新世界より(下)
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新世界より(下)

990円 (税込)

4pt

夏祭りの夜に起きた大殺戮。悲鳴と嗚咽に包まれた町を後にして、選ばれし者は目的の地へと急ぐ。それが何よりも残酷であろうとも、真実に近付くために。流血で塗り固められた大地の上でもなお、人類は生き抜かなければならない。構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた五感と魂を揺さぶる記念碑的大傑作! PLAYBOYミステリー大賞2008年 第1位、ベストSF2008(国内篇) (講談社文庫)

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新世界より のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 新世界より(上)
    902円 (税込)
    1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。 (講談社文庫)
  • 新世界より(中)
    880円 (税込)
    町の外に出てはならない――禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕(はら)む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。(講談社文庫)
  • 新世界より(下)
    990円 (税込)
    夏祭りの夜に起きた大殺戮。悲鳴と嗚咽に包まれた町を後にして、選ばれし者は目的の地へと急ぐ。それが何よりも残酷であろうとも、真実に近付くために。流血で塗り固められた大地の上でもなお、人類は生き抜かなければならない。構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた五感と魂を揺さぶる記念碑的大傑作! PLAYBOYミステリー大賞2008年 第1位、ベストSF2008(国内篇) (講談社文庫)

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新世界より(下) のユーザーレビュー

「人間とは、いったい何なのか」という問いを徹底的に突きつける、名作SFファンタジー!
舞台は、1000年後の遠未来・日本。人間は、呪力と呼ばれる念動力を持ち、バケネズミという異類に”神様”として崇められていた。主人公・渡辺早季(わたなべさき)は、自然豊かな神栖(かみす)66町でのびやかに育った少女。全人学級と呼ばれる学校で念動力を磨く彼女は、ある日、友達とともにこの世界に隠された「ある秘密」を知ってしまう。それは、先史文明(つまり過去の日本)が、1000年間のうちにたどった血塗られた歴史だった……。
誰にでも、空を飛べたら、と夢想したことがあるだろう。空を飛べるようになったら、歩かなくていいし、電車運賃を払わなくても遠くに行ける。でも、実際にそんな力を手にした「特別な人間」が生まれたとき、人間社会がどうなってしまうのか、ということまで考えた人はあまりいないのではないか。
病的に美しいディストピアとなった日本。ある日突然消えてしまう子供たち。謎に覆われた生まれ故郷。人間と異類……。その謎が解き明かされるとき、読者はいつのまにか最後まで読み進めてしまうだろう。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    未来の話なのですが、呪力を使えること以外は遠い過去の日本の田舎風景を想像しました。スターウォーズの逆の発想ですね。
    内容も面白く、ページ数も多いですが、あっという間に読み終えてしまいました。最後の最後まで目が離せない展開に読み終わった後は読みきった感と満足感で脱帽でした。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    何食ったらこんな話思いつくねん。
    上から下まであっという間に読んでしまった。
    まだまだ未知の素敵な本は沢山ある。有難いことだ……。

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    とんでもなく面白かった。

    最初から読んでいて途中、世界観を伝えるための脱線ストーリーかと思っていた内容もすべて最終章に必要な前置きだったことが分かり、ストーリー展開から世界観作り、作品の流れまで素晴らしかった。

    最後は衝撃的でどう終わるのだろうと思っていた内容はある程度想像がついていたが、世界の

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    オーディブル視聴。
    最初はどういう世界観なんだろ…?と訝しがりながら読み進めたんだけれど、だんだんとこの主人公たちが生きる世界の歪さやグロテスクな成り立ちが浮き彫りになってくる。
    主人公は私たちから見るとかなり未来の世界を生きているけれど、主人公もまた千年先の未来に期待をこめる。すごい。先が気になり

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    いや〜、面白かった!久々に寝る間を惜しんでのめり込んでしまった。世界観の作り込みが凄過ぎるわ…。
    ※ちょっと思ったこと:某場面「えっ、守は!?」と思った。その扱いは可哀想だろ!!

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    アニメを観てたからスムーズに読めた気がする。
    最初から本だったら想像するのが多くて読むスピードは遅かったと思う。
    やっぱり面白かった〜色々考えさせられるのも面白い

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    結局、人間同士の争いだったのかと恐ろしくなった。
    悪鬼もどきになってしまったバケネズミに育てられた子に対して、『最期だけは人間として迎えさせてあげたかった』という主人公の言葉がものすごく怖かった。
    同情的であるかのように振る舞いながら、その実
    (術力を持った)人間が上だと当たり前に思い込んでいるとこ

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    時折流れるドヴォルザークの《家路》のように、この物語はどこか懐かしい記憶を呼び起こす。神にも等しい力を得た人間は、その酩酊のなかで過ちを繰り返し、業を背負い続ける。早希は真実を知ってなお、その業を受け入れる道を選んだ。人類は進化の果てに滅亡へ至るのか、それとも乗り越えるのか――本作はその問いを突きつ

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    ハラハラな展開が止まらず、息つく暇なく物語が進んでいく。辛い現実を乗り越えていく登場人物たちの姿がありありと描かれており、壮絶な世界に生きていることを再度見せつけられた。
    何度も繰り返し訪れる希望と絶望。どこまで読者の心を揺れ動かせば気が済むのか。そりゃあ惹き込まれるわ。
    結末もなかなかのものだった

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった!
    望んだ展開というか、最後まで緊張感もあって一瞬で読み上げました。
    そして世界観にどっぷり浸れました。
    読み進める中で終わってしまう寂しさを感じたのも初めてです。
    個人的には文句なしの小説でした。

    0
    2025年08月16日

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