上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 月の森に、カミよ眠れ

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    古代日本が舞台。 人とカミとの掟をめぐる、切ない物語。巫女のカミンマであるキシメと、カミの子、ナガタチとタヤタが己の運命を背負いながら、自分の中の思いと葛藤する。何だか、子どもの頃よく見た「日本むかし話」を思い出してしまった。あれも、子どもが見るアニメなのに、切ないラストが結構多かった気がするな。私、こういう少し陰鬱だけど心に訴えるような古代の日本の物語の挿絵、少しやってみたいかも。

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    2016年01月18日
  • 明日は、いずこの空の下

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    世界は広いです。
    色々な場所に行くと,新しい発見があるのかもしれない。

    上橋さんはステキな文章を書きますね。

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    2016年01月13日
  • 守り人シリーズ電子版 5.神の守り人  上  来訪編

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    ネタバレ

    シリーズの途中なので評価が難しい。
    面白かった。それは間違いない。
    何が正しいのか、何を求めているのか、アスラが自分自身に問いかけた時、本当を言うと、自分なら、自分だけでは戻れないのではないかな、と思った。ことに、激情に絡めとられてしまったら。
    「悪に堕ちる」という意味では、スターウォーズのダースベイダーが、なぜ、暗黒面に堕ちてしまったのか、実は、まだ腑に落ちていない。それほどの強い理由(暗黒面に堕ちなければ、本当にパドメは救えなかっただろうか?)は、どこにあったのだろうかと。
    アスラの場合は、その逆で、あれほど貶められ、蔑まれて育ってきながら、どうして帰還することができたのだろう?

    何か見

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    2016年01月09日
  • 精霊の木

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    設定が近未来的なせいか、デビュー作だからか、なんとなく薄っぺらい印象。
    児童文学なためかひらがな表記が多く、読み進めるのに難儀しました。

    環境破壊が進み、住むことの適わなくなった地球から離れた人類が辿り着いたナイラ星が舞台。
    彼らは先住民を「野蛮」と蔑んで迫害し、資源を独占する。そして自分たちのユートピアを築きあげたのだった。もちろんそんな歴史は、政府の思惑により何重にも包まれたオブラートで美化されている。
    環境破壊、強奪、実力支配、黒歴史には蓋を。
    ファンタジーでありながら、現代社会の歪を写しとっている筆致はさすが上橋さんと言える。

    ぜひ大人向けに、漢字を増やして文庫化してほしいものです

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    2015年12月11日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    久しぶりに読んだ守り人シリーズだけれど、思った以上に読みやすくて面白かった(^^;。チャグムが真っすぐでピュアに育っているのが嬉しかったりするあたり、年を取ったなあ、と思ったりしました。

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    2017年02月18日
  • 物語ること、生きること

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    上橋菜穂子さんが作家になるまでを綴ったもの。
    小学生でも読めなくはないので、上橋さん作品にハマった子に紹介するといいかもしれません。
    最後に今まで読んできた本のリストがあり、ファンには嬉しいと思います。

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    2015年10月05日
  • バルサの食卓

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    バルサの食卓、侮ってました。写真で見ても美味しそうだし、食事シーンには読んだ時の感動もよみがえったりして、とても楽しく読めました。パムとファコにバターや蜂蜜をたっぷりかけてなんて、魅力的。

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    2015年06月02日
  • 明日は、いずこの空の下

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    旅行に関するあれこれ、なエッセイ。

    旅行は楽しいですが、行くのが面倒です。
    しかしこう書かれていると、危険だと分かっていても
    行ってみたい、と思ってしまいます。
    スリにあってしまうような不幸はあると思いますが
    それを凌駕するほどの出会いがあるやもしれません。
    行ってみたいような、やはり止めておきたいような…。

    カンガルーのポーズ、集団ですれば怖くないw

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    2015年05月10日
  • 明日は、いずこの空の下

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    エッセイはあまり読まないのだけど
    なんとなく読書意欲が激減していて、気負うことなく軽い気持ちで読めたのが良かった。

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    2015年04月13日
  • 月の森に、カミよ眠れ

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    神話を元に歴史考証などもきちんとした上で
    それでもフィクションのファンタジーとして仕上げられた作品。

    大和 朝廷が律令制で日本をまとめあげようとしている頃。
    遂にその手が九州地方まで到達する。
    時の流れに違和感や反発を覚えても、従うしかなく
    その中で捨てなければならないものに戸惑い、正しいものがなんなのか迷う。

    同じように神話、古い時代の日本を元にしたもののけ姫でもやはり
    似たようなテーマが取り上げられていたが、
    より実際にもとづいてリアルに穢れや伝統などについても描写されている。
    カミなのか、オニなのか。
    確かに殺した後で祀ればカミになるという都合の良いシステムも存在する。
    飽く迄も人間

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    2015年04月12日
  • 明日は、いずこの空の下

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    ほんとは評価3.5としたいところです。
    たいへん読みやすく、教訓的な所も少く、さぁっと情景が目に浮かぶ上質なエッセイでした。
    画家であるお父様が描かれた表紙もすばらしく、父娘でひとつの作品を作り上げるとは素敵なことだと思いました。

