小説・文芸 - 宝島社文庫の検索結果
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一次元の挿し木
2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作 「謎の牽引力、ストーリーの面白さは、今回これがダントツ」大森 望(翻訳家・書評家) 「古人骨のDNA鑑定が暴く驚くべき真相!」香山二三郎(コラムニスト) 「謎の散らばせ方、話の運び方も上手く、最後までぐいぐい読ませました。文章も上手い」瀧井朝世(ライター) 「文章力が圧倒的だし、魅力的な謎の提示、読者を惑わす情報を入れてくるタイミングなど、とにかく舌を巻く巧さだ」千街晶之(書評家) 「遺伝人類学を専攻する主人公の専門家らしさもきちんと書けているし、一方で“ちゃぽん”という擬音の活かし方も巧みだ」村上貴史(書評家) 「スケールが大きい陰謀劇であり、成長小説としての面白さも備えた作品。広げた風呂敷をきちんと畳み、物語の幕を閉じる技量に、自信を持って推す」川出正樹(書評家) 二百年前の人骨のDNAが 四年前に失踪した妹のものと一致!? ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく——。 -
異世界居酒屋「げん」
累計500万部を突破した大人気シリーズ『異世界居酒屋「のぶ」』の公式スピンアウト『異世界居酒屋「げん」』の小説版の文庫化です。関東某所で店を開いていた居酒屋「げん」は、ある日突然、店の出入り口が異世界と繋がってしまった。一時は店を閉めようとしていた店主の葦村草平だったが、娘のひなたと、その恋人である榊原正太郎と共に、異世界で店を続けることを決める。異世界の人々は美食家が多いが、ハンバーグや肉じゃが、カレーうどんなど、初めて味わう料理に魅了されていく。酒と料理が縁を繋ぎ、集まる人々の物語を紡いでいく、異世界グルメファンタジー! 待望の文庫化です。さらに文庫版特典として、「げん」のキャラクターが「のぶ」のキャラクターたちと邂逅する書き下ろし短編も収録。 ※本書は2022年4月に刊行した単行本『小説 異世界居酒屋「げん」』を文庫化したものです。 -
名探偵のままでいて
シリーズ累計20万部突破 第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作 「密室殺人」「人間消失」「幽霊騒動」… 孫娘の持ち込むさまざまな謎を「認知症の祖父」が鮮やかに解き明かす! ミステリーの扉の先には、わくわくする謎と、 個性的な登場人物たちの愛が詰まっていました。 主人公の楓は私と同じ27歳。 物知りで優しくて大好きだったおじいちゃんに 会いたくなって胸がいっぱいになりました。 ――井桁弘恵さん(モデル・女優) (あらすじ) かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻す。そんな祖父のもとへ相談を持ち込む楓だったが、やがて自らの人生に関わる重大な事件が……。古典作品が彩る安楽椅子探偵ミステリー! 【著者について】 小西マサテル 1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。現在、『ナインティナインのオールナイトニッポン』『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン.TV@J:COM』『明石家さんま オールニッポン お願い!リクエスト』や単独ライブ『南原清隆のつれづれ発表会』などのメイン構成を担当。 本作で第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。他の著書に『名探偵じゃなくても』(宝島社)など。 -
飛び立つ君の背を見上げる
累計180万部突破の「響け! ユーフォニアム」シリーズ最新作、ついに文庫化! 北宇治高校三年、中川夏紀。私は今日、吹奏楽部を引退した――。傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子。四人で過ごした、最高にいとおしくて、最高に誇らしかったあの日々――。「響け! ユーフォニアム」シリーズの人気キャラ・中川夏紀の視点で、 傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子を見た物語。 エモさ全開の青春エンターテインメント。 待望の文庫化です。単行本の初回特典だった、希美視点の「記憶のイルミネーション」も収録。 ※本書は2021年2月に刊行した単行本 『飛び立つ君の背を見上げる』を文庫化したものです。 -
