【感想・ネタバレ】月の立つ林でのレビュー

あらすじ

似ているようでまったく違う、
新しい一日を懸命に生きるあなたへ。
『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』で本屋大賞2位。『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』で5年連続の本屋大賞ノミネートの著者、最高傑作。
長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家――。
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの想いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。
最後に仕掛けられた驚きの事実と読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、心震える傑作小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

電車の中で号泣した。月を巡る伏線回収の嵐の物語。大好きな野口聡一さんの解説も素晴らしかった。月は静謐、月は儚さ。でも月は希望で、月は奇蹟。人間関係に疲れても、また月がやってくる。自分と環境を大事に生きていこう。

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

気づかないところで繋がっていたり、見知らぬ相手に胸が熱くなったり感謝されたり…何かしら抱えている大変な日々の中にも、優しさが溢れているんだなぁ…
新月を意識してみようと思う。

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2026年09月21日

Posted by ブクログ

『月の立つ林』、読み終えて温かい涙がこぼれました。5つの短編それぞれは独立していながら、静かに糸で結ばれていて、最後まで読むと世界がひとつにつながる構成に脱帽です。親子の情、夫婦の情、そして「新月」という目に見えない月が全編を貫く共通のモチーフとして機能していて、見えないものへの信頼や祈りのようなものを感じました。終盤に差しかかるにつれて登場人物たちの選択や想いが胸に迫り、気づけば涙ぐみながらページをめくっていました。青山さんの作品はこれまでも何冊か読んできましたが、今回もまた優しく確かな筆致で、その世界にすっと引き込まれてしまいました。こんな素晴らしい作品に出会えたことに、心から感謝。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

青山美智子さんらしい連作短編集
人生に迷いつまずきながらも、必死に生きていくことで、見えない光を、見ようてすることで、少しずつ優しい光が見えてきそうな、そんな、おはなしの数々でした。
見えないけれど、そこに存在する新月が常にお話しの中にあり、物語と連動して神秘的な雰囲気もありました。

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2026年09月16日

Posted by ブクログ

面白かった。優しさは自分が気づいていないだけで、実は周囲に溢れているのだと感じさせてくれる本でした。仕事でも人間関係でも、「ちょうど良い距離感」を保つことの大切さを実感しました。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5つの短編が連作になっていて、登場人物が少しずつ関連しているのが面白い点。

帯に記載の『月の満ち欠けのように揺れ動く心と新しい自分へと踏み出す希望』が描かれていて、新年度に差し掛かる今まさにぴったり〜

最後2章は1時間で100Pのペースで読んだ。それくらい引き込まれる面白さ。

裏表紙のあらすじ的なものをまとめると、『月に関する語りを聴く中で、登場人物達の心も満ち欠けしながら毎日を紡いでいく』という感じ。

きゅんっとか感動とかミステリーとかとは違う。ハートウォーミングが近いかな?

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2026年09月04日

Posted by ブクログ

かなり好きなジャンルの本。出てくる人それぞれが今の生き方に不満があって、現実的だった。特に終盤は伏線回収してきて一気読みしてしまったくらい面白いかった。今日1日嫌なことがあっても、明日は必ず来る。新月も必ずくる。新月の意味を知って、また明日から頑張ろう、リスタートだという気持ちを持てた一冊でした。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

短編集だけど、全て少しずつ繋がっていて、読みながらドキドキしたり、ワクワクしたり、時には切なくまた感動して涙した。
とても心を揺さぶられた作品達だった。

何度でも忘れて一から読み直したいと思える作品。
とにかく良かった。
自分の中では今まで読んだ中でトップ3に入る。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

家族におすすめされて読みました。
まず、装丁がとても可愛くて素敵です。
連作短編です。

青山美智子さんの文章は
どれも読みやすくて一気読みしました。
ポッドキャスト「ツキない話」を登場人物たちは
聞いているのですが、月に関する話も面白いですし
それぞれ色んな立場から見える悩みや迷いが
とてもリアルで共感できました。

周囲の環境や人を大切にしようと思えました。

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

「ツキない話」というPodcastを聞く5人の主人公たち。それぞれ違う日々を送っているのに、実はみんな繋がっている。

どのお話も良かったなぁ。

主人公たちは、人と人との関わりの中で人の温かさに触れて、それをちゃんと心で受け取っていく。その姿がとてもいい。

文庫の解説はなんと宇宙飛行士の野口聡一さん!!!
宇宙から見る月は、どんな姿なんだろう。
そんな月に想いを馳せる。

そう言えば、青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」で司書さんが紹介していた「月のとびら」を積読していたので、読まないと!

