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マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。
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Posted by ブクログ
ミステリーとしても、ヒューマンドラマとしても傑作。 ありとあらゆるグロテスクさが波のように押し寄せるため、万人にはおすすめできない。 私も400ページのうち100ページは薄目で斜め読みした。 読み終わったあとも、ある種のやりきれなさが胸にずんと残るタイプの作品。(だと私は感じた。) とはいえ、ミ...続きを読むステリーが好きな人にはぜひおすすめしたい。伏線の散りばめ方、描写力、登場人物の感情の推移など、レベルが高くて一気読みさせられる。また、人が犯罪行為に至る理由について考えさせられる一冊。
オーディブルにて 以前文庫で読んでいたけど、内容を忘れていたので再読(聴?)。 知ってる名前が出てきてテンション上がった。 続編も同様に忘れてるので早く読まねば。
まだこんなに読書に夢中になれたんだって驚くくらい夢中になって読んだ。もともと刑事モノは好きなので、死体が発見される場面もミステリーが始まる興奮をもっていつも興味深く見ているが、死体の名前を読んだ瞬間に嗚咽と混乱が止まらなくなったのは初めてだった。 人が悲しみを覚えるのは死体そのものの描写ではない。...続きを読む たった一言、ただその死体の名前を添えた短い一文で、こんなにも感情がめちゃくちゃにされるなんて思ってなかったし、ここまで物語に振り回されたのが久しぶりだったから、感激に打ち震えてもいた。 胸糞悪い結末に心底やりきれない気持ちになったが、主人公と同じように、渡瀬の言葉が憤って罅割れた心を埋めてくれた。 向き合いきれないことにどうやって向き合っていけばいいのか、溝を埋める言葉があることは、物語で他者の人生を再体験している身としては本当によかった。 「お前はお前の泣いている人間のために闘え。手錠も拳銃もお上から与えられたんじゃない。かよわき者、声なき者がお前に託したんだ。それを忘れない限り、お前は自分を赦せないような間違いを起こさずに済む」という渡瀬の言葉は、別作品ではあるがドラマ アンナチュラルの中堂が言った「許されるように生きろ」という言葉を思い出した。 フィクションには金継ぎのような美しくて"完璧な救い"を求めてしまいがちなのだが、「カエル男」にあったのは泥を塗って隙間を埋めるような自助の救いだったように思う。 わたしにもこの泥がよく効いた。 後悔も失敗もせずに生きるのは不可能だが、悲しみや憤りや全ての理不尽を無かったことにしてはいけないし、決して忘れてはならないのだ。 一点、展開的に首を捻る部分があったとすれば、世間やSNSが事件の異常性に怯えて被害者を貶めるような倫理性を欠いたブラックジョークすら出ない、という状況だったのは、昨今の様子を見るに希望的観測すぎると言えるだろう。 ただこれだけが、この救いのない物語における非現実的な良心だったのかもしれない。
残虐な方法で殺害された死体が連続して発生し、カエル男に町が脅える、お話(?)。 精神鑑定と刑法39条や児童虐待、ありありと情景が浮かんでくるかのようなグロ・対決シーン、さらに重ねてのどんでん返しからのラスト。見事にハマっていましたな。 最初の真相のあたりでまだ残りページがあることで、もうひと展開...続きを読むあるのだろうなぁと思い、だとしたら怪しいのは、、、とまでは読めたのだけど、そこからさらに展開があって、やられたなぁ、となり、そこからラストでわぁ順番通り、となってすごかったです。 続編へと進みます。
面白い
久しぶりに心が暗くなる面白い小説を読みました。読んでる間ずっとそわそわします。これから続編よみます!
#怖い
スタートを読んだ後に読んだので展開予想できるんだろうなと思いながら後半畳み掛けるような展開にページめくる手が止まりませんでした
刑法39条について、改めて考えさせられる。いつだってトリガーは人の裏切りから。更生というか、育て直しをしてもらって、ようやく人に護られたのに、と思うと辛かった。 いろんな本を読んで思うが、傷を負った人は平気なフリをしてはいけない。私が虐待を受けていたら、支援員にも精神科医にも、心理士にもなれないだろ...続きを読むうと思った。それだけ、自分と向き合っていくということは難しい。 胸が痛くなる話だった。
久しぶりのフィクション。 『さよならドビュッシー』でその音楽表現に魅了されたのだが、同時期にこんな作品も書いていたとは驚き。 『さよなら…』とはまったく異質の話ではっきりいって胸クソ系の描写が多いのだが、先を読まずにはいられない展開と、どんでん返しの繰り返しに、なんとも満足な読後感でした。 シリーズ...続きを読むが2作も出ているらしいので、チェックしとこう。
娘が買ったのか?いつの間にか?家にあって表紙は可愛いし読もうと思って数ページ読んだが初っ端から残忍でグロテスクで放置してた一冊 グロテスクな小説だったが残忍な部分は目を瞑って読み終えた。 犯人わからなかったわ‥ えー(((o(*゚▽゚*)o)))と思った事が何点かあって面白かった。続編はどうかる...続きを読むのかめっちゃ気になる! 後半はスピード感は無くてちょっと長い感じ。 刑法39条‥(心神喪失者・耗弱者の不処罰/減軽)は、「責任なければ刑罰なし」 考えさせられるな。 カエル男の続編も気になるが、何故か渡瀬刑事のシリーズある様でそちらも気になる。
面白かったけど残忍です 渡瀬さんの小手川さんに対する言葉が一つ一つ深くて 年齢と経験を重ねた叩き上げの刑事で素敵でした この本の主題は刑法39条の是非について 善悪の判断はつかないけど、人に危害を加える行動力はあるってどういうことなんだろ? 世の中にはそんな状態になったことない人が大半なので この...続きを読む刑法について理解されないんだろうなと思いました 私も想像がつかないうちの1人です 少なくともこの犯人は昔39条適用されたけど 医者から寛解と太鼓判を押されて生活してたんだから 責任能力あるでしょ、、、と思ってしまうのですが そうはいかないのかな? 寛解したけどまた悪くなったから39条適用しますってなるんですか? 被害者からしたら救われないです
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連続殺人鬼カエル男
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中山七里
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