名探偵じゃなくても
「うるっと切なくも 大きな愛に満ちた物語。 楓を守る祖父の存在、頼もしい仲間たちの支え、 事件と人物の展開に引き込まれ、優しさが謎を解くーー いま、深く心に沁み込む新感覚ミステリー」 大島璃乃(女優・モデル) 「認知症探偵」の名推理 スピンオフ掌編も特別収録!(解説・神永学) (あらすじ) クリスマス直前、居酒屋で“サンタクロース消失事件”について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。彼は、かつて小学校の校長を務めていた楓の祖父の教え子なのだという。楓や我妻が持ち込む不可解な謎を、レビー小体型認知症の祖父は名探偵のごとく解決する。しかし、その症状は一進一退を繰り返しており……。スピンオフ掌編も特別収録! 解説・神永学。 【著者について】 小西マサテル 1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。現在、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』『笑福亭鶴光のオールナイトニッポンTV』『明石家さんま オールニッポン お願い!リクエスト』などのメイン構成を担当。『南原清隆、いまナンしょん。』(RNC)のアシスタントパーソナリティとして出演中。第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2023年に『名探偵のままでいて』でデビュー。他の著書に『名探偵にさよならを』(以上、宝島社)など。 -
コロナ漂流録 2022銃弾の行方【電子特典付き】
累計1080万部突破 『チーム・バチスタの栄光』シリーズ 厚労省の変人役人 vs 中抜きハイエナ!? コロナ三部作堂々の完結! 「コロナ三部作は、現実の事象をリンクさせつつフィクションでしかできないことをやってのけた」 鈴木エイト(ジャーナリスト・作家) (あらすじ) 2022年7月、新型コロナウイルスの新規感染者数は1日10万人を超えていた。その頃、東城大学医学部付属病院のホスピス病棟とコロナ病棟の責任者を兼務する田口公平は、医師のワークライフバランスを主張し、病棟に「効果性表示食品」を導入しようとする新任の中堅医師・洲崎洋平に手を焼いていた。田口は問題解決のための禁断の一手として、厚生労働省の白鳥圭輔を東城大に召喚するが……。 (著者プロフィール) 海堂尊 1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』で作家デビュー。著書は「桜宮サーガ」と呼ばれるシリーズを成し、本作および『コロナ黙示録 2020災厄の襲来』『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』(以上、宝島社)も連なっている。他に、キューバ革命のゲバラとカストロを描いた「ポーラースター」シリーズ、北里柴三郎と森鷗外の確執を描いた『奏鳴曲 北里と鷗外』(ともに文藝春秋)などがある。 -
ぼくたちの告白
第24回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品は どんでん返しが止まらない! 怒濤の推理戦に選考委員も驚愕! 「冒頭から仕掛けられていた罠が見事に決まっている」――千街晶之(ミステリ評論家) 「複数のフェイズを通して多彩な要素を盛り込み、意外性に拘ったエンタテインメント精神は注目に値する」――福井健太(書評家) 「構成が上手いし、構成要素のそれぞれも魅力的」――村上貴史(ミステリ書評家) (あらすじ) 小学校の卒業式前に起きた女子生徒転落死事件。殺人の仕掛けがあったことから、警察は学校関係者のなかに犯人がいると推測し捜査を進めるが、生徒への聞き込みが難航し事件は迷宮入りに。15年後、当時の事件に酷似した内容の小説が投稿サイトで発表され話題を呼ぶ。事件で転落死した女子生徒の妹・杏月(あづき)は小説に不審な点を抱き、事件の調査を始める。その矢先、さらなる事件が起き……。 【著者について】 高森泉(たかもり いずみ) 東京都生まれ、宮城県仙台市育ち。第24回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作でデビュー。 -
先生と罪