そして、なんとなくPodcastで調べてみたら、ほんとに「ツキない話」がある!!!!!
その作り込みにも感動だし、なんだかまだもったいなくて聞いていないけれど、ゆっくり味わって聞きたい☆

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

青山先生の本でした
伝えなければ伝わらないこと
特に家族という関係性においては、それが大事なのかもしれない、、、と分かっているのに、自分はそういう行動がとれてるんかな?と思ったりもします

ポッドキャストをついつい調べてしまいたくなる衝動も生まれます笑

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

心が疲れてしまった時に青山美智子さんの小説が読みたいと思い手に取りました。
この本はずいぶん前に購入したけれど、積読のまま本棚にありました。読み始めて思った事は、今のタイミングで読むために積読していたんだなと思うほど、疲れた心に沁みました。
一度疲れてしまったら、リセットしてもいいんだよ。自分が心地いいように生きていいんだよ。って言ってもらえているような。
見えない誰かにも支えられているって素敵だなと思いました。いつもくっついていなくても、心地よい距離感で人を想いやれるっていいなと思いました。

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2026年08月11日

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さくがさきさんが購入したminaの指輪の作者が最後の方に出てきてびっくりした
minaさんがさくがさきさんが働いている医療相談の電話にかけていてお互いが知らない間に関わっていてすごいなと思った

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

「家族なのに、どうして分かり合えないんだろう」。近い相手ほど期待が大きくなり、つい強い言葉をぶつけて、あとで後悔することがあります。そんな心が欠けたように感じる夜に、そっと手渡したくなる一冊です。

『月の立つ林で』は、人生の途中で立ち止まった5人を描く連作短編集。仕事を辞めた元看護師、夢を諦めきれない芸人、娘との距離に悩む整備士。それぞれの日常に、月の話を届けるポッドキャストの声が静かに入り込みます。

一番の読みどころは、大切な人への「願い」と「迷い」の描き方です。相手に自由でいてほしいと願いながら、自分の想いが押し付けになっていないか自信が持てない。そんな不器用な大人たちが、月の話をきっかけに、自分にとっての「良い距離、良い角度」を探していく姿には、具体的な救いがありました。

特に胸に残ったのは、娘を大切に思いながら、素直に送り出せない父親の物語です。心配と愛情はよく似ていて、ときに相手を縛ってしまう。「見え方は距離で変わる」と悟る場面には、思わず目頭が熱くなりました。

そして、「環境が大事」とは、条件の整った場所に身を置くことだけではなく、周りの人たちと豊かに関係し合うことなのだと気づかされます。新月は形が見えなくても、消えたわけではありません。次に満ちていくための、再生を待つ大切な時間です。

一見バラバラだった5人の物語が、最後にひとつの大きな絵としてつながる。その瞬間、自分もまた、知らないところで誰かに支えられ、誰かを支えているのかもしれないと思えました。読み終えたあと、いつもの家族の顔が、これまでとは少し違う「新しい角度」から愛おしく見える物語です。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

「ツキない話」というポッドキャストを通して交絡する様々な人間模様が描かれる。

「ツキない話」というのが上手くて、「尽きない」であり「月無い」つまり新月のことでもあるんだろう


月はそこにあるだけで(例え新月で月が見えなくても)こちらの生活を見守ってくれている。

その様子を人間の存在になぞらえて、そこにいなくても表現していなくても、自分を見守り励ましてくれていると気づけるというストーリー


高評価の理由は、月のあり様と人間の存在を自然に融合させている点とそれを日常生活におけるストーリーで書くことで読者にも「自分を見守ってくれている誰かがいるかも」と感じさせる点にあると思う。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編で登場する人達が裏で繋がっている。縦軸にポッドキャストで話す青年。彼も繋がるひとり。思わず涙が出てしまうシーンがあって良かったです。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

