上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    TVで放送されていた時にチラチラと観ていたので気になって。主人公の立ち位置や性格の描写が上手だなぁと思いました。今回はとりあえず1巻だけの購入でしたが、続けて読むつもりです。

    0
    2011年05月13日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

    Posted by ブクログ

    上橋菜穂子らしい、丁寧で誠実な民族誌。彼女の小説が、例えファンタジーであってもリアルな理由がわかる。人を見る目が暖かく鋭い。陳列棚や画面の向こう側ではなく、こちら側として描かれている。

    0
    2011年05月12日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

    Posted by ブクログ

    白人社会とアボリジニとしての生活の間に生きる人々の話。同じアボリジニといっても白人社会の中で文化が失われつつも生きる人々、アボリジニの文化を大切に生きる人々と様々で決して一括りにしてはいけない。そして差別されてきた歴史と今の残るものを正負両方の側から共に描かれています。実情を知ると自分がいかに無知であるか分かってしまうから辛いです。でもだからといって知らないままでよかったなんて思いはしないし、したくもありません。辛い生活の中でも明るく生きる人々がいることを忘れてはいけないと思いました。

    0
    2011年05月04日
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部

    Posted by ブクログ

    残念な事に全10巻読み終わってしまった。ファンタジーだからと、期待してなかったのだけど、登場人物の魅力にグイグイ惹きつけられ、この世に存在しない話しなのに、震災や会社、自身の周囲の問題と重なり、大切な事は何かを考えさせられた。紹介してもらった友人に感謝‼

    0
    2011年05月01日
  • 精霊の木

    Posted by ブクログ

    上橋菜穂子のデビュー作は驚きのSFでした。でも根源にあるのは後続の作品に通じますね。
    精霊とともに生きる先住民の血を引く主人公達が、真実を隠そうとする移民局の大きな力に対抗し祖先の想いを継いで行く。移民族と先住民の軋轢や迫害をSFを舞台に展開されてます。民族の歴史を一身に担った少女と、それを守ろうとする少年。大きな力に必死に抗える姿がいいです。

    0
    2011年04月30日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)

    Posted by ブクログ

    お試しで児童書からスタートしてみました(原作すげー分厚いからしり込みした)

    チャングムっぽいです。
    色々な知識が得られる点や、小さい子が一生懸命乗り越えていく姿だとか、隠されている謎だとか。

    日本人が読みやすいファンタジーだと思います。

    アニメになったそうで、それも納得。

    児童書版だとすいすい読めた。
    各巻構成になってるから達成感もあるし、難しいことばの説明もあって
    子どもから大人まで好まれると思う。

    ただし原作の装丁といい厚みといい、とっつきは悪いから児童書として出てるのはすごくいいと思う。

    0
    2011年04月19日
  • 獣の奏者(4)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    餌を食べて満足げなリラン、気持ち良さそうに泳ぐリラン、お日様の光を浴びながら眠るリラン...リラン可愛い♪

    0
    2011年04月18日
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部

    Posted by ブクログ

    出会えて、よかった。

    心からそう思えるシリーズでした。

    第三部では、父と(その生き方と)向き合うチャグムの姿に、ずっと心を揺さぶられていました。あんな風に、別れを告げるなんて、できないよ、普通。どこかで「分かってほしい」と甘い期待を抱いちゃうよね。親子だし。

    「そなたが、なにを信じているかは、聞かぬ。」

    この台詞、きっと、忘れない。

    0
    2011年03月24日
  • 守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部

    Posted by ブクログ

    チャグムの必死さに、何度も涙しそうになりました…

    大きく見えていた人が、あるときふと小さくなって感じる。いつの間にか、自分の方が大きくなっていたことに気づいたときの、驚きと切なさ。
    それは、私も、おじいちゃんや母親で体験していたので、チャグムの感慨には共感しっ放しだった。

    0
    2011年03月21日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)

    Posted by ブクログ

    友人に薦められたのですがとくに最終巻は胸が熱くなる思いで読み切りました。
    国家や自然界というスケールで深く考えさせられるとともに、細かな心の通いにじんわり。子ども向けにやさしく書かれていたけれど、単行本の方でも読みたいな。イアル素敵!

