有罪、とAIは告げた
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有罪、とAIは告げた

781円 (税込)
546円 (税込) 3月19日まで

2pt

半歩先のリアルを描くリーガル・サスペンス!

東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
東京高裁総括判事・寺脇に呼び出された円は、中国から提供された「AI裁判官」の検証を命じられる。〈法神2〉と名付けられたそれに過去の裁判記録を入力すると、裁判官の思考を〈再現〉し、出力するというのだ。果たして〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が徹夜し苦労して書き上げたものと遜色なく、判決も全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となる。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だ。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増していく。
ある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当する。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が開かれる。
罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問うリーガル・サスペンス。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『有罪、とAIは告げた』 の文庫版となります。

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有罪、とAIは告げた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人を超えるもの/過去を超えるもの/情状を超えるもの/事実を超えるもの/AIを超えるもの

    司法にAI……
    速いほうがいいなら?正しいなら?裁判官が要らなくなる?

    人の手でできないことを機械にさせるのには抵抗がある
    自分の頭で考えられる内は、自分で考えていたい

    家庭用電気製品を買いなおすと
    いろん

    0
    2026年02月26日

    Posted by ブクログ

    東京地裁に中国の作った司法AIを搭載した「法神」が連れてこられた。「法神」には六法全書をはじめとして、過去の判例などが詰め込まれている。過去の事件における証拠や証言やその信頼度を入力すると、その裁判官が過去に下した量刑や判決文がものの数分で導き出される。

    東京地裁は人手不足だった。やってもやっても

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ

    最近話題の多いAIをテーマにしたミステリー。
    最後のどんでん返しが効いています。
    さすが、中山七里さんですね。
    あの高遠寺 円さんが、裁判官として登場するのも嬉しいですね。

    東京地裁の新人裁判官・高遠寺 円は、総括判事の寺脇から、中国から提供されたAI裁判官『法神2』の検証を命じられた。

    AI裁

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    AIと人間の違い、AIへの疑問符的なものを、わかりやすく読み手に伝えていると感じた。
    本書を読み、私は呻吟という表現に共感した。呻吟とは苦心しながら物事を達成しようとする様子である。

    AIは即座に解を求めることができる。一方で、上手く言えないが、解を導くまでのプロセスに心が感じられない、味気ないと

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの中山七里さん!( ◠‿◠ )

    相変わらず漢字激弱なうちには七里さんの言葉選びが難しくて難しくて…!(笑)
    じっくり時間をかけて読み進めました。

    これまた大それた感想も書けないんだけれど…

    Chat GPTとかがある今の時代だからこそ、
    AIをどこまで使うのか境界線って難しい。
    向き合

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    "AIが人を裁く"と聞いてそこはかとない違和感を感じながらストーリーを追う
    本作は勿論フィクションだが、重要な思考実験ではないだろうか
    人を裁くという人間の能力を超えた行為を無理やり行っている司法制度の苦悩が伝わってくる
    しかも法定サスペンス的な面白さも兼ね備えていて、いつも通り

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    AIとの向き合い方のヒントを与えてくれた一冊。ラストの大どんでん返しでスッキリしました!

    AIを経済界、文化界など様々な分野で目にすることが増え、世界に浸透していくのを感じる今日この頃。
    そして、まだまだ発展途上ですが、日本の裁判手続のデジタル化も徐々に進みつつあります。
    いずれ、裁判にもAIが使

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    ​もはや私たちの日常から切り離すことができないほど浸透したAI。もしもそのAIが、人を裁く「法廷」の場に導入されたらどうなるのか。フィクションではありますが、決して遠くない未来に起こりうるリアルな危うさを突きつけられる作品でした。

    ​作中で描かれるAI裁判官〈法神〉。過去の膨大な判例を学習し、一瞬

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    AIと裁判という近い先に起こりうる題材。

    七里作品だからと思いながら、どんな風に事件とAIに向かっていくのかと思いながら読み進めました。

    巻末の解説が安野貴博氏というのも興味深く読みました

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    私生活でも仕事でも、いつの間にかAIに意見を求め、AIが求めている答えを提示してくれるように感じている。これは、そんなAIが人の人生を左右する法廷の場で利用された場合の話。フィクションではあるが、自分ごととしてAIとの関わり方を戒める意味で、興味深く読めた。とはいえ、内容は説教臭いという程ではなく、

    0
    2026年03月04日

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