成瀬は天下を取りにいく

宮島未奈

中２の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない！ 話題沸騰、圧巻のデビュー作。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 新潮社
• シリーズ: 成瀬は天下を取りにいくシリーズ
• 電子版発売日: 2023年03月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

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やっと読み終わりました！
成瀬が面白くて終始ニヤニヤしていました、
この本で成瀬のように周りの目を気にしないで“自分”を貫く強さ、何事にも恐れない行動力を学びました！！
成瀬みたいな人がいたら絶対楽しいんだろうな

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流石本屋大賞受賞作品！
設定が分かりやすいのに感情が染み込んで来るところがいいな、成瀬×島崎のコンビが好きです！

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今まで読んだ本の登場人物の中でも、上位に入るくらい好きな主人公に出会ってしまった。ずっと今年中には読もうと思っていた本を無事読めて良かった！年末を彩るにふさわしい1冊だった。機会を逃してまだ読めてない人も、是非読んでみて欲しい。成瀬が身近に欲しい。

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成瀬……
完敗です。

成瀬と愉快な仲間たち。
西武大津店の閉店を軸とし展開される物語。
登場人物それぞれのストーリーが、絶妙に繋がっていき最後まで飽きさせない。

久々に声を出して笑った。
思わず笑いが出る成瀬の日々。
成瀬の存在が愛おしい。
こんな主人公を作り上げてしまった宮島先生。素晴らしい！

本屋大賞ノミネートの時から積読のままであったのが悔やまれる。もっと早く読めばよかった……後悔です。
早くシリーズ2作目を読まなければ。

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成瀬に出会えて良かった。
私には成瀬が必要だった。
とにかくそう思わせてくれる魅力的すぎる主人公だった。

成瀬の何がこんなに心惹かれたのだろう…？
たぶん外側の世界に揺るがない強い自分軸なのかなと思う。
成瀬は自分で青春を創り出していた。
周りにどう思われようとされようと自分であり続けていた。
同情させない凛とした生き様がとにかく格好良い。惚れる。
最後の章の成瀬の意外な一面にもますます惚れた！

成瀬と島崎の青春小説で終わらせず
語り手が代わることで視点が広がって飽きなかったし、
40代トリオの話が挟まっていたのが奥行きがでて非常に良かった。
さすがぶっちぎりの本屋大賞。みんなを元気にする一冊。

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成瀬が200歳まで生きるのを、ずっとこの本で見守っていたかった、読み終わるのが名残惜しい本！
あとはやっぱり何かをやってみるというのはもっとフッ軽でいいし、辞めるのも全然オッケー！
だけどやり切ってから辞めたいな！

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成瀬は勉強もでき行動力があり、すごい人。でも、友達が引っ越す事を聞いただけでも、動揺してしまうような、人間味のある女の子。成瀬みたいな世界観にあこがれます。とても、清々しくなる物語でした。

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圧倒的な行動力、絶妙な変人感、突き抜ける爽快感。
唯一無二の主人公「成瀬あかり」の魅力に目が離せない。

多くの人が「自分なら絶対にしない」と思うようなことも、
成瀬は興味の赴くままに、自分らしさ全開で次々に挑戦していく。

「レイクフロント大津におの浜メモリアルプレミアレジデンス」の一室に住み、
主人公「成瀬あかり」の次の挑戦を見守ることができたらどんなに愉快だろうか。

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このシリーズは人を不幸にしない本だなと思いました。
誰かが殺されたり、憎んだりということはなく、日常の中に我を貫く成瀬という主人公を筆頭に周りが巻き込まれていく様は読んでいて面白く感じましたし、温かい気持ちになりました。

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読むのが遅い私が久しぶりに一気に読めました。登場人物一人ひとりの考え方や気持ちが自然に素直に表現してあり、自分もそんな考えがあるなあと感情移入しながら読みました。主人公の成瀬についても、似たような事を自分も考えたことがあるなあと思ったのですが、それを実際に行動に移しているところがこの本の面白さだと思います。ぜひ、読んでみてください。