自分の思い描いた理想に囚われず、今の自分だからこそ輝ける、人・仕事・夢との「距離感」と「関係性」を見つけられる作品だった。

1話目から浄化されるような優しい涙が溢れ、一気に読み進めた。
連作短編集でありながら、登場人物たちの人生が裏で繋がり、物語が終わっても彼らの人生が続いていくような温かさを感じる。

作品全体を通して描かれる「対話」の大切さに深く納得。
自分の頭の中で相手の反応を推測して自己完結させるのではなく、対話して確かめること。
答えを知る恐怖から曖昧に過ごす方が楽なこともあるけど、向き合ったからこそ生じる和解の尊さが丁寧に描かれている。

夢や仕事、そして人。あらゆるものにおいて、その時々で一番良い距離や関係性がある。
自分が思い描いていた理想とは違う今であっても、それは諦めや妥協ではない。
今の自分だからこそ輝ける、その対象との関係性がきっとあるのだと思えた。

たとえ離れていたり、一定の距離を置いて交流がなかったりしても、その状態で相手やその対象を一番思いやることができるなら、それは逃げではなく、その時の適切な距離と関係性がそれだったというだけ。
あらゆる関係性において、肯定的な見方ができるようになる、とても優しい作品だった。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

ううん、私には何もできないわよ。恋人とよりを戻させることも、リストラを止めることも。だけとわ、私がいるよってことだけ、知ってほしかったの
私がいるよっていうのは、あなたがいるよって伝えるのと同じことだと思うの。

直近の先輩として教えてやりたい。なかなか手強いぞって。心配は尽きないし、さみしい思いも、きっとする。
だけどな、想像以上にいいものなんだ、これが。華やいで、楽しくて、愛しくて…。

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2026年09月25日

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新月は新しいことを始めるのにちょうどいい。って考え方素敵。1ヶ月ごとに訪れるのもいいし、毎日夜の月と一緒に膨らんで細くなってく変化もいい!

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2026年09月21日

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短編集のようで一つ一つの話が続いているお話。
月が姿を変えるように人って、場面場面で姿が変わるよなぁとか、月を通して人の心情を知ることができた。

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

短編だけど、1編1編がつながりを持っていて「あ、あの短編の時のあの人か!」と思い出しながらただの脇役ではなくそれぞれが主人公として成り立つのが良い。みんながそれぞれいろんな葛藤や悩みを持ちながら、結局は人とのつながりや人の温かさに触れて前向きに進んでいこうとする姿で収束するのが読み心地も良かった。

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2026年09月11日

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人との関わりに不器用な人ばかり。
特に三章が沁みたな〜。
それぞれの章の主人公が繋がって、竹林のようにひとつの大樹になるあたりうまいな〜、感動的だな〜と読後感ほっこり。
まさかの宇宙飛行士の解説、ありがたや。
九州の醤油、是非美味しい刺身の為に購入して大切な人にプレゼントしたい。

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

連作短編集、各章の語り手は異なり、それぞれ悩みと共通のラジオを聞く、という趣味を持つ。
見えない繋がりがどこか温かい、そんな物語。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

読みやすい。ほっこりする物語だった。
みんな自分に自信がある訳ではないけど、人から見るといいところ、光っているところがある。
そこに気付けるかどうかで、同じ出来事が起こったとしても、感じ方が大きく変わってくるんだと思った。

*お気に入り*
遠いから、知らないから、きれいなことしか想像しないですむのだ。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

青山さんの本、2冊目。
やはり読みやすい。

落ち込んでいた時に、
前を向きたくて&無性に小説が読みたくて、
AIに相談して提案してもらった一冊(笑)

今読んで本当によかった。
仕事も趣味も頑張ろうという気持ちになれました!

これからは新月の日を意識して過ごしてみようかなと思います。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

初めて青山美智子さんの小説を読んだが、読み易く、また章を進めて行く中で、いろいろな人間関係が折り重なって、人と人との繋がりを温かく感じられた。共感できる人間描写も多々あり、また別の作品も読みたいと思う

