テロリストの家

テロリストの家

858円 (税込)

4pt

平和惚けした日本人を震撼させるテロ事件が勃発。中東の過激派組織「イスラム国」の極秘捜査をしていた公安部のエリート刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を言い渡される。テロリストに志願したとして逮捕された青年は、なんと同じ家で暮らす息子の秀樹だった。妻や娘からは仕事のために息子を売ったと疑われ、警察や世間からは身内に犯罪者を出したと非難される。マスコミが家族に群がり、心身共に追いつめられる中、さらなる悲劇が――。衝撃的な結末に打ちのめされる、傑作社会派ミステリー!

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テロリストの家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『テロリストの家』
    意外性  ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
    人間らしさ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
    刹那さ  ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

    1.中山七里さんの魅力
    私が作家・中山七里さんの作品に惹かれるのは、その緻密な伏線と、読者の予想を裏切る結末にあります。

    物語のギリギリまで真実がわからず、明かされた動機が人間の弱

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    もし自分の子供がって考えたら、…耐えられないだろうなぁ…ショックとかっていうより、やっぱり理解してあげられない気がするし。読み進めるの苦しかったけど、家族愛がすごく感じられる。最後もさすが七里先生!

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    本書の後ろに書いてあるあらすじとタイトルで即買いし、いよいよ読みました。
    公安、テロリストなどの定義については他書でも似たような記載があり、リアリティを感じました。
    作者の持ち味も十二分に発揮されており、特に終盤は一気読みでした!

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    派手なシーンこそなかったけど、中山先生の伏線回収がこの作品もドキッとした
    結局人の気持ちはその人にしか分からん

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    さすが中山七里先生!
    最高に面白かった
    やっぱり中山先生はすごい(N回目)
    主人公が悲しすぎる。余韻がすごい。
    公安刑事の息子がテロリスト予備軍で叩かれまくって仕事では邪険にされて……と散々なのに家庭もぐちゃぐちゃで、しかも衝撃のラスト……楽しかった

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    主人公の幣原を好意的に見ることはできない。
    (内心ずっと悪態ついてた)
    『公務』と『家族』の二者択一を終始迫られ続ける立場が、想像以上にキツイだろうことは理解するけれども。
    テロリストを志願した秀樹、祖母宅へ避難した可奈絵。
    この兄妹を思うと今でも泣きそうになる。
    家族間の問題がそう簡単に片付くなん

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    公安刑事の息子がテロリスト志願者と言う社会派ミステリーに興味を惹かれ、本を手に取り一気に読みました。
    世間やマスコミからは身内に犯罪者を出したと非難され、さらなる事件も発生していく中で、衝撃的な結末には驚きました。

    0
    2024年08月20日

    Posted by ブクログ

    中山七里作品読破2作目。登場人物間の緊張感、現場の臨場感がたまらなく心に刺さる。大変読み応えがあったが、最後の最後でどんでん返しに繋がる伏線が少し弱い気がしてしまった。しかし高い評価。中山七里作品どんどん手に取っていきたい。

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    公安物は刑事物と違って、秘密主義過ぎて重い。同僚同士も秘密だし、家族にも内緒。
    その秘密主義の中でもエリートの公安刑事が突然左遷扱いになる。本人も分からないので、読む方も分からずストレスになってくる。それが息子がテロリストで捕まってしまったことから展開が変わってくる。過激な報道、それを受けての一般人

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    公安部のエリート刑事の息子が、イスラム国関連のテロリストに志願したとして逮捕された。後に謎の死。
    戸惑う家族(母親と妹)と父親。
    ことの真相は一捻りあり、さすが中山七里さん。

    0
    2025年07月29日

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