鎌倉うずまき案内所

鎌倉うずまき案内所

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    宝島社文庫
  • タイトル
    :
    鎌倉うずまき案内所
  • タイトルID
    :
    930220
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年04月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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鎌倉うずまき案内所 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読しました。
    もう感動の嵐。前回は「青山先生の作品やけど、あんまりだったな…」くらいの感想だったのに、なぜかこの本を読み返したくなって……。
    読み返したらもう心に刺さる言葉ばかりで本は付箋だらけ。
    どこが良かったとか、それを書いていたら書ききれないので書くのを諦めますが、本当に良かった……。
    基本、再読しない人なんですけど、青山先生のこの本は、本当に読み返して良かった。

    まるで、わたしのために書かれた本だと思いました。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    伏線があちこちに張り巡らされていて、
    何度、前に戻ったか。
    巻き戻りながら、読まされてる……!すごい!

    鬱々としたところから、
    気持ちが切り替わった登場人物たちの言葉が温かい。

    つむじの巻きで出てきた
    「授けられた喜びの時間」。
    今、まさにその時間を過ごしている。
    「疲れた」で埋まりがちな毎日だけど、大事にしよう。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    「悩んでいるのは自分だけじゃない」
    そう思わせてくれた作品に出会えました。様々な年代、立場の人が誰にも打ち明けられない悩みを抱えていて、自分と照らし合わせながら読むことができました。
    「鎌倉うずまき案内所」はとても温かい場所で、こんなところが実際にあったらいいなぁと思いました。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    「こんなに恵まれていたのに、すぐ近くに宝物がたくさんあったのに、すべて無駄にしていたのは僕自身だ」 1章で心に残った言葉。自分のやりたい事をしたくなったり、現状に不満を抱くと転職など環境を変える事に意識がいきがちだが、環境を変えずに近くの宝物に気付いて今の環境で頑張る——これも一つの素敵な選択肢だと気付かされた。

    2章は高校生の息子を持つ母の話で。同じ母として寄り添い方を間違ってはいけないと考えさせられる内容だった。

    3章では結婚する前の悩みに共感したり、4章では「中学生の時って確かにこんな感じだったな。同調圧力みたいなのを感じてたな」と懐かしく感じて大人になってからの方が気持ちがだいぶ楽になってきたことに気付いたりと今回も共感や発見が多い内容でした。


    最後に年表がついてて登場人物の繋がりに感動!
    次は最後の章から読んでも面白いかも!と思いました!

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    2回目を読み終えました。
    同じ本を2回読むのは初めてでしたが、この本は2回読むのがデフォルトなのだと思います。
    細かいところに、2回目が楽しい仕掛けがあります。
    ぜひ、メモをしながら、ゆっくり、2度目をお楽しみください。

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    鎌倉で「はぐれた」人が案内所に行き着き、人生を見つめ直す連作短編集

    各話は平成という時代を6年ずつ遡って展開していく
    それが物語にいい効果を齎していると思うけど、過去からの順番でもそれはそれで成り立つし、その方が人と人の繋がりを知る喜びもあるかもしれない
    最後まで読むと、また最初から読みたくなるというキャッチコピーではあるけど、逆もいいと思う


    心に残った文章
    ---------------
    親は、子どもたちのことを何も決められないんだ。ただ見守ることしか。私が、私たちが、決めることを許されたものがあるとしたらたったひとつ、名前ぐらいだ。
    ---------------
    この歳になって娘たちがある程度育つと、この感覚はよくわかる
    確かに私の影響を受けた部分はあるだろうけど、結局は娘達自身で決めてきた事で構成されるし、それは今後も変わらないんだよね
    親としては子の幸せを願うくらいしかない



    そして、一番衝撃的だったセリフ
    ---------------
    「あなたに向けて書いたんです」
    ---------------
    私にも、「これは私向けの小説だ!」と思う作品は何作かある
    私だけと思うほど傲慢ではないけど、私みたいな人向けという意味でね
    作家さんにこんな事言われたらめちゃくちゃ嬉しいだろうなぁ

