煙草をテーマに有名作家の有名小説の番外編ばかりを集めたという大変にしゃれた構成のアンソロジー。
もとの小説を読んでいれば読み返したくなるし、読んでいなければ読みたくなるという、出版社 作家の術中にはまってしまうたちの悪い本。
番外編ではあるが元の本の色合い香りを程よく保った佳作が多い。
Posted by ブクログ 2016年10月11日
大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
正直楽しかったです。
作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありま...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月10日
読み終えるのが惜しい、
物語がある。
もう少し読んでいたい、
余韻に浸っていたい、
もしかしたら
CDの隠しトラックの様に
どこかに後日談的なものがあるんじゃない?
と、いつまでも
本を閉じたり開いていたりして。(^^;
この本の中では
>まほろ駅前シリーズと
>天地明察が
私の読み終えるのが...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月11日
アンソロジーは、未読の作家さん探しに持ってこい!
と、こちら即買い。
しかし・・・しくじった⁉️
よくれば、タイトルが、「サイドストーリーズ」
ということは・・・本編ありきだった(笑)
既読は、「百瀬〜」と「まほろば駅前〜」のみ。
いくつか本編読んで、ようやく積読から脱出。
ドラマ化されてるもの た...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月16日
ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。
姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。
1...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月15日
タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
読んでみたい本がまた増えたよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月14日
ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月03日
やはり読んだことのある本だと面白さが格段に違う。まほろは何度読んでも好きなお話だし、空気感がとてもいい。どのお話にも必ず喫煙シーンが出てきて一服ひろばが登場すると思ったらJTの企画だったとは。無理なくストーリーに溶け込んでいたからよかったものの、短編集だとやはり物足りない勘はぬぐえない。新しい作家さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月31日
まあまあまあ、短篇は得手不得手があるので全体的な評価は 微妙になってしまいました。
しかし、自分が思い入れがある作品のサイドストーリーはやはり気になります。
百瀬~の田辺くんを主人公とした『鯨と煙の冒険』はよかった。百瀬~でも田辺くんのキャラクターは光っていたのでこの話が読めて嬉しかったです。
『多...続きを読む