上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 神の蝶、舞う果て

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    ネタバレ

     回収されない伏線(っぽい意味深な設定)そっちのけで大団円を迎えるボーイミーツガールパート。上橋菜穂子先生何があったの⁉ と思っていたのですが、あとがきを読んで納得しました。二十数年前に子供向け雑誌で連載されていたものだったんですね。それを今、書き直さず最小限の修正だけで出版する上橋先生の器に敬服しました。
    ジェードがいい子過ぎてなんだかいつもよりページをめくる手が遅くなってしまった。神官を目指しているジェードが相棒のせいで成果を上げられない…16歳の子供がその状況で相棒にあたらずにいられるかと思うと、降魔師たちが訓練し絆を深めていく過程がもっと見たかった気がする。
    手放しで絶賛できなくても、

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    2026年03月17日
  • 神の蝶、舞う果て

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    「獣の奏者」よりも前に書かれた物語だということに驚きました。このお話もまた、生きとし生けるもののことわりについて、深く深く思いを馳せずにはいられない作品でした。

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    2026年03月07日
  • 神の蝶、舞う果て

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    ネタバレ

    これまで何代に渡り、続けてきた風習や信仰が根柢から覆され、その威信が揺らぐとき、人はどうなるだろう
    神を必要とする人間の弱さは脆くて危うい
    静かに突き付けるテーマは、まだ熟していないから単行本化しなかったとあとがきにあるが、その時ではなく、いまだったという

    自分を見失わないで、どう自分らしく生きられるか
    世界がひっくり返ったときに信じられる人がいるか
    願わくば、彼らのリレーションシップがどのように構築されたのか、その揺らぎや決定的瞬間がもう一段描かれていれば、世界が覆る局面で互いを信じる必然性が、より強い説得力をもって胸に迫ったのではないだろうか
    なんて、上橋菜穂子好きにとってはそこに感情移

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    2026年03月04日
  • 神の蝶、舞う果て

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    ネタバレ

    降魔士の少年・ジェードは、相棒のルクランと共に、聖域<闇の大井戸>で、魔物から聖なる蝶を守る役目を負って暮らしていた。ルクランは予兆の鬼火に激しく反応するという特性があり、そのため2人は実際に魔物を狩る前にその場を離脱していた。
    そのルクランの出生の秘密が世界を揺るがす秘密につながっている。神とは、信仰とは何か、生きることの意味、他の生き物との共存、など著者の後年のテーマにつながるものが詰め込まれている。

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    2026年03月04日
  • 神の蝶、舞う果て

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    なぜ、こんなにルビが多いのか、上橋菜穂子先生にしては短編ではないかと疑問に思いながら読みました。最後のあとがきを読んで、納得しました。
    上橋菜穂子先生の作品は好きなのですが、自分の中でハマるハマらないがあります。設定がとても面白くワクワクしましたが、終わりが結構さっぱりしていた気がしました。登場人物の数もちょうどよいのですが、少し時間を空けて読んだら、カタカナが多すぎて誰が誰がよくわからなかったです。
    これは私自身の読書の力が弱い事が原因ですが、そんなに長く無いので、一気読みをお勧めします。

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    2026年03月03日
  • 香君1 西から来た少女

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    THE物語。
    架空の世界の設定が理解できず、まとめサイトを見て理解してからは難しくなくなった。
    究極的に鼻が効くと大変そうだけど、アイシャが無敵すぎておもしろかった。
    絶賛されているほどおもしろいかは?だったけど、私がファンタジー好きなわけではないからかも?

    audible上下巻

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    2026年02月22日
  • 香君4 遥かな道

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    香君完結編。

    よくできた世界観で読みやすいのでスラスラ読めたが、上橋菜穂子さんの他の作品と比べると、クライマックスの高揚感がなく、私の好みではありませんでした。

    香りで植物の声を聞く、という設定は面白いのだけれど、香りから人間の感情も聞けるなら、虫の声も聞けないのかな?