    多分、青山美智子さんも読者一人ひとりに「あなたに向けて書いている」気がする
    「お探しものは図書室まで」にしたって、読んだ人はそう思ったという事が大事と言ってたし
    読者がどう解釈したかは読者のものというメッセージ性を感じる



    私が読んだ青山美智子作品の中で、様々な登場人物の関係が繋がってる数が一番多い気がする
    青山さんの作品は連作短編ではなく、実は長編というのが一番感じられると思う

    巻末に登場人物達と平成の年表が載っているので、関係性を把握するのに便利

    各話を通して登場する二人
    SF作家として賞を穫る黒祖ロイド(クロソロイド)  
    大御所女優になる紅珊瑚(くれないさんご) 

    黒祖ロイドの仕掛けにはやられた
    流石は青山さんと言った感じ
    ------------------
    古ぼけた時計屋の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。
    旋階段を下りた先には、双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて……。

    「はぐれましたか」

    会社を辞めたい20代男子。ユーチューバーを目指す息子を改心させたい母親。
    結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。
    いつしか40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。
    平成時代を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなっていく――。

    うずまきが巻き起こす、ほんの少しの奇跡の物語。


    読み終えたあと、必ず最初に戻りたくなります。

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    鎌倉にあるうずまき案内所にたどり着ければ、はぐれた人生の軌道修正が出来る短編集。

    時代と世代が見事に螺旋で構成されてるのがイメージできました。
    1つ1つの設定も細かい。
    なにより、今現在の私自身が読むべき一冊でした。
    小説は不思議。
    自身の状態と手に取った一冊がカチリと嵌まると痺れる。

    私にとってのうずまきキャンディ。


    0
    2026年04月30日

    購入済み

    何度も読み返したくなる本

    読みやすく、ほっこり温かい気持ちになるストーリーです。
    作品内容に記載がある通り、最後まで読んだ後、最初に戻って何度も読み返してしまいました。

    0
    2021年07月08日

    Posted by ブクログ

    短編の連作でつながりがあってとても面白かった。
    すべてにおいて「うずまき」がモチーフになっていて、うずまきの螺旋階段を降りていくように、6年ごとに時間がさかのぼっていく構成が面白い。逆だったらわかりやすいけど、さかのぼることで、あれ?これってあの人の若い時?となってきて、何度もページをめくってしまいました。最後の年表がありがたい。

    案内所の双子のおじいさんとアンモナイトがシュールでいいのよ~。「はぐれましたか?」「ナイスうずまき!」
    そうね、人生で少しはぐれてしまった人が気づきを得てまた歩き出せるような、それぞれの話が心温まってすごく良かったです。
    読み終わってから気が付いたけど、青山美智子さんは『お探し物は図書室まで』の作者の人なのね。これは私の好みだわ~

    ただ一点だけわからなかったのが黒祖ロイドの正体。男の人だよね?女の子じゃなかったっけ…?何か見落としているのかな…

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    今回は令和、平成、昭和と時代背景は違えど遡りながらの短編…
    特に序盤は少ししか出てこなかった小説家黒祖ロイドが時代を遡りながら人となりを深掘りされてて面白かったがこの手法は読むの疲れるかな…と
    キーワードは鎌倉うずまき案内所に入ること、双子の内巻、外巻さんに悩みを相談する、ナイスうずまきからの所長の教えと甕にアンモナイト所長が飛び込みその波紋で見える物、うずまきキャンディーをもらうこと…
    キーワードを変えれば違う小説になる…お笑いでいえばミルクボーイ的な手法か…でもこの手法を編み出した作者は凄い。

    0
    2026年09月07日

鎌倉うずまき案内所 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    宝島社文庫
  • タイトル
    :
    鎌倉うずまき案内所
  • タイトルID
    :
    930220
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年04月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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