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

月っていいですよね、美しくて優しくて儚くて。夜、ささくれだった気持ちで歩いてる時にふと見上げた空に美しい月があるとなんだかスッキリするような肩の力が抜けるような…
最初の話が特に好き。弱った心を抱えて落ち込んでも身近な人や見えない誰かに支えられてまた前を向いて生きていく、そしてそれがまた誰かの支えになる。心がほどける月の光みたいな本でした。目には見えない新月、月の満ち欠け、、いつの世も人の心を惹きつけとらえてやまない月の神秘。宇宙飛行士の野口聡一さんの解説もよかった。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長年勤務していた病院を辞めた看護師、日の目を見ないお笑い芸人、突然一人娘に妊娠&結婚を告げられるバイク整備工場のオヤジ、家族友人誰にも心を開くことができない女子高生、アクセサリー作りに没頭するあまり夫との距離が徐々に離れていっている女性、
いずれも、人生土砂降りとまでは言いませんが、どよーんと曇り模様の人物が、月に関する話を毎日10分ほど配信されるポッドキャスト「ツキない話」を聞くことで、曇り模様の人生から一歩、良い?方向へ足を踏み出す話。

一話一話は独立していますが、例えば、一話の主人公が購入するアクセサリを四話の主人公が製造販売し、二話の主人公のSNSのフォロワーが四話の主人公で、三話のオヤジの家に宅配便運んでるのが二話の主人公で、さらには四話の女子高生がコケて壊したベスパ(スクーターとは書きたくない(笑))を三話のオヤジが修理したり、五話の主人公に病院紹介するのが一話の主人公であったり、みたいな感じで、各話の登場人物(主人公以外の登場人物も絡むよ)がそれぞれの話にちょこちょこ出てきたりと、知らず知らずに絡んでいます。
四話中に出てきた、竹林が根っこで全て繋がっているんだと教えてもらう件は、本作の登場人物の関係性を暗に示しているのかと思いました。

気になったのは2点
先にも書きましたが、登場人物が知らず知らずのうちに絡んでいるのは、良い(むしろこういうの大好き!!)んですが、距離的に近場で収まりすぎじゃない?と思いました。
せっかく全世界の人間が聞くことのできるポッドキャストというツールを使っているのですから、もっと広い世界の中で繋がる様だったら世界の広さも感じられよかったんじゃないのかな?

もう一つは、各話の登場人物が前向きに動き出すきっかけとなる月の話が、全て新月の話だったところはもうちょっと工夫が欲しかったかな?月には満月も三日月も半月もあるわけで、他の月の形にまつわる話で、各話の主人公が何かに気づき前向きになる・・・・って内容であった方が、話がより深くなったのでは?
それとも、作者さんが新月にこだわっているというか意図を持って新月の話ばかりにしていたというのであれば、月にまつわる話ではなく、新月にまつわる話のポッドキャストにしたらよかったのに・・・・なんてことを考えてしましました。

まあ、細かいことガチャガチャ書きましたが、そんなことは関係なしに、読み手の心がどよ~んとしているときに読むと癒しというかほっこりするのは間違いなしな作品。。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

大変心地よく読めるストーリーなのですが、青山美智子さんの本を3作立て続けに読んだらなんとなくみんな似た雰囲気に感じてきてしまいました。

どれも優しい物語です。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人と人との繋がりを知って前を向ける話はあるテーマをきっかけに己を見つめ直し、広い視野を持つことでするりとわだかまりが解けていくような柔らかさを持つお話でした。

読んでるとこんなインディーズ放送なポッドキャストに出会いたいなと思っちゃった。

世界観的にはあの章の人とあの章のこの人がここで交わるんだ!と読者をワクワクさせる登場の仕方を入れたお話は好きなので、お互い他人ではあるんだけど、俯瞰して全世界を見ている私は、この人はねそうなんだよ、素敵な人なんだよ…と後方腕組しながら大きく頷いていました。

とくに3章のポンの存在にはすごく感激してお父さんに混じってグッときてしまった。

思ったより人生って上手くいかないし、上手くいかないことをどうしようもない責められない状況とかに、やるせないよねーって自分を悲観するし、
ふんわりと周りのせいにしたりするんだけど、他人は意外と自分のことはどうでもいいと思うけど、
そうじゃなく、大切に思ってくれて本当に心配する人は、新月のように見えないけど心では温かく見守っているんだよ、
だから世界はそんなに悲観しないで目の前を生きたらいいんだよ、
そう伝えたいのかなと読んでいて思いました。

月とか天体とかそんな話はワクワクさせられるし、
新月という素敵な解釈もできる存在を知ることができて良かったです。

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2026年08月04日

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