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    2026年02月04日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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     連続して上橋先生。
     あとがきでは、獣の奏者は球体のようで、あえて書かない物語は無数にあるとのこと。
     あの物語の裏で何があったのか。
     本編では描かれなかった短編集。

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    2026年02月03日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(5)

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    闘蛇の生態からエリン、ヨハルの2人の起源について触れていた。王宮にたつヨハル、王宮の保護下に置かれるエリンに…
    獣の奏者4を読んでからちょうど2年と4ヶ月。意外と内容を覚えていた。

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    2026年01月30日
  • 香君3 遥かな道

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    上橋菜穂子さんの作品は、守人シリーズ、獣の奏者、鹿王を読み、どれもシリーズ後半は寝る間を惜しんで読んだ記憶があるが、香君3巻までのところではそこまで夢中になれていません。

    並行して読んでいる(聴いている)シリーズの方が面白いというのも一因ではあるが、虫の話が気持ち悪いのと、バッタの大量発生は現実でも起こっている問題で、それが香君ワールドに入り込むブレーキになっている気がします。

    どのように終わるのかは気になります。

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    2026年01月29日
  • 鹿の王 1

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    守り人シリーズが良すぎて長らく手を出せずにいた作品。
    上橋先生の作品はやはりバルサやヴァンのように大人が主人公のほうが私には面白い。
    4冊440 円で読んでしまって申し訳ない気分…。

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    2026年01月12日
  • 鹿の王 水底の橋

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    鹿の王シリーズ番外編。今作では、ホッサルが主人公であり、医術の流派をめぐる権威闘争を描いた物語でした。治療のために動物の血を輸血することは、穢れとされており、時に人命よりも穢れを避けることを優先するという葛藤が、現実とリンクしていると感じた。シリーズを通して医療について少し学べました。

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    2026年01月09日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    んー、何だろ、自分の中に「上橋菜穂子=児童文学」という括りが出来上がっているからなのか、ちょっと抵抗を感じる部分もあって、本編ほどのめり込めず。
    でも、エサルの父が彼女に残した言葉は、子供のいない私にも、そうありたいと思わせるものであった。

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    2026年01月06日
  • 鹿の王 4

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    鹿の王4。シリーズ全体を通して、ウイルスに対抗するための医学の裏側を覗くことができたような気がします。現実でもコロナウイルスの蔓延が記憶に新しいですが、現実と物語がリンクして、より味わい深く感じた。物語としては含みを持たせるような終わり方で、ヴァンと無事に出会いたの気になります。タイトルの「鹿の王」とは、自身の命をなげうっても仲間のために行動できる者であり、それをけっして美化していない部分が印象深かったです。

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    2025年12月27日
  • 香君3 遥かな道

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    中盤あたりからやっと興がのってきた!バッタの大群が襲来して食糧難になるニュースは直近でも心当たりある。現実問題含め食糧と政治が密接に関わっていることを実感する事象を見ると、人間ってあくまでも生き物で、食えなきゃ死ぬんだよなあ、、と当たり前のことに想いを馳せた。

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    2025年12月17日
  • 鹿の王 3

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    鹿の王3。これまで別視点だったヴァンとホッサル、マコウカンが接触し、いよいよ佳境へと向かっている感じがします。黒狼病という病が感染を繰り返す過程で変化が生じ、これまで耐性があった民族まで脅威を及ぼし初めたことは、現実のウイルスとも通じるものを感じた。次が本編最後なので、しっかり見届けたい。

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    2025年12月17日
  • 香君2 西から来た少女

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    オアレ稲と人類史がどう関連してきたのか、この世界の歴史が明かされる巻。なのはいいんだけど重要な部分は全部会話で説明しちゃうんかい~という感じが残念だった。物語の進行とともに全貌が見えてくるわけじゃなくネタばらしみたいでつまらなくない…?

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    2025年12月06日
  • 香君1 西から来た少女

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    上橋菜穂子さんの作品初めて読んだ。導入が思ったよりも地味で集中力続くかな?と不安だったけど読み進めるうちに世界に色が着いていく感覚がする。

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    2025年12月04日
  • 香君1 西から来た少女

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    アイシャが話す時「え、」からはじまるセリフが多いのが気になってダメだった。他にも戸惑いを表す表現がありそうなものなのに。

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    2025年12月04日
  • 鹿の王 1

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    鹿の王1。本屋大賞受賞作。ファンタジーでの本屋大賞はとても珍しいと感じた。今作は全体を通して、まだまだ序章という雰囲気で、世界観を理解することに終始した。主人公ヴァン側の視点とそれを追うホッサル側の視点で進んでいき、今後に期待したい。ユナがすごく可愛かった!

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    2025年11月26日