    0
    2012年09月28日
  • 精霊の木

    Posted by ブクログ

    読んでいる間ずっとワクワクできる。


    冒険要素あり、謎解き要素あり、文化的要素あり。


    そして人の血の絆のようなものを感じる。


    歌に込めて必死に子孫に真実を伝えようとした、あのくだりは鳥肌がたつ思いがした。

    0
    2010年12月15日
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人

    Posted by ブクログ

    守り人シリーズの第2巻。
    1巻よりかなり面白くなりました!
    私は守り人シリーズの中で3番目に好きなお話。
    ファンタジー色がかなりでている作品だと思います♪

    0
    2019年01月16日
  • 精霊の木

    Posted by ブクログ

    精霊の木(リンガラー・ホウ)や、ロシュナール、そして、時の夢見師(アガー・トウ・ナール)。
    今まで、宇宙の移民のお話をいろいろ読んできたけれど、原住民の文化にこんなにも感情移入したことはなかったように思う。

    滅びゆくなかで、絶望しながらも、一族のするべきことを、命をかけて守るお話。

    0
    2010年11月14日
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部

    Posted by ブクログ

    終わってしまった~。
    でもハッピーエンドだったのが救いです。
    読めなくなるのが寂しいけど、これからずっと幸せに過ごせるなら、それで我慢できるかも。
    というくらいに、ほわわんとした気持ちになれました。
    タンダ生きててよかった~。

    0
    2010年10月27日
  • 精霊の木

    Posted by ブクログ

    Nice read. She did a great job for her first novel.

    Though it's typically a fantasy genre, it's set in a science fiction type of futuristic world which is completely different from the settings that she has in her other novels. It was quite refreshing actually.

    I am determined to read al

    0
    2010年10月18日
  • 守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部

    Posted by ブクログ

    チャグムが大人になったなぁ。
    最初から読んでると、かなり雰囲気が変わっていってるのを感じます。
    最終章に向けて、ずんずん話が進んでいく様子が楽しいです。
    早く3巻読みたい~。

    0
    2010年10月14日
  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部

    Posted by ブクログ

    久しぶりにバルサだよ。
    バルサ来たよ~。やっぱバルサが一番好きだな。
    これで終わってしまうと思うと寂しいんだけど。
    ハッピーエンドになりますように。
    ドキドキしながら読み進められるので、楽しいです。
    タンダがもうちょっと出てきて欲しいなぁ…。

    0
    2010年10月14日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

    Posted by ブクログ

    「守り人シリーズ」や「獣の奏者」シリーズでお馴染みの上橋さんの、オーストラリア・アボリジニについての本です。エッセイ風な書き方なのでとても読みやすかったです。

    内容紹介を、表紙裏から転載します。
    『独自の生活様式と思想を持ち、過酷な自然の中で生きる「大自然の民」アボリジニ。しかしそんなイメージとは裏腹に、マイノリティとして町に暮らすアボリジニもまた多くいる。伝統文化を失い、白人と同じように暮らしながら、なおアボリジニのイメージに翻弄されて生きる人々。彼らの過去と現在を生き生きと描く、作家上橋菜穂子の、研究者としての姿が見える本。池上彰のよく分かる解説付き。』

    アボリジニ研究で西オーストラリ

    0
    2010年10月11日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

    Posted by ブクログ

    これを読むまで、アボリジニ=草原で暮らす人々というイメージでした。
    本書は、そうではなく、都市生活に混じって暮らすアボリジニ達の暮らしに焦点をあてています。ステレオタイプな考えや知識にとらわれていることは、きっと自分が思うよりたくさんあるのだろう、と気づかせてくれる本でした。
    非常に勉強になりました。

    0
    2010年10月04日
  • 獣の奏者(3)

    Posted by ブクログ

    獣の奏者のキャラは目でいろんなことを語ることが多く、そこにすごい惹かれますねぇ。今回はアサンとユーヤンの回でその部分が顕著にでていて軽く感動しました。エリンには幸せのまま過ごして欲しいですねぇ

    0
    2010年09月19日