絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

1,870円 (税込)

9pt

ネット界最恐の情報通〈市民調査室〉。芸能人の醜聞、政財界の不祥事など、様々な暴露ネタで、物議を醸していた。しかし、ネットの炎上が現実に飛び火して、人命に関わる事態に発展する。サイバー犯罪対策課の延藤は、執念深く捜査を進め、特定寸前まで追い詰めるのだが――明日は我が身、体中が粟立つSNSサスペンス!

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絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SNSのインフルエンサーに洗脳された浅慮な正義が、フェイクニュースを拡散して無実の人々を追い詰めてしまうお話
    フェイクニュースの発起人〈市民調査室〉の正体は途中で勘づきましたが、明日は我が身、戒めとして読み返したい作品でした

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    これは抉られた。中盤、とあるインフルエンサーによるルサンチマンが凄まじく、燃え上がる頁を見ながら何度も心を刺された。自分が危ういところに立っていて、実はすぐにでも燃える立場になってもおかしくない。それがSNSという道具、インターネットという道具なのだ。
    扇動される時は自分たちが操られているなどとは思

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    面白かった!SNSで拡散されたフェイクニュースが、リアル世界で被害をもたらした時、どういう刑罰の対象になるかがよくわかった。
    刑事事件として扱う場合は、名誉毀損や威力業務妨害、偽計業務妨害がそれに当たる。でも罪状は禁錮三年もしくは罰金15万と、実際の被害と照らして軽いことが多いのでは?と思わされる。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    サイバー犯罪か…
    フェイク・ニュースなぁ…
    もう、一旦、出てしまったら、真実であろうとなかろうと広まって行く〜
    どうしたものか…
    匿名性に胡座をかいて、ジャンジャンとリツイートとか、ツイートするのは、ええけど、特性されるからね。普通に!
    なんか、自分の名前を名乗らんから、大丈夫って思ってたら、とんで

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    実際でも起きてそうなストーリー。
    犯人の設定はなくても、SNSで悪気なくデマを拡散したり、誰かを攻撃しているつもりはなくても攻撃していたり、ってあると思う。
    この作者さんのメッセージ性がストレートに出ている作品だなぁ、と思う。

    SNSは見るが見るだけが基本スタンス。
    投稿するのはポジなこと、のみ。

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    最後は、え?ってなってもういっぺん読み返した。今の時代ならではの話。数十年前ならこんな小説は生まれなかっただろう。サイバー犯罪対策課って、イタチごっこなんだろうなぁ…でも、負けないでほしい。

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    現代社会が抱える問題を、実際に起こった事件を交えながら描くのがいつも上手だなぁと思う中山七里先生。今回はSNSが抱える闇や問題について。読んでいてしんどいなー、けど本当にこういうことあるよなー、と思って現実に絶望してしまう。なんとなく結末は想像ついたけど最後まで一気に読めた。

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    「市民調査室」と名のるインフルエンサーが引き起こした様々な事件を取り扱う物語だが、現代の世相を反映したもので楽しく読めた.「ラーメンいそべ」の突然の繁盛、大学理事長の噂の広まりなどの対応で、延藤慧司がサイバー犯罪対策課を率いて動き始めるが、熱海の旅館がSNSの噂で経営が難しくなり、経営者夫妻が心中.

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    SNSってホントに怖いな。。

    どうやって絡新婦見つけるんだろう?と思っていたら…。
    最後は怒涛の追い上げ。
    犯人探しと言うより、SNSで起こりうる事象の話がメインだったような気がする。
    無意識の悪意って、ホント厄介。。。

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    本作では血が飛び散るような過激なシーンは出てこない。
    しかし、心が物体だとしたら、一本一本針で突き刺され、皮を一枚ずつ剥がれていくような苦しさがある。
    幸いにも私の過疎ブログは炎上もせず、ここまで10年以上やってきているが、本作での仮想体験はひどく苦しいものだった。

    物語は閑古鳥の鳴くラーメン屋か

    0
    2024年07月08日

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