おやすみラフマニノフ

おやすみラフマニノフ

618円 (税込)

3pt

秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励む。しかし完全密室で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれた。彼らの身にも不可解な事件が次々と起こり……。ラフマニノフの名曲とともに明かされる驚愕の真実!美しい音楽描写と緻密なトリックが奇跡的に融合した人気の音楽ミステリー。

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おやすみラフマニノフ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月05日

    今日 本屋さんでみつけ いろんな音楽家のシリーズから ラフマニノフを買ってきました。
    私は 音楽的な素養はないんですが
    一気に読みました。
    あとがきにあったように 本の中の曲を聴いてみたくなりますね。
    最後は あー犯人はやっぱりこの人!
    と思うんですが 庇う人あり黒幕あり
    話しを引っ張っていく城戸君...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月27日

     中山七里さんとの最初の出会い?は「御子柴礼司シリーズ」で3冊読んでから、原点に返って最初から読もう!という気になり、「さよならドビュッシー」を読んだのが今年の2月で、それからもう5ヶ月も経過してしまいました。
     「おやすみラフマニノフ」は「岬洋介シリーズ」の2作目ですね。
     今回もまた音楽に関する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月05日

    クラシックに疎いので、曲名が出て来るとYouT oubeでその曲を聴きながら読み進めた。密室でストラディバリウスのチェロが盗まれるという事件のトリックはもちろん、学長のピアノが水浸しになった事件、学長の殺害予告の犯人が誰なのか考えながら読み進めたがまさかの人物に驚いた。また、よほどの才能と運、そして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月02日

    中山七里さんの作品の中には、自分が何者なのか分からない人や、何者かに成りたがってるのにそれを周囲から隠す臆病さなどを芯に捉えた問いかけがある。
    この作者の言葉はなんだかとても胸に刺さってくる。

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    Posted by ブクログ 2023年01月27日

    私は昔クラリネットを吹いていたけど、もっとがむしゃらにやっていればよかった、そして辞めずにずっと続けていれば良かったと、読んでいてそんな気持ちが湧いてきました。
    音楽の描写がものすごくて、ステージに立つ緊張感や、みんなとハーモニーを合わせ、指揮者と呼吸を合わせる瞬間、そんなことを鮮明に思い出させられ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    終盤の怒涛の展開が面白かった。家庭環境の違いや才能の有無などが複雑に絡み合っており、様々な人間模様が見てとれた。トンカツ屋の店主さんの言葉が良かったです。

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    Posted by ブクログ 2022年12月29日

    だけどね一応なんて言っちゃいけないよ、結果はわかっていたけど付き合いやその場の空気で受けてみた。そういうのは負けた時の言い訳を用意しているようにしか聞こえない。こういうのは闘争心むき出しでいかないと獲れるものも獲れないし、そんなところでカッコつけたって誰も誉めてくれやしないから

    今の自分にものすご...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    YouTubeなどで音源を探し、「聞きながら読む」と深くのめり込めて良かったです。
    盗まれた2億円相当のチェロ。犯人は誰なのか?何のために?
    タイトルの意味も、最後の一文で回収される。曲も相まって余韻が残る1冊でした。

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    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    岬洋介シリーズ
    今回は音大の臨時講師として登場
    なくなった二億円のストラディバリウスはどこに?
    音大生の晶の視点から物語は進む

    時系列を無視してシリーズを読んでいますが、岬の母親のことは初めて聞いたかもしれません。別のシリーズであったかもしれませんが。

    演奏シーンの描写力は相変わらず、臨場感があ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    「さよならドビュッシー」とリンクする部分があり、同時進行で事件に遭遇してた岬先生。
    今回はピアノではなく、ヴァイオリン。

    主人公の生い立ちや友人関係、バイト先のおじさん、大切な人との約束。
    青春とベースにしながらのミステリー。今回も面白く読ませて貰いました。ただ、学長は好きにはなれない。

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