自由慄

自由慄

1,760円 (税込)

8pt

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これはどうでもいい手紙ではなく、「じゆうりつ」なんだ

メッセージアプリの消えない「入力中…」、雨音が聞こえ続けているカーテンの向こう側、授業中に回される小さな折り手紙。
■■■の存在を意識した時、物語は再び動き始める。

『かわいそ笑』『6』に続く、新進ホラー作家・梨の単著第3作目!
299の断片が紡ぎ出す、聞こえなかった旋律と戦慄──

恐ろしく、そしてどこか儚い。
──四季凪アキラ(にじさんじVTuber)

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自由慄 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月13日

    ここ最近梨さんがツイートしてた短歌の系統だー!
    本の仕掛けがすごくて色んな箇所で考察ができそう。
    考察させるの上手すぎ

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月16日

    言葉少なに語られる友人の死と生前交換しあった「じゆうりつ」。
    そこにあった暗い気持ちや少女時代の恋、多くを語られる事はないがそれゆえ背景に何があったのか、何を思っていたのかを考えてしまう。
    短歌には比喩が多く用いられており直接的に何があったのかを知ることはできないが、それが想像を掻き立てて暗く陰鬱と...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    新進ホラー作家が放つ最新作は前衛的な問題作。亡くなった友人の霊がある日から来たが恨みは感じない。友人と交わした小さな手紙を中心に時間が流れます。手紙には死の影が漂い、すぐにでも壊れそうな脆さが…果たしてこれは詩なのか怪奇小説なのか。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月31日

    ページを開いた時に、まずびっくりする。
    とにかく、絶妙に嫌だな〜と感じるフレーズが並んでいる。たしかにこれは、どうでもいい手紙ではない!笑
    考察とかできるタイプの作品なのかな?そのへんは全然分からなかったけど、こんな意味の分からない手紙置かれていくの想像しただけで震える。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    ページをめくるたびにニヤニヤしちゃう。
    梨さんの書籍で一番好きかも。
    なんてフォントだろ、気になる。
    「と」は普通なのに「あ」「ど」がなかなか見かけない崩れ方してて特徴的。

    世にも奇妙な物語や、ネトフリとかのオリジナル配信みたいな感じで15分くらいのドラマで観たい!

    p.114 壁に「いつも清潔...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月05日

    何回か読んだけど、やっぱりよく分からなかった
    分からないように、私がしてるのかもしれない
    ただただ不穏

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年04月18日

    学生時代にあの形の手紙をまわしあっていたから懐かしさと少し寂しさを感じた

    から私に送られる追悼句集

    2回目を読むのが楽しみ

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月13日

    ・2月6日に読み始め、10日に読み終えました。

    ・おもしろかった~。梨さんの本(流通に乗ってる本)はその怪文書を読みましたか以外たぶん全部読んでるんだけど、どれもガラッと変わった構成とか手法で書かれてて、シンプルにものがたりがうまい……と読むたび思っている。

    ・『かわいそ(笑)』と『6』読んだと...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    これはどうでもいい手紙ではなく「じゆうりつ」


    ルーズリーフを折る事で作られた小さな手紙。299の書簡に書かれた断片的な言葉をもとに構成した(という体裁の)本です。

    自殺した子とその友達の話? 赤い字の言葉は自殺した子に関わる文言? 色々な事を考えられて、ほんのりと恐ろしく、どこか儚い言葉の欠片...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年01月30日

    心に鬱を蓄積する短文集。
    追悼の返歌に宿るプラセボ。
    慄くのも自由。
    「これはどうでもいい手紙ではなく」───

    0

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