月の立つ林で

月の立つ林で

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

似ているようでまったく違う、
新しい一日を懸命に生きるあなたへ。
『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』で本屋大賞2位。『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』で5年連続の本屋大賞ノミネートの著者、最高傑作。
長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家――。
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの想いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。
最後に仕掛けられた驚きの事実と読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、心震える傑作小説。

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月の立つ林で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「家族なのに、どうして分かり合えないんだろう」。近い相手ほど期待が大きくなり、つい強い言葉をぶつけて、あとで後悔することがあります。そんな心が欠けたように感じる夜に、そっと手渡したくなる一冊です。

    『月の立つ林で』は、人生の途中で立ち止まった5人を描く連作短編集。仕事を辞めた元看護師、夢を諦めきれ

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    「ツキない話」というポッドキャストを通して交絡する様々な人間模様が描かれる。

    「ツキない話」というのが上手くて、「尽きない」であり「月無い」つまり新月のことでもあるんだろう


    月はそこにあるだけで(例え新月で月が見えなくても)こちらの生活を見守ってくれている。

    その様子を人間の存在になぞらえて

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    短編集のようだが、最後は全てが綺麗にまとまる展開。みんな悩みを抱えながら、揺れ動きながら生きている、自分だけじゃない、と感じさせてくれる。

    0
    2026年07月17日

    Posted by ブクログ

    月を見たくなった。
    月の優しい光の中で、大切な人と語り合いたくなった。
    月の姿が見えない新月の真っ暗な夜もいい。その中で特別な一夜を過ごすのもいい。
    いろいろな人が見えないところで関わり合いながら生活している、そらこそが生きているということなのかも、と考えさせられた。

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    心に栄養が欲しくなったので手に取りました!
    本屋大賞ノミネート常連となっている青山美智子さんの連作短編集。
    それぞれの物語に出てくるのは、退職し今後の人生に悩む元看護師や、夢を諦め切れない芸人など、今の自分の状態に迷いや悩みを抱えている人物が主人公となります。
    今作の魅力は、心を温める小説ではあるが

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    とても良かった!
    青山美智子さんの連作短編集は好きなので、楽しく読めた。

    それぞれの章で主人公の人物が別の話では脇役だったり、影響を与える人だったり。主人公でいた話では分からなかったその人の別の一面や内面を知ることもできて、物語がとても厚みのあるものになった。

    読後感はとてもあたたかく、じんわり

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    ーーーーーー
    クラスの明るい子たちは、互いの輝きがわかりやすいから、すぐに合図を送り合うことができるのだろう。だけど私たちの灯りはあまりにもほのかで、同志がどこにいるのか見つけるのに時間がかかるのだ。
    ーーーーーー

    自分は今も昔も友達が多いタイプではないけど、思いがけないきっかけで親しくなった相手

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    人と人との関係性を考えさせられる。
    特に空気のようになってしまう家族の絆。
    家族とは、言葉がいらない関係性になりがちなのだが、思いやりやコミュニケーションが必要。

    登場人物の流れるような関係性の描き方は新鮮さがある。
    月をテーマにしているのも面白く、奥深い。
    日本人は昔から自然への畏怖、共存感、委

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    本でこんなに感動するのは久しぶりでした。
    読み進めれば進めるほど作品にのめり込んでいって読書がこんなにも素晴らしいのだと気づくきっかけをくれました。
    月を見上げるのもいいかもしれません。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    この一冊を読み終わった時、作品全体の流れがなんだか朔望月のようだな思いました。満ちたり欠けたりすることが美しかった、とても好きなお話でした。

    0
    2026年06月17日

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