『このミス』大賞・文庫グランプリ受賞作 『レモンと殺人鬼』著者の 狂気の学園サスペンス 「どんでん返しの新女王」が放つ ノンストップ反転劇! この学校には秘密がある。 犯人は生徒? 教師? それとも―― すべての真実は、 三年生の伝統行事 運命の夏合宿 で明らかになる! (あらすじ) 同僚の教師・岩本結衣からかかってきた「助けて、あおられてる」という死の直前の電話。以来、市立新畑中学校に勤める教師・如月晴の周りで不穏な出来事が起こり始める。嫌がらせの張り紙や、実家の周囲をうろつく男の影。岩本の代わりとして三年五組の担任となった如月は、クラスの問題児を抱えながらも奮闘するが……。すべての真実は学校の伝統行事である夏の宿泊学習で明らかになる――! 【著者について】 くわがきあゆ 1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞し、『焼けた釘』(産業編集センター)で2021年にデビュー。2022年、『レモンと殺人鬼』で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞。他の著書に『復讐の泥沼』(以上、宝島社)、『美しすぎた薔薇」(新潮社)など。 -
まどろみの殺意
『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作 人気作家推薦! 欲しかったのは上質な睡眠。与えられたのは永遠の眠りと上質な謎。 ――今村昌弘 ようこそ、睡眠と推理のめくるめく迷宮へ。伏線の数々に痺れました! ――方丈貴恵 (あらすじ) 森の中にある睡眠外来専門の「水巻ねむりのクリニック」にて、睡眠導入剤の治験が開始された。しかし、ほどなくして患者の一人が不審死を遂げる。 殺人の可能性が示唆されるも、患者は全員、治験用の機器により動きが把握されていたためアリバイが成立。医療者側にも不審な動きはなかった。 治験は中止、豪雨により街と隔絶されたクリニックで救助を待つなか、さらなる事件が起き――。 【著者について】 香坂鮪(こうさか・まぐろ) 1990年、熊本県生まれ。大阪府在住。現在、循環器を専門とする特定機能病院に勤務。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『どうせそろそろ死ぬんだし』で2025年にデビュー。他の著書に『みんななにかに縋りたい』(宝島社文庫)がある。 -
刑事の境界線
『このミステリーがすごい!』大賞 文庫グランプリ受賞作 「87分署」「フロスト警部」など 傑作シリーズの系譜に連なる モジュラー型ミステリー × 驚きの結末! 「二人がコンビを組むのではなく、なかなか出会わないところがポイント。 小さそうな事件が次第に大きな意味を持つようになる展開や、対戦格闘ゲームとの関わりも面白い」大森望(翻訳家・書評家) 「小金井警察署盗犯係・馬場みどりの成長劇と同組織犯罪対策係・為井忠之の 転落劇を交錯させたドラマがキモだ」香山二三郎(コラムニスト) 「同時進行していく複数の出来事もすべて引き込まれるし、 性被害にあった女性たちの尊厳を守ろうとする刑事たちの姿には感動すらした」瀧井朝世(ライター) 「二人をなかなか対面させず、並行して進んできた物語を クライマックスで交錯させる構成が『技あり!』」千街晶之(ミステリ評論家) 「書きっぷりのよい警察小説だ。書き手の力量を感じる」村上貴史(ミステリ書評家) 「切れ味の良いクライマックスは胸がすく。 一面的でないキャラクター造形力も高ポイント」川出正樹(ミステリ書評家) (あらすじ) 小金井中央警察署の刑事第一課盗犯係の馬場みどりは、取調室でくだらない言い訳をするスリ犯と対峙していた。さらに管轄内のゲームセンターで出店荒らしが発生、現場に急行する。一方、同署組織犯罪対策係の為井忠之は、ガサ入れのため後輩の佐竹と違法風俗店を張り込んでいた。しかし為井はとある事情から店長のホセを逃そうと画策していて……。事件を追う者と隠す者、対照的な二人の運命は!? 【著者について】 宮島明道 1980年、東京都生まれ。立川市在住。16歳からDJを始め、DJの大会DMCでは2002年と2007年の二度日本チャンピオンに輝く。2003年からDJ教室「宮島塾」を経営。第24回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『刑事の境界線』で2026年にデビュー。 -
コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴【電子特典付き】
