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加茂北高校音楽科に転入した岬洋介は、その卓越したピアノ演奏でたちまちクラスの面々を魅了する。しかしその才能は羨望と妬みをも集め、クラスメイトの岩倉にいじめられていた岬は、岩倉が他殺体で見つかったことで殺人の容疑をかけられる。憎悪を向けられる岬は自らの嫌疑を晴らすため、級友の鷹村とともに“最初の事件”に立ち向かう。その最中、岬のピアニスト人生を左右する悲運が……。
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Posted by ブクログ
多くは凡庸でありオンリーワンでもないこと、才能というのは希望して手に入るものではないこと、それを見極める勇気、別の道の神様を探す努力、それを理解することが大人になるということ。岬洋介シリーズ、今回は急にメタになって終わる世界観が面白かった。お父さんと洋介が、いつか分かり合えるといいなと思う。
シリーズはあと5冊。10冊目のとどけチャイコフスキーで作者自ら「シリーズ10作目にして、ようやく岬洋介のルーツを語れる機会を得ました。実は『いつまでもショパン』の頃から設定していたのです。」と言っているので、早くたどり着きたいが、一方もう少しシリーズを楽しんでいたい気も。 他のシリーズも素晴らしいの...続きを読むで、とにかく一日でも長生きして欲しい作者の1人。
この作品も良かった!!事件が起きると、まさか犯人は、、??と気づいたら予想しながら読んでいます。中山作品にどハマり中。今回は予想は外れてしまいましたが、、加茂北高校がこれからどうなるかも気になるところ。登場人物たちが今後の作品に出てくるのかなあー??
やっぱり岬シリーズは面白い!! 「正しい努力」が今回は心に残った。 あと、最後もそうきたか!っと、なれる感じで面白い!!
ミステリーでありながら才能について深く考えさせられる。 学業にスポーツに興味を持って取り組んで以来、自分には才能が対してないのだなと苦しむことが多々あり、それに苦しんできた。岬が言う、才能があろうがなかろうが自分の生き方が左右されるのは馬鹿げている、と言う発言はピアノにも法曹にも才能がある者が言うこ...続きを読むとではないと反目したくなる。 ただ、先生がその前に言う何かに努力して挫折した者が普通の生活を送ると言うのは納得で奮起させるには良い言葉だと思った。 ここまで書いた上で、岬の発言の真意に気づく。自分の人生だからやりたいと思ったことをとことん努力すれば良いのだと。
圧倒的なピアノの才能と論理的な頭脳を兼ね備えた岬洋介の高校時代の物語は、とても興味深く面白く読んだ。 協奏曲のお父さんの章は、少し趣が違って、若干のトーンダウン。半年で転校になった理由はわかったけどね。
今回の語り部。鷹村亮。 岬洋介の高校生時代の話で、彼は唯一と言ってもいい友達だ。音楽科に転校してきた天才と田舎ならではの癒着疑惑。学生の学校という社会の中で描き出される人間の未熟さと醜さと青さ。それでいて子供にも大人にもなりきれない高校生という存在にとっての岬洋介が描かれている。突発性難聴を発症した...続きを読むくだりも、同級生にからかわれた下りもこの巻にある。 天災に見舞われた町と、それを救った英雄が同級生の死体発見と同時に手のひらを返される。そんな場面などが多く読んでいて苦しくなることもあるが、鷹村の存在が大きい。鷹村のセリフが、心情が、ただただ胸に刺さる。きっと大人になった今ならあそこまでは出来ないだろうな、とも思う。 飄々とした岬洋介の人となりが見える一冊
中山七里さんの本初めて読みました。解説というか複雑な表現や難しい言葉が多すぎてなかなか読み進められなかったけど、後半に行くにつれて事件が起きたり謎解きをしたりで、気づいたら読み終わってた。もっと読みやすい本の方がいいかなぁと前半で思ったけど、岬洋介という人物に魅せられてもう虜です♡長い長い解説があっ...続きを読むての物語だなぁと読み終わって感じました!大満足みかん
あまり人が死なず、エグ味も少なく、岬洋介の人となりをベースに、とても読みやすかった。 その分あっさりしていて腹八分な感じ。
登場人物の潜在心理に迫る描写はとても興味深く読める。ピアノを奏でる描写も、よく知る名曲だけにぐいぐい引き込まれる。ミステリーの謎解きは比較的シンプル。
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どこかでベートーヴェン
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中山七里
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