上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 鹿の王 2

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    鷹狩りの席に黒狼たちが乱入。
    次々と噛まれたり引っ掻かれたりとしたものが、その後、病を発症し死んでいく。
    その中で、アカファ人だけは病への抵抗をみせる。
    その差が一体なんなのか、黒狼病とはなんなのか、ホッサルは立ち向かっていく。

    一方、ヴァンはユナと名付けた女の子と一緒に、途中で助けたトマの家で暮らしていた。
    飛鹿の面倒や指南をしながらも、黒狼病の噂を耳にし、また自分自身が変容している感覚にも襲われた時、
    谺主からの使者がやってきて、ユナと二人で会いにいくことになった。

    コロナ禍を過ごした日々を彷彿とさせる描写の数々。
    なんだこれは、コロナじゃないか、となんど思ったことか。
    もちろん、人か

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    2024年02月03日
  • 狐笛のかなた

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    和製ファンタジー。随所に日本らしさを感じる世界観で、守り人シリーズと同様にクオリティの高い作品であることに間違いはない。特に人と動物を峻別して考えないという感性には、ノスタルジーを感じて良かった。ただ、やはり好みで言うと、洋物のファンタジーの方が自分は魅力を感じる。理由はまだわからないが、おそらく日本文化と独特のある種の閉鎖的な世界観にワクワクしないのかもしれない。自分はもっとダイナミックで開放的な世界観が、少し抽象的ではあるが、好みである気がする。

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    2024年01月27日
  • 物語ること、生きること

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    上橋さんの作品から滲み出る上橋さんの人柄が伝わってくる本でした。
    自分を大事に育んでいる、コツコツと育てられて、同じことを作品にもしている、そんな印象でした。

    2023.12.29
    204

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    2023年12月30日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    次の世代へ繋ぐ気持ち。
    受け取られる想い。
    そうやって続いていく事が、私にも出来ると良い…そういう気持ちで読みました。

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    2023年10月09日
  • 鹿の王 水底の橋

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    今回はホッサルとミラルの話。これまでの話より少し先の話だから、ヴァンたちのことも少しわかると思ったけどわからず、、もちろん、ホッサルとミラルの話も良かったけどね。ただ、今回も最後の最後は描ききらず、、こういう余韻のある終わり方をするタイプなのね。これもエピローグが読みたい(笑)

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    2023年09月08日
  • 獣の奏者 III探求編

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    前2巻で一旦完了した物語。少女から大人への成長の物語として。王獣と呼ばれる強大な生き物を操る能力を開発しながらも、政治的に利用される恐れとの狭間で悩みゆく物語として。ひとつの国の中で重要なキーパーソンとなっていく中で、正解の無さに悩む物語として。心ならずの面もありながら、前巻では流れを大きく変える重要な行動を起こし、多くの人を助けた主人公。その10年後から物語は動き出します。
    この巻では、平穏に留まっていた主人公の世界が、その国をめぐる周囲の状況によって、否応なしに渦に巻き込まれようとしていくように物語が動いていきます。禁忌を犯さずに現在を止めておくことが正解なのか、止めようのない大きな流れに

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    2023年08月28日
  • 明日は、いずこの空の下

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    フィールドワークの先々でご飯を頂く先生の人に好かれるお人柄や、オーストラリアでカンガルーのシッポを食べたお話が面白かった

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    2023年08月08日
  • 獣の奏者(5)

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    最初の母と闘蛇とのくだり以外、全く忘却の彼方だったけど、おかげで(?)、普通に楽しめた。このあたりから、原作の2巻には突入しているぽいので、改めて原作にあたりたいと思います。

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    2023年06月09日
  • 獣の奏者(2)

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    原作を、久しぶりに読み進めようと考えているのだけれど、内容を殆ど覚えておらず、いったん漫画でおさらいしてからと思い、手にしたもの。しかし漫画の2巻では、まだ原作1巻分にも到達しないのであった。がーん。もう少し漫画版を読み進めてみるしか無し…。

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    2023年06月06日
  • 明日は、いずこの空の下

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    色んな国に行かれたようだが、やはりオーストラリア、アボリジニの話が印象的だった。尻尾って食べられるんやな…。普段は家で引きこもっているのが好きな著者がエイヤ!と飛び出した異国での経験やあれやこれが後の創作の糧になっていると思うと日本という狭いコミュニティだけに止まっていてはいけないなと思う。