累計1000万部突破『チーム・バチスタの栄光』シリーズ、新章第2幕! 「近い将来、また襲ってくるであろう新たな感染症に対しても、本書はまたとない警告の書となるはずだ。」――斎藤美奈子(文芸評論家) (あらすじ) 新型コロナウイルスの第二波が収まりつつある中、安保首相は体調不良を理由に辞任、後継の酸ヶ湯はGo Toキャンペーンに励み、五輪の開催に向けて邁進していた。しかし変異株の上陸で状況は一変、それまで感染対策を自画自賛していた鵜飼府知事統治下の浪速で医療が崩壊し始め……。浪速を復活させるべく、政策集団「梁山泊」の盟主・村雨が、フリー病理医の彦根とともに行動を開始する! 電子版共通あとがき、全著作リストを含む電子特典付きです。 -
コロナ黙示録 2020災厄の襲来【電子特典付き】
混乱する政治と感染パニックの舞台裏! 累計1000万部突破『チーム・バチスタの栄光』シリーズ、新章開幕 「おなじみの面々との再会を楽しむのもよし、コロナの始まりを振り返るのもよし」――中江有里(女優・作家・歌手) (あらすじ) 豪華クルーズ船内で新型コロナウイルスのパンデミックが発生。政府の対応が後手に回る中、厚労省技官・白鳥の差配でクルーズ船の感染者を東城大学医学部付属病院で引き受けることになり、不定愁訴外来の田口医師が対策本部長に任命された。一方、北海道の雪見市救命救急センターでもクラスターが起こり、センター長の速水たちも濃厚接触者に……。混乱する社会状況に彼らはどう立ち向かうのか!? (著者プロフィール) 海堂尊 1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で作家デビュー。著書は「桜宮サーガ」と呼ばれるシリーズを成し、本作および次作の『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』(宝島社)も連なっている。他にはキューバ革命のゲバラとカストロを描いた「ポーラースター」シリーズ(文藝春秋)などがある。最新作は『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋)。 -
人生写真館の奇跡
天国までの道の途中に佇む写真館。ここには、訪れる死者の人生が写真に収められ保管されている。 ここで死者は、人生を振り返りながら、自分が生きた年数だけの写真を選び、自らの手で走馬燈を作るのだ――。 そんな人生最後の振り返りの儀式を手伝うのは、写真館に来るまでの記憶をなくした青年、平坂。 九十二歳の老婆が選んだバスの写真、四十七歳のヤクザが選んだクリスマス・イブの写真、 そして七歳の子どもと笑顔を浮かべる青年の写真。 「たった一日ではありますが、過去に戻って、一枚だけ写真を撮り直すことができます」 と平坂は言い、訪れた死者をそれぞれの過去へと誘う。 記念すべき日のあの時に戻り、思い出の写真を撮り直しながら、彼らは人生の最期に何を想うのか。 そして平坂に訪れる、悲しくも優しい結末とは……。3つの物語が紡ぎ出す、感動のミステリー。 -
レモンと殺人鬼
第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作! 「どんでん返しが大好きな私にとって最高の作品でした! 最初から最後まで、物語にどんどんと引き込まれていき、そしてある一文で鳥肌が立ちました。 狂気に満ちた人間たちに翻弄されて、読み終わったあとは放心状態になります。 沢山伏線がはってあるので、何度も読み返したくなる作品です!」――齋藤なぎさ(女優・声優) 「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」――瀧井朝世(ライター) 十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。 しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす。 被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行なっていたのではないかという疑惑がかけられるなか、 妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべく行動を開始する。 (著者プロフィール) 1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞し、『焼けた釘』(産業編集センター)で2021年にデビュー。2022年、本作で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞。 -
禁断領域 イックンジュッキの棲む森
