おやすみラフマニノフ

おやすみラフマニノフ

小説・文芸
618円 (税込)

3pt

秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励む。しかし完全密室で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれた。彼らの身にも不可解な事件が次々と起こり……。ラフマニノフの名曲とともに明かされる驚愕の真実!美しい音楽描写と緻密なトリックが奇跡的に融合した人気の音楽ミステリー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    宝島社文庫
  • タイトル
    :
    おやすみラフマニノフ
  • タイトルID
    :
    694837
  • ページ数
    :
    375ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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おやすみラフマニノフ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    こんなにも音楽が溢れてくる小説、すごいなと思う。ミステリーかと思えば、途中はミステリーを忘れて音楽に没頭して、最後に物語がミステリーだった…と思い出した。

    主人公の晶が、音楽に魅せられて没頭して、コンマスとして演奏者として入り込んでいく感じがとてもいい。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    自分が求めていない部分への賞賛への不満、
    他責にして努力を惜しんだ後悔、
    天才の子への期待と落胆。

    私が特に考えさせられたのはこの辺りだけれども、すごく色んな教訓を得られるシリーズだと改めて感じた。

    中でも岬先生の不安との折り合いのつけ方。
    「捨て去ったものに責任を果たすためには選んだものを大事にするしかない」。
    一方で、「その世界で生きていくべき人間はどんな道を辿っても最終的にはその世界から迎え入れられるものだと思う」という言葉には救われるものもある。

    自分すらも呪うことなく、自分が何者であるかを問い続けるという岬先生の在り方は目指すべき姿だと感じる。


    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    クラシック好き、音楽好きには文句なく楽しい!岬洋介の諭し方が本当にいいんだよな。今回の主人公・晶にも好感。岬洋介が深堀りされる回はあるのか?作中に出てくるチャイコのバイオリン協奏曲を聴きながら読みました。

    0
    2026年08月05日

    Posted by ブクログ

    犯人はなんとなく想像の範疇だけど、犯行の動機、辿り着くまでの過程は想像を超えてくる。
    面白い内容だと思う(#^^#)

    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    2026.7.4再読。
    前に読んだ「能面刑事」も中山七里さんの作品だったけど、全く畑違いの職業を
    どれも専門職のように詳しく描写できるのは素晴らしいと思った。
    この本は、音楽家とその作品について、言葉がよくこれだけ出てくるなぁと感心するほど、多彩な言葉で描写していて、私なんか「すごい」「素晴らしい」「素敵」くらいしか出てこないのが恥ずかしくなった。
    ミステリーはまぁ、話の流れに必要くらいの感じだったし、途中で入る晶くん暴行事件もあれだけの怪我をして、すぐに治るものなのだろうか?と必要性をあまり感じなかったし、最後に怒涛の如く明らかにされる晶くんと初音さんの繋がりや初音さんと学長が同じ病気のなっていることもまたちょっと偶然が重なりすぎてるのではないか?と思ったけど、とにかく音楽描写はそんなことを圧倒するほど素晴らしいと思った。
    YouTubeでラフマニノフを聴きながら読んでいたんだけど、演奏が「角野隼人」という人のもので、この人がまたすごい人だということがわかったのも予期せぬ収穫でした。
    本の帯に谷原章介さんの言葉が載ってたんだけど、美咲先生のイメージはもう少し若くした谷原章介さんかなーと思いました笑

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    >音楽は、職業ではない生き方なのだ。
    自分は音楽への興味も人並みで、当然才もないわけだが、このフレーズは胸に残る。
    相変わらず飄々としながら本質を捉える岬洋介のスタイルに痺れる。

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    ありきたりな表現で申し訳ないが、音楽を読む、ということを初めて体験した。中山さんの作品は去年から読み漁っていたのだが、この有名なシリーズにはしり込みをしていた。意を決して読み始めて本作でシリーズ2作目。

    音大生、晶の周りで次々と事件が起こる。高額楽器の盗難、破壊、そして殺害予告。それと同時に起こる演奏会成功への道。様々なことが絡まりあいやがてひとつの形を作り出す。そんな物語。

    こちらの方が前作よりもより音楽の表現が強かった。
    そこに書かれたものを読んで自分で調べてみるということは何かしら本から影響を受けたのだと思う。この本はそういう物。本を読んで実際に曲を調べてみた。実際に聴いてみた。そういうことをしたいと思わせる作品。ミステリーとしての側面の強弱はあるが、音楽を文字に起こし、感情や表現で訴えるのではなく、文字に起こしてくれた、だからこそ分かりやすいし、興味をそそられる。その場に居ないのに、一緒に音を聴き、心揺さぶられた感覚がある。その分ミステリー要素が少し物足りなく思ったが、それを超える音があった。読んでよかった

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    音楽に問わず芸術やスポーツの面は、本人の努力だけではなく環境や才能などが大きく関わってくることに残酷だと思う反面、自分の望みと違う才能だった場合もまた辛いものがあるなと。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    岬洋介シリーズの第2作目。時系列としては「さよならドビュッシー」のすぐ後になり、岬洋介は愛知音楽大学の臨時講師として登場する。ミステリ要素は1割程度。音楽小説と言ってもいいくらいのエネルギッシュで臨場感溢れる演奏描写が特徴的な作品。クライマックスではミステリの解決とメンバー全員が力を出し尽くす合奏の迫力を同時に味わえる。
    この作品を読むと音大生ならではの苦悩や葛藤がよく分かるのも特徴の一つだ。高額な楽器やレッスン代を工面する経済的格差の問題。卒業後にプロとして生きていける者が一握りという厳しい雇用状況。その中で自らの才能の限界を思い知らされる現実はなかなかに厳しい。
    それにしても文字だけでこれだけの演奏の臨場感を再現できる中山七里のクラシック音楽に関する造詣はどこまで深いのか。岬洋介シリーズを読むと作中に出てくる楽曲をつい聞きたくなってしまう。今回もすぐにラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を聞いて初めて「ああ、この曲ね」と分かったレベルの私が読んでも面白い作品だ。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    『さよならドビュッシー』から引き続き登場する人も居たりして、1作目から地続きの世界観を楽しめた。

    音楽への愛は皆あるんだけど、音楽で飯を食うには、それだけでは居られない部分もある。

    でも、やっぱりそういう人たちの心を動かすのは音楽なんだな。

    そして、読み終わってタイトルを噛みしめる。

    ラストは疾走感があって、なんとも良い読後感だった。

    0
    2026年01月23日

おやすみラフマニノフ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    宝島社文庫
  • タイトル
    :
    おやすみラフマニノフ
  • タイトルID
    :
    694837
  • ページ数
    :
    375ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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