新世界より(上)
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新世界より(上)

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1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。 (講談社文庫)

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    1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。 (講談社文庫)
  • 新世界より(中)
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    880円 (税込)
    440円 (税込) 5月9日まで
    町の外に出てはならない――禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕(はら)む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。(講談社文庫)
  • 新世界より(下)
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    990円 (税込)
    495円 (税込) 5月9日まで
    夏祭りの夜に起きた大殺戮。悲鳴と嗚咽に包まれた町を後にして、選ばれし者は目的の地へと急ぐ。それが何よりも残酷であろうとも、真実に近付くために。流血で塗り固められた大地の上でもなお、人類は生き抜かなければならない。構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた五感と魂を揺さぶる記念碑的大傑作! PLAYBOYミステリー大賞2008年 第1位、ベストSF2008(国内篇) (講談社文庫)

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

新世界より(上) のユーザーレビュー

「人間とは、いったい何なのか」という問いを徹底的に突きつける、名作SFファンタジー!
舞台は、1000年後の遠未来・日本。人間は、呪力と呼ばれる念動力を持ち、バケネズミという異類に”神様”として崇められていた。主人公・渡辺早季(わたなべさき)は、自然豊かな神栖(かみす)66町でのびやかに育った少女。全人学級と呼ばれる学校で念動力を磨く彼女は、ある日、友達とともにこの世界に隠された「ある秘密」を知ってしまう。それは、先史文明(つまり過去の日本)が、1000年間のうちにたどった血塗られた歴史だった……。
誰にでも、空を飛べたら、と夢想したことがあるだろう。空を飛べるようになったら、歩かなくていいし、電車運賃を払わなくても遠くに行ける。でも、実際にそんな力を手にした「特別な人間」が生まれたとき、人間社会がどうなってしまうのか、ということまで考えた人はあまりいないのではないか。
病的に美しいディストピアとなった日本。ある日突然消えてしまう子供たち。謎に覆われた生まれ故郷。人間と異類……。その謎が解き明かされるとき、読者はいつのまにか最後まで読み進めてしまうだろう。

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感情タグBEST3

    ダークファンタジー

    2013年11月15日

    こちらは文庫本で読みました。
    上中下と3巻なので、電子書籍にすればよかったな、と今さらながら思います。
    内容はSFファンタジーですが、普段ファンタジーを読まない人にもオススメしたいです。
    少しずつ綻び始めた世界が、一気に破綻へ向かう描写にはドキドキさせられます。

    1

    Posted by ブクログ 2024年04月26日

    初めて読んだのは10年以上前だと思うんやが、それ以降いろんな本当を読んどるはずなのに、この本を読み返すとところどころ憶えてる。そもそも悲しいかな読んだ本の内容はすぐ忘れてしまうのだけれど、よっぽど面白かったのだろう、この本は。まぁ今読んでてもすごく面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月07日

    とにかく作り込まれた設定と世界観が凄い。上巻で世界の謎について色々と明かされたので、この先どうなるのか。先の読めない展開にワクワクしつつ、中巻へと行こうと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    周りを森に囲まれた閉鎖的な集落、不穏な言い伝えや噂、奴隷のように使われるバケネズミ、そして何より当たり前に使われる超能力、それを日常として暮らす子供達。
    和風SFとして、とても楽しめる傑作だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月25日

    1000年後の世界観や設定の作り込みが細かい。主人公の子供時代から描かれるので、子供だった主人公と同期して読者も作中世界の知識を得ていくことになる。没入感が素晴らしい

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    読んでから何年経っても、ずっと心に残る名作です。
    背筋がゾッとするような衝撃の展開が多く、悲しい場面にやるせない気分になることも多いです。それでもこの世界のことをもっと知りたくなって、続きを読む手が止まりません。
    アニメも面白かったので、イメージを掴みたい方にはおすすめです!

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月18日

    上•中•下巻の感想です。
    カーリーさんがおすすめしてたので、購入して読み始めました。
    初めのうちはわからなかったけど、10ページ程読んで、過去に読んだ作品ということに気づきました。
    3巻あるし、前に読んだ時はなぜか疲れたような記憶があるので、このまま進めるか悩みましたが、ちょっと続けたら止まらなくな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月31日

    登場人物や世界観の説明が主で事件が起きるのは中盤からですが世界観に入り込んで一気に読みました。平和ですが不気味な世界観にあっという間に入り込んでしまいます。次も楽しみです。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月15日

    ファンタジー世界の肉付けの仕方って色々あると思うのですが、とにかく生態系を事細かに書き記していることが、とても今生きている現実と地続きで説得力のある世界観を構築していると思いました。

    主人公達の行く末や秘密ももちろん気になりながら、バケネズミや不浄猫やミノシロといった生物。その成り立ちや生態系とし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月14日

    上巻の中程まではずっと設定話のような感じで読むのに苦労したが、そこを超えてからの展開は「さすが貴志祐介」と言えるものであった。中巻から下巻はほぼノンストップで読んだくらい怒涛の2冊。
    貴志祐介作品は「天使の囀り」「悪の教典」に次いで3作目だったが、どれもあまり好みではないジャンルなのに何故か引き込ま...続きを読む

    0

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