ヒトとは――? 人類の本質に迫る問いにテンション高めで挑む人々のバチバチな生存競争(サバイバル)が秀逸!――冲方 丁(作家) 第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作です。 大学院で霊長類学を研究する季華が所属する研究室に、米国企業からコンゴでの道路建設に関するアセスメントへの協力依頼が舞い込む。 調査対象であるボノボの生息地を目指してコンゴの大地を進む調査隊。彼らは森の中から助けを求めにやってきた少年に出会う。 その矢先、調査地付近の村で人々が何者かに惨殺され――。霊長類学の聖地で繰り広げられる、衝撃のパニックサスペンス! 【著者について】 美原さつき(みはら・さつき) 1986年生まれ、大阪府大阪市出身。滋賀県立大学・滋賀県立大学大学院では環境動態学を専攻。現在は衛生管理会社に勤務。第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。 -
スクールカースト復讐デイズ 正夢の転校生
山田悠介氏(作家)絶賛! 「ラストの衝撃に、息を呑むこと間違いなしです!」 カバーイラストは四宮義俊氏(映画『君の名は。』回想シーン演出・原画・撮影) 映画『リアル鬼ごっこ』『がっこうぐらし! 』の柴田監督が小説家デビュー! 瑞々しい青春ミステリーです。 夢で見たことが現実で起こる――。転校生がやってきてから、中学生の颯太はそんな不可思議な現象に悩まされるようになる。転校生の名前は咲良。美少女だが人を突き放すような態度で孤立し、すぐにいじめに遭いはじめた。夢でいじめを予見した颯太は、阻止しようとしたが空回りし、自分まで標的にされてしまう。奇妙な夢と残酷な現実に苦悩する颯太はかつての親友である優也を訪ねるが……。 -
ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来
『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作家、最新刊! そのいちごの名前は違法!? 絶体絶命からの大逆転ほど胸のすくものはない。 ――大矢博子(書評家)※「労働新聞」令和5年2月27日掲載の書評より抜粋 種苗法、商標権、農業ってかなり大変なんです。生産者の苦労を助けてくれるキレキレの頭脳に読む手が止まらない。 ――鈴木典子(ヤマト屋書店仙台三越店) 大震災からの復興を目指し、新品種“絆姫”の開発に成功した久郷いちご園。 そこに、大手商社の田中山物産から絆姫の名称は、商標権侵害との警告書が届いた。 さらに、クリスマスケーキに絆姫を使用することが決定している世界的パティスリー「カリス」から、 名称変更せずに解決か、全被害額を支払うかを迫られ――。 大手商社という巨大な敵から、いちごの名称と農家たちの熱い想いを守るため、 弁理士・大鳳未来は驚天動地の策に出る! (著者情報) 南原 詠(なんばら・えい) 1980年生まれ、東京都目黒区出身。東京工業大学大学院修士課程修了。元エンジニア。現在は企業内弁理士として勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、『特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来』(宝島社)で2022年にデビュー。 ※本書は2022年9月に刊行した単行本 『ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来』を文庫化したものです。 -
鎌倉うずまき案内所
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。 -
ゼロの迎撃
59万部突破『生存者ゼロ』の著者が放つ最新作! 東京に謎の武装集団が極秘裏に上陸し、都内各地でテロ行為が発生。 明確な他国からの侵略と断言できないなか、政府は警察権で制圧を図るが、大規模な戦闘行為を招き多数の死傷者を出してしまう。 首相はついに、自衛隊の出動を決断。が、精鋭部隊の第1空挺団が敵の策謀に嵌り、壊滅。中央即応集団を投入し、決死の攻防戦に出る。 自衛隊総合情報部所属の情報官・真下は、テロ組織を率いている人物の居場所を突き止めるべく奔走するが……。 敵の正体は? 真の狙いは? 首都機能に大打撃を与える盲点とは―― -
いまこそガーシュウィン
