とどけチャイコフスキー

とどけチャイコフスキー

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

モスクワ音楽院で起きた密室殺人。
国際情勢が音楽家たちの人生を変える。

文化的鎖国状態のロシアで、「他国の音楽は不要」と主張するモスクワ音楽院の学部長が殺された。
海外巡業中の日本人ピアニスト・岬だけが気づいた事件の真相とは。

累計190万部突破! 大人気シリーズ最新刊

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • タイトル
    :
    とどけチャイコフスキー
  • タイトルID
    :
    2041395
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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とどけチャイコフスキー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    モスクワ音楽院を舞台にした殺人事件に、ショパンコンクールで岬と競ったヴァレリーが巻き込まれる。真犯人は意外 幕切れはロシアとウクライナの複雑な政治事情と戦争があり、静かな余韻を残す。ロシア警察の横暴さが描かれる。はっきりとは書かれていないが、彼の国では親ロシアでないと生きにくいのだと思いました。岬とヴァレリーがはとこの間柄という隠された出自も興味深かった。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    ミステリとして事件の全体像に驚きはしなかった。何となく、そんなところだろうなという気がしていた。
    だがこのラストがあまりにも鮮やかだ。シリーズ随一と言っても良いかもしれない。
    読み終えてタイトルを振り返れば、とどけ、の文字がある。誰に、はない。ただ一文のとどけなのだ。
    世界のブレーキが壊れてしまった時代で、互いに指を差し合って攻撃し合うのは日常になった。向き合えば向こうも睨み返してくる。冷笑が飛んでくる。そんな世界でこの光景が届いて欲しいと切に思う。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    ウクライナとロシアの戦争が身近に感じられ、とても怖い‼️
    だが、やはりやられました!中山先生の大ドン返し、何回やられた事か!今回も例外ではありませんでした
    面白過ぎます‼️

    0
    2026年06月16日

    Posted by ブクログ

    冒頭に70年前のチャイコフスキーコンクール、米国人ヴァン・クライバーンが優勝する場面が描かれ、実話?と錯覚する。読み進むにつれ、小説と理解していくのだが、現在進行系の現実と重なり、度々胸が詰まる。学院内に起こる不穏な対立、芸術での高みを目指す若者たちに立ちはだかるイデオロギーの壁。分断、対立、戦争へと堕ちていく様はとても他人事と思えない。

    ソビエト連邦崩壊時の混乱と、音楽芸術の名家に生まれたものの才能に恵まれなかった父親の強烈なコンプレックス…苦悩の根は深い。ヴァレリーに自然と気持ちが寄り添ってしまう。岬洋介との関係性が唯一の救い。

    クライマックス、洋介のピアノと学内選抜メンバーで行われるコンサートはアドレナリン全開。
    終章は予期せぬ展開に泣かされる。

    ヒポクラテスの憂鬱に続いて、2冊目の中山七里作品なんですが、読み順間違えてますね、ワタシ…。子どもの頃夢中になった少女漫画「アラベスク」を、なぜか読み返したくなりました。

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    下手に戦争の物語を読むより、こうやってふっと日常から戦火に飛ぶ方がよっぽど残酷さが際立つ。
    やっちゃいけないことなんだ、って気がつかされるのです。その点で少しセンチメンタルなラストが私は好きです。
    あとは演奏のシーン。
    楽器の演奏は本当に体力勝負。
    必死さが伝わってきてとても良かった。

    音楽の力を信じている私には色々グッとくるものがある作品でした

    2026.6.9
    86

    0
    2026年06月09日

    購入済み

    音楽音楽は人の魂を救うのか?

     今の世情を見事に音楽の世界に落とし込んだ作品です。泣けます。ピアノを弾いた手で銃を持つ。まさにリアルな現状ではないでしょうか?音楽で、国は守れないとするヴァレリーの父親の言葉がズシンときますが、人の心を癒すものは音楽であってほしいし、人は音楽に耳を傾けるられる存在であってほしい。
     いつものミステリーのハラハラ感は少ない作品だと思います。ミステリー感というよりは、投げかけのように感じました。

    #泣ける #切ない

    0
    2026年05月02日

    Posted by ブクログ

    中山七里さんの音楽シリーズ最新作

    もともと読書とは無縁の生活だったのだけど、中山七里さんの「さよならドビュッシー」を勧められて読んだことが読書するきっかけになったので、この音楽シリーズが大好きです。
    いや、正直に言おう。
    岬洋介というキャラクターがとても好きなのだ。
    そして装丁も好き。

    今回の舞台はロシア、ロシアの偉大なる作曲家といえばチャイコフスキー!
    チャイコフスキー自身や彼が作曲した協奏曲について詳しく書いてくれていることがとても興味深く、また演奏を文字だけでここまで表現できてしまうのか、という驚きと感動で、このシリーズが本当に大好きです。
    クラシック音楽好きはきっとはまる作品です。

    〜追記〜
    岬洋介とそのピアニズムを通して、中山さんの平和を願う思いが伝えられているのかな。
    特に今回はこのタイトル中の言葉「届け(make a wish)」にも込められているのかな。

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    背景にあるのは音楽と戦争。
    1958年モスクワで開催された第一回チャイコフスキー国際コンクールでの優勝はアメリカ人のクライバーンで2位に甘んじたのがロシア人のナディア・ガガリロフ。彼女と岬洋介のつながりに驚いた。
    ロシア人のチャイコフスキーは祖父の故郷であるウクライナをこよなく愛していたという。そのチャイコフスキーの協奏曲第一番を選曲した岬洋介は聴衆に、そして一番はヴァレリーに思いを届けたかったのかも。

    あの時タクトを振っていたピアニストのヴァレリーが銃を持ち、同じくピアニストを志していたビクターと戦場で出会うなんて…なんかやりきれない。
    ラストシーンのふたりの連弾に作者の願いが込められているのかな

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    高頭冴子にチャイナをクソミソに叩きのめし今度は岬洋介にロシアを徹底的に批判させた、残念ながらミステリーとしては単純な物だったが、まさか洋介がロシアの血が流れていたとはそれにまさかヴァレリーとはとこだったとは、冒頭のナディアのシーンとどう関わるのだろうか思っていたが今回はミステリーと言うよりも洋介の数奇な運命の話だった、次作は日本に亡命したナディアの話になって、おばあちゃまは名探偵シーズン再びって事にならないだろうか、しかし残念ながら海外公演をこなす洋介が日本で活躍するのはむずかしそうである。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    まるで今まさにロシアにいて身の回りで起きている出来事に引き込まれる錯覚とともに、岬さんの鮮やかな立ち回りに魅了されてしまいました。

    0
    2026年04月21日

とどけチャイコフスキー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • タイトル
    :
    とどけチャイコフスキー
  • タイトルID
    :
    2041395
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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