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    2015年02月22日
  • バルサの食卓

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    シリーズの食事のシーンを集めて読むと・・・
    改めてなんて豊かな表現と世界観なんだろうと思う。

    確かに「ラ」をはじめに現実の言葉で補足された食べ物が次々に登場するけれど、"ひとつひとつ再構築しているのかぁ"と思っていた。
    上橋さんの解説を読んで、その豊かな世界観の元となった体験を知り、納得しました。

    料理本といえばピーターラビットの物語の料理本も持っていたっけなぁ。
    大草原の小さな家シリーズの料理本もあるらしい。
    読んでみたいなぁ!
    (焼いた塩漬け肉が本当のおいしそうだとおもっていた!あとは『農場の少年』で冬場に暖炉の前に集まって家族でポップコーンとリンゴを食べながら、絞

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    2015年02月07日
  • 守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部

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    11月-11。3.5点。
    最終章直前。チャグムとバルサ、戦争回避のために奔走。
    ナユグ(異界)の異変や、裏切りなどなど。
    とにかく、次作でラスト。楽しみだ。

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    2014年11月18日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    11月-8。3.5点。
    罠とわかりながら、サンガル王国へ向かうチャグム。
    タルシュ王国の捕虜となる。
    成長したチャグムの、民を守ろうという気概に感動。
    天と地の守人へ続く序章という感じ。

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    2014年11月14日
  • 守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人

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    11月-1。3.5点。
    第一妃と、タンダの姪が眠ったまま目覚めない。
    チャグムも同じ状況へ。タンダが魂呼ばいをするが、
    花の世界へ閉じ込められてしまう。
    バルサ・トロガイたちの必死の救出劇。
    面白い。トロガイの若き日からの物語。

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    2014年11月06日
  • 明日は、いずこの空の下

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    旅を綴ったエッセイ集。
    なのですが、紀行文としてさほど異国情緒あふれるわけでもなく
    旅エッセイと聞いてイメージするほど、面白おかしいハプニングがあるわけでもありません。

    旅に出て、ふと広い空を眺めて、風に吹かれて雲の流れを見たり、違う言葉や匂いの中でぼんやりしたりするような空気感です。
    懐かしくでも色鮮やかな思い出のひとつひとつを取り出してきたような。

    エッセイとして面白いかと問われると、どうかな?と思いますが
    文化人類学の教授であり稀代の児童文学ファンタジーの担い手である上橋菜穂子さんが、
    こういう経験からバルサやエリンを生み出し、物語の世界を広げていったんだなぁという片鱗を感じられまし

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    2015年07月03日
  • 月の森に、カミよ眠れ

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    夫がおそろしい大蛇だとわかった後も愛し続け、子を産んで育てたという、九州祖母山に伝わる「あかぎれ多弥太伝説」がモチーフになっている。

    大和朝廷の時代。班田収取の法がだされ、多くのムラやサトがクニへと組み込まれていった時代。

    月の森のカミとホウズキノヒメの子、タヤタ。
    山のカミと人の子、ナガタチ。
    ムラの長の巫女、〈カミンマ〉となった少女、キシメ。

    獣とまじり、木々とまじって暮らしていた太古の昔、人々は手をつけてはならぬところとつけてよいところをカミと同じようにこころえていた。
    しかし、世が変わるにつれて忘れ去られていき、カミと心をつなぐことができるのは、〈絆〉と呼ばれるほんの少しの人々に

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    2014年07月28日
  • バルサの食卓

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    「守り人」シリーズ、「狐笛のかなた」「獣の奏者」に出てくる料理の数々を再現したレシピ集。
    もちろん実在しない食材が多々ありますが、現在日本で手に入るものを使い、上橋さんの思ったような料理を作り上げました。

    「チーム北海道」の中心になっているのが、面白南極料理人の西村淳さん。そして札幌のお隣江別市でカフェをやっているイデ妙子さん。

    焼きたてのパンにバターと蜂蜜。
    甘いおかゆ。
    大きな葉で包んで蒸し焼きにした肉。
    里芋のコロッケ。

    絶対作ってみたいのが、チャアム。(魚のたたき)
    魚と果物の和え物
    山菜鍋
    菜飯

    鶏のから揚げを作るとき、「チーム北海道」の面々が「上品なザンギだな」としきりと口

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    2014年07月11日
  • 精霊の守り人 1巻

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    全3巻。

    独特の言葉が多くて解りづらく、説明も長くて読むのが大変でした。
    そのせいか、今一つストーリーに入り込めなかったかな?

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    2014年06月24日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)

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    王獣編〈下〉 国と国の政にうごめく陰謀のなかで、王獣と闘蛇の軍がむかいあう。若くして継いだ真王の決断。伝説や黒幕の正体が明らかになる。
    どろどろしていてかなしくなり、どん底に堕ちたところで、まさかの展開。泣けてくる。先が知りたいけれど描かれているのかな。

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    2014年04月01日