人魚が逃げた

人魚が逃げた

1,500円 (税込)

7pt

本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。幸福度最高値の傑作小説! 〈STORY〉ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    232ページ
  • 電子版発売日
    2024年11月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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人魚が逃げた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんて素敵なファンタジーが織り混ざった小説。

    いいよねー。
    登場人物ごとに物語があって、
    アンデルセン童話も組み込まれて。

    自分の年齢的に、

    3章の元妻の言葉が刺さりすぎた。

    若くはないからこそ、これからの人生で、普段の日々の生活を楽しく味わって行くことの方が大事


    うん、そのとおり‼️‼

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    童話「人魚姫」を色んな角度から捉えて、5つの短編におとした本。直接関わりがある訳では無いけど、短編の主人公同士がまちですれ違いざまお互い認識をしていたので、2つの視点で同じシーンを読むために何度もページを戻ったり。

    エピローグの「おとぎ話界隈」という言い方だったかな?笑ってしまいました。そりゃカー

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    こうした連作もの、とてもすき。繋がっている人々は、同じ世界に生きてはいるけれど、同じものを見てはいるけれど、同じ気持ちでいるとは限らない。だからこそ、人って面白い。

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    素敵な作品でした。一人一人が思い描いて生きている世界を、遠くから見させて頂いた作品でした。凝り固まった自分の考えに、少し力を抜けさせてくれた作品でした。もう一回読みます。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    青山さんの小説はいつもながら、伏線が多くて面白い。今回も伏線確認のために2回読みました。また、随所に意味深長なフレーズがあり、心に響きます。本作品の中では、喜代助さんが理世さんに言った「芝居はね、観客席からが一番よく見えるものだよ。舞台に立っている我々演者には、まったく見えないことばかりだ」という言

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    待ちに待った青山美智子さんの新作。今回もほっこりする短編ばかりで、読みやすくあっという間に読み終えてしまった。特に娘が母に伝えた言葉にグッときた。おすすめしたい小説が増えて嬉しい。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    銀座の街角で微かに袖が触れ合った人たち。その一人一人の、人生や心の中のほんの一部を覗き見しながら、最後は狐につままれ、暫しぼんやりとした幸福感に浸る。こういう読後感は久しぶりでとても良かった。

    『······ちくしょう、アンデルセンめ!』笑

    〈心に残った言葉〉
    "人っていうのはね、毎日

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    銀座で人魚を探す王子様?
    設定が面白くて可愛らしくて、先が気になってスイスイ(人魚だけに) 読んだ!
    ジャックジャクソンの名前が人気の水彩画家として出てきたのが胸熱!(「赤と青とエスキース」を先に読むのがおすすめ)
    銀座で交錯する人たちに焦点を当てて、章ごとに主人公が変わるのが面白い。



    ネタ

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    一気に読めばだいぶ面白いと思う。まちまちで読んでしまったので、中盤の間伸び感が退屈だった。まあ普通に面白いか

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    面白かった。題名から惹きつけられ、プロローグも面白くついつい本を手に取って読んでみた。
    王子って誰?人魚は本当にいるの?と思いながら読み進め、1つ1つの話も王子に会いながらも、それぞれ自分の人生と結びつけているところが面白い。

    0
    2025年12月05日

人魚が逃げた の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    232ページ
  • 電子版発売日
    2024年11月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
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