赤と青とエスキース

赤と青とエスキース

1,400円 (税込)

7pt

2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者、新境地にして勝負作! メルボルンの若手画家が描いた1枚の「絵画(エスキース)」。日本へ渡って30数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。2度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。 ●プロローグ ●一章 金魚とカワセミ メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。 ●二章 東京タワーとアーツ・センター 30歳の額職人・空知は、淡々と仕事をこなす毎日に迷いを感じていた。そんなとき、「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。 ●三章 トマトジュースとバタフライピー 漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。雑誌の対談企画のため、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。 ●四章 赤鬼と青鬼 パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。そんなとき、元恋人の蒼から連絡がきて……。 ●エピローグ 水彩画の大家であるジャック・ジャクソンの元に、20代の頃に描き、手放したある絵画が戻ってきて……。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    248ページ
  • 電子版発売日
    2021年11月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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赤と青とエスキース のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    “一枚の絵画”は全てを見ていた!!
    思い出の詰まった絵画って素敵ですよね~

    絵画のタイトル『エスキース』に込められた意味
    絵画をきっかけに動きだした人たちが
    思わぬ形で繋がっていく、、、

    最後まで目が離せない作品でした!


    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    読もう読もうと思って、なかなか読めなかったのだけど、やっと読めた。
    ニ章の話が特に好きだった。
    エピローグを書くか書かないか、読者の解釈に委ねるのかどうか、好みが分かれるのかなぁって思ったけど、私はとても清々しい気持ちで読み終えることができたので満足。
    まさか、そこにユリさんが・・・が一番の驚き。

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃ良くて一気に読んでしまった!
    青山先生の短編集が好きな理由のひとつが、全部のお話が少しずつ交差して繋がっていること。
    たまに本を超えて別の本の短編集に出てきた人との繋がりも描かれて、「あぁこの人の生活もちゃんと続いてるんだ」ってほっこりする。
    時系列も順番通りではないから、一見するとバラ

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    絵と愛の物語。
    青山先生らしい、オムニバスのようで繋がりのある物語で、絵を巡って様々な立場から、それぞれの情熱が感じられました。

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    「お探し物は図書室まで」を読んですぐに、この本をよみました。

    一枚の絵からつながる、短編集。
    最後は全ての伏線が回収されスッキリ読めました。

    両方ともなんだか心が温かくなるお話でした。

    物語の中の「赤と青」の色の表現の仕方が秀逸。

    「人生は何度でもあるけど、それを経験できる体は一つしかないの

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    とても泣けた 電車で読んでたのでこっそり泣いた
    青色と赤色にまつわるお話で進んでいく連作短篇。
    絵が出てきたので、芸術の秋に読めてよかった〜。アートにあふれた街、メルボルン行ってみたいなぁ
    つながるだろうと思ってても、びっくりする。もう1回読みたくなる。今回も楽しかった。青山美智子さんの作品好き!も

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    終盤涙が勝手に出て止まらなかった。2度読み必須。
    みんなの愛があたたかかった。
    読み終わってから表紙を眺めたらそれぞれの意味がわかって美しさに感動した。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    まず単行本の表紙がオシャレ、手に取りたくなる。
    1章から4章がどれもバラバラで話が繋がることだけ知っててエピローグどうなるか疑問だったけど予想以上に良かった。

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    青山さんの本は何冊か読んでいて、必ず最後に繋げてくることは予想して読んだけど、わかっていても思わず「あぁ…」ってなった。
    何層にも重なって繋がっていて、ミステリーじゃないけどちゃんと全て解明して、読後感もすごくいい。人気出るはずだと納得。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ


    色々なストーリーの中で今回の物語の
    キーとなる “赤”と“青”の色が登場する 。

    最後まで読むと、
    タイトルの意味が胸の奥でそっと響きます ‪◯ .*˚

    静かな時間に心を澄ませて読みたい作品 ⸝⸝ᵕ ᵕ⸝⸝

    0
    2025年11月02日

赤と青とエスキース の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    248ページ
  • 電子版発売日
    2021年11月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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