絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

1,870円 (税込)

9pt

ネット界最恐の情報通〈市民調査室〉。芸能人の醜聞、政財界の不祥事など、様々な暴露ネタで、物議を醸していた。しかし、ネットの炎上が現実に飛び火して、人命に関わる事態に発展する。サイバー犯罪対策課の延藤は、執念深く捜査を進め、特定寸前まで追い詰めるのだが――明日は我が身、体中が粟立つSNSサスペンス!

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絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    謎のインフルエンサー市民調査室によるラーメン屋食レポ、アイドル俳優の薬物使用、大学理事長の使用する高級外車疑惑。市民調査室はまだ捜査機関も発表してない案件をSNSに上げて信仰にも似た支持者を集めていた。
    通勤電車で読み始めたが、あっという間に70ページも読んでしまうほど、事件の展開が意外な方向から始

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    SNSってホントに怖いな。。

    どうやって絡新婦見つけるんだろう?と思っていたら…。
    最後は怒涛の追い上げ。
    犯人探しと言うより、SNSで起こりうる事象の話がメインだったような気がする。
    無意識の悪意って、ホント厄介。。。

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    本作では血が飛び散るような過激なシーンは出てこない。
    しかし、心が物体だとしたら、一本一本針で突き刺され、皮を一枚ずつ剥がれていくような苦しさがある。
    幸いにも私の過疎ブログは炎上もせず、ここまで10年以上やってきているが、本作での仮想体験はひどく苦しいものだった。

    物語は閑古鳥の鳴くラーメン屋か

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    SNSのインフルエンサーが載せる話題に、心酔するフォロワーたち
    社会的事件から芸能人のスキャンダルまで、幅広く取り上げ話題になってそれが事件に繋がる怖い世界です
    私自身もネットに影響されないよう気をつけようと思った次第です

    0
    2024年06月27日

    Posted by ブクログ

    時代を反映した内容。自分のことを書く分にはいいと思うけど、他人のことをネタにするのはどうなのよ。そう言った意味でリツイートする人もニガテ。

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    ミステリー仕立てで、SNSのネガティブな部分を描く。
    ミステリーとしての評価は分からないけど、SNSあるあるで一気読み。SNSとうまく付き合えるようになるには、あと何年かかるのだろう。何年か後に、この作品が「何書いてんだ?」と読者から思われるといいけど。

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    社会派ミステリー。
    中盤からは、誰が犯人か、ドキドキしながら読みましたが、読み終わってみると、犯人探しより、ラーメン店の夫婦、アイドルグループの一員、新聞販売店店主、旅館の女将、といった登場人物たちの心情や状況描写がよかったな、と思いました。

    ネット利用はほどほどにしたい。


    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    今どきのミステリ。
    特にコロナ禍、リアルよりSNS上の動きが活発でそこでの犯罪を題材にしたもの。
    この作家さんはこういうある種不気味な姿が見えにくい犯人を描くのがホント上手。
    真犯人が、この流れならこうなるんだろうけど、後味あんまり・・・。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    2024-026
    現代の問題をよく捉えていると思う。最近の芸能人の問題もそうだけどインターネットが普及して、誰もが情報を発信することができるようになって、早く情報を大量に得られる時代になった。30年前はテレビが主流だったのに。テレビが全て正しいわけじゃないけど、インターネットの情報を利用するときには

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    SNSを鵜呑みにする現代人に対する警告。
    フェイクニュースに操られ、考える力を失い、ある種のカルト信者のようになってしまうフォロワー。
    この小説はこれらの問題を提起しており、一つ一つの小ネタも散りばめながら、深みのあるものとしている。社会派小説として読むべし。

    0
    2024年02月09日

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