上橋菜穂子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上橋菜穂子さんの新作…と思いきや、30年近く前の連載作品を加筆したものとのこと。
話としては、蝶と花、信仰と民族のルーツやしがらみが絡み合ったファンタジー。
これだけ書くとなんのこっちゃな感じ。
これ、一応児童文学らしい。
小中学生が読むにはちょっと難しいような気もするけど、そうでもないのかな?
モンシロチョウとか、紫外線の中ではメスの羽が光って見えると博物館で見たことあるけど、それを彷彿とさせられた。
美しいながらも不穏な雰囲気で、ちょっとドキドキしながら読み進めた…けど、ラストがちょっと尻すぼみに感じてしまった。
そこで終わるのか…という感じだったな。 -
Posted by ブクログ
西の大国ムコニア王国の緩衝地帯にアカファ人とオタワル人が暮らしていた。その地域一体を東の大国、東乎瑠帝国が蹂躙し支配下においている。以前はアカファ人がこの土地を治めるてはいたが、元々オタワル人が住む土地で、彼らが疫病の蔓延に苦しめられたタイミングでアカファ人はこの緩衝地帯に国を建てたのだった...時を経て、疫病の再来でこの地に不穏な空気が流れ始める。病気は自然に発生したものなのか、人為的に起こされたものなのか。3巻へつづく。
大国の支配の仕方を説明すると、皇帝が他国を征服し、国境が広がるたびに、民はあらたの辺境となった地域へと移住させられ、その土地を東乎瑠風に変えていくように命じられる... -
Posted by ブクログ
テーマも壮大だし、世界観も奥行きがあったし、すごく読み応えがあった。
でもなんだろう、物語の壮大さに対して話が淡々と進んでいくのと、なんせ国や氏族同士のしがらみが複雑なので登場人物に感情移入することが難しく、読み終えた後、心を震わせるほどの感動はなかった。
未知の病の流行というテーマがファンタジーとしては斬新で心惹かれるものがあったのですが、途中から氏族の思惑が絡まり最終的には氏族と国、人と人の話に行き着いて、なんとなく私が求めていたファンタジーからは逸れてしまった。
個人的な好みではなかった、というだけの話なのだけど。
きっとユナたちはヴァンと無事に再会してオキに帰るんだろうなと自分の想