シリーズ累計180万部突破! 暗殺者の標的はコンサート会場に! 流れるのは憎しみの血か感動の涙か。 石塚真一さん(漫画家/『BLUE GIANT』) 音楽と人生の接点のドラマ、それ自体が音楽みたい……。 怒涛のラストはジャズのソロのようだった。 菊池亮太さん(ピアニスト・作曲/編曲家・YouTubeクリエイター) 想いは人種-ジャンル-を超え、重なり合う旋律となる。 それぞれの人生が交差する展開はセッションのよう。 【著者について】 中山七里 なかやま・しちり。一九六一年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第八回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し二〇一〇年デビュー。ほかの著書に『いまこそガーシュウィン』『連続殺人鬼カエル男』『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』『境界線』(以上、宝島社)、『能面検事』(光文社)『氏家京太郎、奔る』(双葉社)、『棘の家』(KADOKAWA)、『ヒポクラテスの困惑』(祥伝社)、『作家刑事毒島毒島の暴言』(幻冬舎)、『彷徨う者たち』(NHK出版)など多数。 -
月曜日の抹茶カフェ
3年連続「本屋大賞」にノミネートされた青山美智子さんの最新文庫本。川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日にだけ「抹茶カフェ」を営むことに。ついていない携帯ショップの店員、妻を怒らせてしまった夫、恋人と別れたばかりのシンガー、時代に取り残されたと感じている京都老舗の元女将……。思い悩む人々が誰かの何気ない言葉で前向きな気持ちになっていく――。人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押している。――これは、一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心温まるストーリー。『木曜日にはココアを』のおなじみのメンバーも登場する、シリーズ続編がついに文庫化です。 ※本書は2021年9月に刊行された単行本『月曜日の抹茶カフェ』を文庫化したものです。 -
妻を殺してもバレない確率
第5回ネット小説大賞のグランプリ受賞作 未来に起こることの確率が調べられるとしたら、あなたは何の確率を調べますか? 時代遅れの政略結婚で、好きでもない女性と夫婦になってしまった男性。 彼女との暮らしに苦痛を感じていた彼は、あるときから『妻を殺してもバレない確率』を調べるようになった。 確率は低いが、うまくいけばこの無意味な生活を終わらせられる……。『確率』が繋ぐ人と人との不思議な縁。 表題作以外にも「明日、世界が終わる確率」「あの子が同じ電車に乗ってくる確率」「彼が奥さんと別れる確率」 「娘に彼氏ができる確率」「空から女の子が降ってくる確率」「私が一生独身の確率」など、 読めば心が晴れやかになる7つの短編からなるオムニバス作品。 -
青柳さんちのスープごはん
先読みサービス「NetGalley」にて感動の声、続々! 亡き妻が遺したのは、思い出の写真とレシピ。 柔らか白菜の豆乳胡麻スープごはん、野菜たっぷりクラムチャウダーetc 優しい《スープごはん》が父娘と人々を繋ぐ――。 函館を舞台に描かれる、心あたたまるグルメ物語! ♪巻末には作品に登場した《スープごはん》のレシピを収録♪ (あらすじ) 妻を病で失った青柳和佐は3歳の娘・二瑚を連れ、故郷の函館へと戻ってきた。引っ越しの荷解き中、しまい込んでいた妻の形見であるアルバムを開く。そこには妻の手料理と、笑顔でスプーンを握る二瑚の姿が――。偏食がちな娘の為に妻の遺したレシピで料理を作り始める和佐。新たな職場の仲間、疎遠だった母、ぎくしゃくとした関係の義両親……。妻の優しい《スープごはん》が父娘と周囲の人々を繋ぐ、ほっこりグルメ物語! 【著者について】 森崎緩 北海道函館市出身。2010年『懸想する殿下の溜息』(イースト・プレス)でデビュー。2018年『総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?(受賞時タイトル:ランチからディナーまで六年)』(宝島社)と『隣の席の佐藤さん』(一二三書房)で第6回ネット小説大賞を受賞。他の著書に『マヨナカキッチン収録中!』(双葉社)、『株式会社シェフ工房 企画開発室』(KADOKAWA)などがある。 -
あなたの思い出紡ぎます 霧の向こうの裁縫店
