翼がなくても

翼がなくても

759円 (税込)

3pt

陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る沙良の運命は? どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー!

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翼がなくても のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もうね、なんというか・・・
    号泣必至。
    障害者アスリートの話と、あの御子柴礼司弁護士と犬飼隼人刑事の対決。
    この2つのストーリーが最後見事につながる。
    ラストはもう泣ける。
    中山七里先生の最高傑作の1つだと感じた。

    0
    2025年11月10日

    購入済み

    曰くつきの人工の翼

    あとに戻れない。
    前に進むしかない。
    だから、出会いはチャンスと捉え
    逃さないように必死になる。しがみつく。
    そして周りを巻き込んでいく。
    彼はこれからも見ていてくれるだろう
    まだスタートラインに立ったばかりだから。

    0
    2021年04月10日

    Posted by ブクログ

    絶望に翼はいらない――人は、強さで飛び立つ。
    ---
    中山七里さんといえば、警察・検察・弁護士など“法を扱う主人公”のイメージが強いですが、『翼がなくても』はその枠を抜け出した力強い一冊でした。

    オリンピックを目指していた沙良が、交通事故で片足を失い、人生そのものが折れたように思えるところから物語

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    題名からしても殺人事件がメインではない感じ?と予想がついたけど、始まりはやはり殺人事件。
    途中、どんどん殺人事件から遠ざかるような遠ざからないような。
    犬飼刑事と御子柴弁護士にここで会えるとはとても嬉しい。事件絡みではあるけど、感動のスポーツ小説。

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    今回はミステリーの要素は控えめ
    ても、御子柴弁護士と犬飼刑事がまみえるシーンは見どころあり
    障害者をとりまく環境にスポットを当てた一作

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    「たとえ翼がなくても、きっと彼女は無理にでも飛び立とうとしただろう。時々そういう諦めの悪い人間を見かける」

    陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    ミステリーと障害者スポーツの現状をミックスさせた中山七里ならではの作品。本作では何と犬養隼人と御子柴礼司が登場する。しかも御子柴はちょっとの顔出しではなく、まあまあ重要な役割だ。中山七里のシリーズを越えたキャラクターの共演が楽しめる。
    さて、ミステリーの方は途中からある程度タネが想像できたのでここで

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    左足を失ったアスリートである主人公が、絶望から希望を見つけ行動していく物語。
    主人公に少し都合の良い展開だなと思う部分もあったが、行動によって良い出会いも引き寄せる、ということかもしれないなと思った。
    あと、主人公の左足を奪ってしまった相楽泰輔の人生がもう少し詳しく読みたくなった。

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    複数の題材を一つの作品に収めるのが本当に巧い。
    物語の軸は一人の女性の絶望と再生。
    そこにアスリートの現実や障がい者の実情、不可解な殺人事件も加わり、ミステリーだけでは括れない作品に仕上がっている。
    しかも犬養と御子柴まで登場するので、著者の作品が好きな人は嬉しいと思う。
    正直「こういう真相だろうな

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    こんなのも書けるのか、中山七里さん!!
    スポーツ、サスペンス、御子柴弁護士に犬養刑事!

    走りたくなる話。
    多分、もっと、爽やかな話にもできたと思うのに、そこに事件を絡めていくっていうのがなんとも愉しめる。

    今後のさらちゃんに期待!

    0
    2024年02月07日

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