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ネット界最恐の情報通〈市民調査室〉。芸能人の醜聞、政財界の不祥事など、様々な暴露ネタで、物議を醸していた。しかし、ネットの炎上が現実に飛び火して、人命に関わる事態に発展する。サイバー犯罪対策課の延藤は、執念深く捜査を進め、特定寸前まで追い詰めるのだが――明日は我が身、体中が粟立つSNSサスペンス!
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Posted by ブクログ
謎のインフルエンサー市民調査室によるラーメン屋食レポ、アイドル俳優の薬物使用、大学理事長の使用する高級外車疑惑。市民調査室はまだ捜査機関も発表してない案件をSNSに上げて信仰にも似た支持者を集めていた。 通勤電車で読み始めたが、あっという間に70ページも読んでしまうほど、事件の展開が意外な方向から始...続きを読むまりながらも、流れの良い読みやすい文章は読み手をグイグイ引き込んでいく。 使い方を悪用すると抗う事が難しいネット世界と絡新婦の蜘蛛の巣がダブルミーニングとなり、サイバー犯罪対策課の延藤の苦悩は読者の共感をさらに強くしていった。 面白かった。
SNSってホントに怖いな。。 どうやって絡新婦見つけるんだろう?と思っていたら…。 最後は怒涛の追い上げ。 犯人探しと言うより、SNSで起こりうる事象の話がメインだったような気がする。 無意識の悪意って、ホント厄介。。。
本作では血が飛び散るような過激なシーンは出てこない。 しかし、心が物体だとしたら、一本一本針で突き刺され、皮を一枚ずつ剥がれていくような苦しさがある。 幸いにも私の過疎ブログは炎上もせず、ここまで10年以上やってきているが、本作での仮想体験はひどく苦しいものだった。 物語は閑古鳥の鳴くラーメン屋か...続きを読むら始まる。 ネットの力ってすごい! 他にも、主演作を控えた芸能人の薬物犯罪や某大学の理事長の悪(?)を暴くというネットの良い面(?)が出てくる。 けれども、明るい面があれば暗い面もある。 見えない扇動者は誰だ。 それに、イイね!をし続ける、何の責任も負わない無辜の市民たち。 彼、彼女らは自分の何が悪いのか、他人の苦しみを理解できないし見ようともしない。 道端でアリ踏んじゃった、いや、小石を蹴った……踏んだり蹴ったりしたことすら気づいていないのかもしれない。 とにかくそれが恐ろしい。 でも、もっと怖いのは、それが現実世界をただなぞって書いているだけという点だ。 ウェブは便利だ。 今や欠かせないし、誰かの助けにもなっている。 けれど、そこは鬱憤ばらしの場所でもある。 その情報は真実か? あなたが依存するその人はあなたのことなんて1μmたりとも考えていないのに。 結末は苦い。 動機も苦い。 衣食足りて礼節を知る、か。 人間は愚かでどうしようもない。 せめて自分とその周りの人が、辛い思いをさせる側でもする側にもならないように、願い、学び、教えていきたい。
SNSのインフルエンサーが載せる話題に、心酔するフォロワーたち 社会的事件から芸能人のスキャンダルまで、幅広く取り上げ話題になってそれが事件に繋がる怖い世界です 私自身もネットに影響されないよう気をつけようと思った次第です
時代を反映した内容。自分のことを書く分にはいいと思うけど、他人のことをネタにするのはどうなのよ。そう言った意味でリツイートする人もニガテ。
ミステリー仕立てで、SNSのネガティブな部分を描く。 ミステリーとしての評価は分からないけど、SNSあるあるで一気読み。SNSとうまく付き合えるようになるには、あと何年かかるのだろう。何年か後に、この作品が「何書いてんだ?」と読者から思われるといいけど。
社会派ミステリー。 中盤からは、誰が犯人か、ドキドキしながら読みましたが、読み終わってみると、犯人探しより、ラーメン店の夫婦、アイドルグループの一員、新聞販売店店主、旅館の女将、といった登場人物たちの心情や状況描写がよかったな、と思いました。 ネット利用はほどほどにしたい。
今どきのミステリ。 特にコロナ禍、リアルよりSNS上の動きが活発でそこでの犯罪を題材にしたもの。 この作家さんはこういうある種不気味な姿が見えにくい犯人を描くのがホント上手。 真犯人が、この流れならこうなるんだろうけど、後味あんまり・・・。
2024-026 現代の問題をよく捉えていると思う。最近の芸能人の問題もそうだけどインターネットが普及して、誰もが情報を発信することができるようになって、早く情報を大量に得られる時代になった。30年前はテレビが主流だったのに。テレビが全て正しいわけじゃないけど、インターネットの情報を利用するときには...続きを読む、マスメディア以上に情報を正し車扱う必要があると思う。
SNSを鵜呑みにする現代人に対する警告。 フェイクニュースに操られ、考える力を失い、ある種のカルト信者のようになってしまうフォロワー。 この小説はこれらの問題を提起しており、一つ一つの小ネタも散りばめながら、深みのあるものとしている。社会派小説として読むべし。
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絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―
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中山七里
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