上橋菜穂子のレビュー一覧
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児童書で有名だったので買ってみました。原作者って守り人シリーズの人だったのか!!どおりで、というような内容でした。アニメもやってるんだね。これから主人公エリンがこれからどうなっていくのか全く予想できなくて楽しみです。でも、お母さん……哀しすぎ。児童書としてはちょっとトラウマになります。うう。牙の闘蛇が死んだ時、エリンは匂いが違っていると言った。きっとこれもアーリョしか分からない特殊な能力なのでしょう。闘蛇を操ることのできる種族。これを引き継ぐハーフの子エリン。うん、おもしろそう。だけど、絶対可哀想なことになるのが目に見えていて、あぁ〜うう〜という感じ。
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守り人シリーズ最終三部作の第一部。
一つの映画を見ているようなスケールで、どんな場所でも思わずのめりこんで読めてしまうのが、この作品の魅力。
アニメで知ったこの作品も、いよいよ終盤戦にさしかかり、今まで出てきた国々が一つの大きな国の脅威にさらされ始めた。
一度は生死不明だったチャグムの手がかりを得たバルサは、再びチャグムを救うべくその足跡をたどるのだが、なかなかたどりつかないと同時に、不穏な政情が耳につくようになってくる。今後、二人は再開することができるのか、そして、タンダなどバルサをめぐる人々の運命は・・・。
走り出した第一部、全部で三部作の長編となるので、じっくり楽しみたい。
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上橋菜穂子の虚空の旅人を読みました。精霊の守り人シリーズの外伝で、ちょっと大きくなったチャグムが南隣のサンガル王国で活躍する物語でした。この物語でもこの世と並行して存在しているナユグが物語の重要な舞台になっています。チャグムはサンガル王国の皇太子の即位の式典に招かれます。そして、海の向こうからサンガル王国を攻め落とそうとするタルシュ帝国の陰謀や、呪術使いの呪いがサンガル王家の人たちを危険にさらします。そこで、チャグムとシュガが活躍してサンガル王家の人たちを助けるのでした。サンガル王国の王族たちも魅力的に描かれていて読んでいて気持ちのよい物語になっています。この経験を通してチャグムもまたひとまわ
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表紙が綺麗。
当たり前かもしれないけれど、人間は人間都合で物事を見てしまう。「魔物と呼んで射殺し、〈闇の大井戸〉に投げ捨てている相手のことを、なにも知りはしないんだと」(p.38)というセリフにはっとさせられた。細かい理屈は後回しにしないといけない、ということも確かにあるのだけれど、いつまでも考えることをしないでいるといつかヅケを払わなきゃいけなくなるんだよなぁ。それも最悪の状況で。
誰かの尊い犠牲で世界が救われる、というのは物語的には美しいんだけれども、それを肯定してしまうのは思考停止にもつながってしまう。物事をうやむやにしない、「知る」ことによって生きる道を拓いていく、それを描いてくれる -
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上橋さんは書き始めた当初から、ファンタジーのアイデアを豊富にお持ちだったのだ。ここが上橋さんの原点は言い過ぎか。でもこの作品の後、守り人から始まる上橋ワールドが展開されてく。
闇の大井戸とは一体何なのか。
そこから出現する蝶々は。
理由も解らぬまま一心不乱で信じる危うさよ。
20年前の作品だが作中後半、この世界を俯瞰して見た姿はドローンの世界。ここ私的最高到達ポイント。なるほどそうだったのか。
私が彼女の作品を好きな理由のひとつが作中でてくる食事のシーン。なんとも美味しそう!!この作品から既に片鱗が見えてる。
降魔士の勇気と友情、温かな恩師とのふれあいも間違いない。
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『鹿の王』は 2014 年に刊行された作品だが、コロナ禍を経験した現在の読者には、当時よりもさらに強いリアリティをもって読める作品になっているように感じた。未知の感染症への恐怖、情報や知識をめぐる混乱、そして医療と政治の関係などは、まさに私たちが近年経験したことと重なる部分が多い。
上橋菜穂子さんは人類学を研究していたこともあり、本作はファンタジーでありながら、単なる空想世界ではなく、どこか昔話や神話を読んでいるような感覚があった。民族や文化、信仰や伝承が自然に織り込まれており、人間社会の成り立ちそのものを見つめているようにも感じる。
読んでいてまず印象に残ったのは、多様な動物が登場する世 -
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巨大な穴「闇の大井戸」から生まれる神の蝶を守る役目を持つジェードとルクラン。不思議な振る舞いをするルクランが導くのは、「闇の大井戸」の本当の姿。
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上橋さんの新作ということで楽しみに読んだのですが、ちょっと話のテンポに乗れずに楽しみきれないなあ、と思っていました。あとがきを読むとその理由が何となく分かったのですが、やはりもう少しエピソードの抑揚が欲しかったかな、と感じました(いつも上橋ワールドは世界観が豊かなので長くひたっていたい)。
しかし上橋さんの「生命とその営み」に対する真摯な視点は本当に一貫しているな、と感じました。例えば植物が菌類を介して栄養や情報をやり -
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上橋菜穂子さんの新作…と思いきや、30年近く前の連載作品を加筆したものとのこと。
話としては、蝶と花、信仰と民族のルーツやしがらみが絡み合ったファンタジー。
これだけ書くとなんのこっちゃな感じ。
これ、一応児童文学らしい。
小中学生が読むにはちょっと難しいような気もするけど、そうでもないのかな?
モンシロチョウとか、紫外線の中ではメスの羽が光って見えると博物館で見たことあるけど、それを彷彿とさせられた。
美しいながらも不穏な雰囲気で、ちょっとドキドキしながら読み進めた…けど、ラストがちょっと尻すぼみに感じてしまった。
そこで終わるのか…という感じだったな。