーとしては斬新で心惹かれるものがあったのですが、途中から氏族の思惑が絡まり最終的には氏族と国、人と人の話に行き着いて、なんとなく私が求めていたファンタジーからは逸れてしまった。
個人的な好みではなかった、というだけの話なのだけど。
きっとユナたちはヴァンと無事に再会してオキに帰るんだろうなと自分の想像で補うことはできるんだけど、そこもだし、東乎瑠とアカファの関係とか、ムコニアの侵攻とか、薬は無事完成したのかとか、気になるその後が書かれていないので、全部すっきりして読み終わりたかったなーというのが本音です。
番外編までまとめ買いしたけど、番外編ではヴァンとユナは登場せず、ホッサルとミラルがメインということを後から知ったので、そちらはどういう話になるのか…
楽しめたらいいな…