一度だけ、死んだ人に会えるとしたら、誰に会いますか? 惚れた男に大金を貢ぎ、仕事も家も失った宇山真琴。途方に暮れた彼女は、死んだ祖父が頼れと言っていた店、「鳥居の見える裁縫店」で雇ってもらおうと、その店を訪ねる。しかしそこは普通の裁縫店ではなかった。そこは、死んだ人に一度だけ会うことができる場所、此岸と彼岸を縫い合わせることができる裁縫店だったのだ――。そして「真琴のことを知っている」という店に住み着く少年の幽霊・ユキオ。偏屈な店主・鳴瀬やユキオに翻弄されながらも、真琴は死者に会いたいと願う人々を手伝っていく。ユキオは一体何者なのか? -
彩野ヒカリは見逃さない ICAS 奇異事案科学分析課
その現象、本当に怪異の仕業? (あらすじ) 神奈川県にある総合応用科学研究所(略称:ICAS)では主に中小企業の技術サポートや、国や自治体からの委託業務を請け負いながら、個人からの依頼にも対応している。そんなICASのなかで、不可思議な現象についての相談事を日々持ち込まれる部署が、奇異事案科学分析課。亡くなった祖父の声が聞こえる絵画とは? 大学に出現する首なし幽霊は本当に存在するのか。村から体調不良者が続出するのは祟り神のせい? 好奇心旺盛な研究員の彩野ヒカリとアルバイトの大学生・航は、ICASに持ち込まれる謎を科学の力で解明する! 【著者について】 新藤元気(しんどう・げんき) 1993年、愛知県生まれ。筑波大学大学院数理物質科学研究科修了後、科学捜査研究所に入所。 現在は半導体メーカーに勤務。第22回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品『久龍小春の鑑定ファイル 小さな数学者と秘密の鍵』で2024年にデビュー。他の著書に『爆弾魔 科学捜査研究所物理係』(以上、宝島社文庫)がある。 -
遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る
『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作家の最新刊。ピラミッド以外は現存していないにもかかわらず、いまだ世界中に知られ、大きな影響力をもつ七つの建築物、世界七不思議。それらが極東に伝わり、世界遺産として今なお日本にその姿をとどめていたとしたら……。生気のない目が特徴的な高校生・不結論馬(ふゆいろんま)は、趣味の旅で訪れた岩手の巌流度で、歴史学教授の兄・秀一と、首切り死体に遭遇する。首切り死体の謎をひと目で暴いた秀一は真相を語りだすが、同時に「古代メソポタミアのバビロン王朝、そこにあったというバビロンの空中庭園が、平泉の浄土式庭園の起源である」という説を語りだした。そして数年後、大学で建築史学を専攻していた論馬のもとに、秀一のもとで准教授を務めているという、苛烈な印象の吊り目が特徴的な由布院蘆花(ゆふいんろか)という女が訪ねてくる。論馬と由布院は富士山とピラミッドの関係について探り始めるが、同時にまたもや血なまぐさい事件に巻き込まれ……。 -
犬の張り子をもつ怪物
第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品。前代未聞のホラーサスペンス! 大阪市内の小学校で35名が虐殺される襲撃事件が起こった。犯人はアリアと名乗る女。彼女が鈴を鳴らすと、人々の体がひとりでに浮かび上がり、生きたままばらばらに引き裂かれる。その場にいた誰もがパニックになる中、警察官・夏木には見えていた。アリアの口から生み出された巨大な犬の張り子が、人々を嚙み殺し、蹂躙するさまが――。一部の人間にしか視認することのできない犬の張り子の思念物体を用い、人を殺したと自白したアリア。しかし、科学的に証明できない殺害方法をとった彼女を、裁くことはできない。「無罪になり出所したら殺戮を繰り返す」と公言するアリアを止めるため、夏木は彼女の犯行を証明しようと奔走するが……。 -
噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル
累計75万部突破「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズの著者が描く新作は、就職活動!? SNSの裏アカウント特定を生業とする塩崎真人は採用面接中の学生のSNSの調査をする。アナウンサー志望の灰原茉百合は裏アカウントを持ち、そこでデリヘル嬢をしていたことが発覚し、不採用となった。茉百合に存在をつきとめられ責められた塩崎は、なんやかんやでバディを組むことに。塩崎たちは、あるSNSアカウント主が殺人犯ではないかと疑うも警察は証拠がないと動けないと言われ、ふたりは証拠集めに乗り出すことに。しかしその矢先、塩崎の裏アカ調査に利用していた本アカウントの人物が何者かに殺害される。責任感の強い茉百合に感化された塩崎は、絶対絶命の危機に陥りながらも、驚天動地の真相にたどり着く!