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    2023年05月16日
  • 獣の奏者 III探求編

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    ダメだと言われながらも、興味津々で蜜蜂の巣箱を覗いて叱られていたあの可愛らしいエリンが子を持つ強い女性になっていた。 この編の途中から、物語はエリンが神々の山脈の「残された人々の谷」へ行って、人や獣が死に絶えるような恐ろしい過去の災禍が起きた元や王獣の隠された秘密を探り出し、新たな国々の共存を真王らと模索する展開になるものだと思ってた。いよいよ完結編だけど、エリンや彼女が造る王獣部隊はどうなっていくんだろう。結末が楽しみ・・・。(o^^o)v

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    2023年04月29日
  • ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話

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    ネタバレ

    164ページの「私は身体が喚起してくる感情をコントロールできないのだ」と言う言葉が深く印象に残りました。自然に、生物学的なレベルで生じる反応は本当に生々しくて扱いづらいけれど、それを含めて自分だと、コントロールしようとしすぎずに受け入れていくことは大切だなあ、と感じ入りました。

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    2023年03月17日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

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    アボリジニの若者が底なしの退屈の闇に浸かり、男達は酒を飲み虚無を埋める。
    漠然とした不安と不満。
    国からの補償で酒を飲む人たちも、本当に好きでやっている訳ではないだろうし、健全に働けない心の状態になったら背景は見過ごせないと感じた。

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    2022年11月29日
  • 月の森に、カミよ眠れ

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    守り人や獣の奏者に比べてしまうと短いし、広がりはないけどそれでも独特の世界観は堪能できる。

    九州の小さなムラが、稲作と昔ながらの掟に揺れる。カミと心を交わした1人の少女の葛藤が描かれる。

    文化の発展って葛藤の積み重ねだったのかな。

    なんか急いで読んでしまって、もったいない気がした。

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    2022年09月07日
  • 鹿の王 3

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    かつての火馬の民の族長ケノイは犬の王になってヴァンに語りかける。犬の王、火馬の民、ヴァンは戦う。前巻でわかりにくかった<裏返し>とヴァンの立ち位置はやはりわかりにくい。一方、ホッサル、ミラル、マコウカンは、病との戦いを続けて沼地の民(マコウカンの故郷)で運命と出会う。やっとふたつの物語が交差する。それぞれの民の想いがぶつかった先にある結末とは…。次巻、クライマックス。

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    2026年01月12日
  • 獣の奏者 III探求編

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    エリンが大公の命を受けて闘蛇の調査をする中で、母の一族のルーツやこの国の言い伝えなど、過去の謎が少しずつ解けていく。家族との平穏な暮らしを取り戻すために、大きな決断を迫られるエリン。小さな危機は数々訪れ、これからの波乱を予感させはするが、比較的穏やかに物語が進んでいく。

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    2024年08月17日
  • 獣の奏者(1)

    購入済み

    原作は残念ながら読んだことはないのですが、おそらく非常にうまく漫画化されているんだろうなぁと思わされました。

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    2022年07月01日
  • 明日は、いずこの空の下

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    気軽に読めるエッセイ。好きな本の話とか、昔やってたフィールドワークの思い出とか。好きな作家さんだと、興味のある話。

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    2022年01月22日
  • 鹿の王 2

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    黒狼熱の治療を続けるホッサル。何度も黒狼と戦いながら自分に起きたことに気づき始めるヴァン。アカファの呪いとも呼ばれるこの病は陰謀なのか。ホッサルとマコウカンはそれを調べ、黒狼に噛まれたことで<裏返し>となる自分を知ったヴァンは攫われたユナを追う、湯場で会った謎の女サエに助けられ。火馬の民はこの流行り病にどう関わっているのか。マコウカンの故郷、ユタカでそれが明らかになる。ホッサル側の話はわかりやすいが、ヴァン側の話は意味がわからない。その<裏返し>ってナニ?

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    2026年01月12日
  • 獣の奏者(3)

    ネタバレ 購入済み

    本筋とは違いますが、教師も人の子だから、贔屓してしまう。自殺した子を導かなければならなかったとわかっているけど、もう一度同じ状況になっても同じ選択をするってところ、「太陽の子」の教師は問題児やできる子のことは見ているけど、普通のこのことは見ていないって訴えているシーンを思い出してしまいました。

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    2022年09月28日