【感想・ネタバレ】人魚が逃げたのレビュー

あらすじ

本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。幸福度最高値の傑作小説! 〈STORY〉ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

好きな連作短編集。青山美智子さん2作品目。
自然と涙がこぼれていたり。面白すぎた。
ヒトのココロというものは、本人にもわからなかったり、わかっていても、認めたくなかったり、どうすることもできなかったり、タイミングがあったり。一筋縄ではいかないものだよねー!が詰まっていました。
アンデルセンの「人魚姫」みんながあらすじ知ってるお話なの、スゴすぎ!

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

まず、私の中でいつの間にか人魚姫=リトルマーメイドとなり、ハッピーエンドの物語として定着していた。
ディズニーの弊害である。

そういえば、子供の頃に絵本で読んだときには泡になった気がする…カニが「♪キスして」とかハッピーに歌ってなくて、もっと切ない感じだった気がする!とそのときの気持ちがよみがえってきた。
それだけで、読んでよかった一冊だった。

ストーリーはこの作家さんらしく、安定の軽く読めるちょっといい話という感じで、今回も大満足。
特に4章『夢は静か』が好みだったな。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

アンデルセンの「人魚姫」を軸に、夫婦、恋人、親子など、様々な人との関係性に悩む人達が描かれている1冊。
あの人のこれが、このエピソードのこれに繋がっていて、さっき出てきたこれがここで…といういわば「青山美智子節」炸裂でした。
めっっっちゃおもしろい。
小説の世界と、現実の世界の境界がなんとなく曖昧になって、舞台となった銀座に行って、世界観を感じてみたいと思いました。
爆速で読めてしまった…超オススメです。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

現実とファンタジーの交わり具合が絶妙に素晴らしくて引き込まれました。
希望に溢れた連作短編集。
面白かった。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

銀座が舞台になってて面白かった!
それぞれのストーリーが面白かったし、こんなふうに繋がってるんだって面白かった。
自分の世界しか知ることができないけど
本当はこうやってそれぞれにいろんなストーリーがあって交わってるんだなって思った。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

銀座で、それぞれの人がそれぞれの思いに対し、気がついたりする短編集。

話に共通しているのが、人魚姫を探している王子で、テレビに出て、SNSで話題入りをし、それぞれが王子に会うという。

ほんの少しの勇気で、物事が動く時があるという、そんな感じの言葉が良かったです。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

変わらず、青山さんの作品は素敵です
巡り巡って元の人間関係が見えてくる。いつものパターンなのに飽きさせない、むしろ、これでいいと思わせる。
人魚の話もファンタジーなのか、現実なのか、どっちなのかと最初から後半までドキドキ楽しませてもらいました。
また読み直したい本です。

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2026年07月14日

匿名

ネタバレ 購入済み

人魚が逃げたと話す王子と銀座を舞台にした連作短編集。不快な気分になることなく、心温まる優しいお話でした。

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2025年04月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後まで読むと、もう一度読み返したくなるファンタジー要素がある小説。
日常の間に現れた突然の非リアルな人物である、人魚を探す王子。出会った人たちは役者だと思い込んでいます。オムニバス形式です。内容に表紙を飾られた作者さんがでてきます。最後まで読んで装丁をみるとわかりますが、すごいリスペクトを感じます

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

 5つの短編は人魚姫の王子を通して自分の人生に向き合っていく
話の主人公はそれぞれ他人だが少しだけ接点のある人であの人かーと思うよう繋がっている
章の最初の3行を毎回読み終わった後に戻って読みたくなる

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2026年08月19日

Posted by ブクログ



面白かったーーーー!

王子と人魚は本当にいるのか?
ということが頭の中でグルグル回って答えがなかなか出なかったし、それに王子がちょっとユーモラスでした(笑)


好きだったのは、

「街は豊か」の中のこの一文。

私ね、お金とかじゃなくて豊かさってこういうことなんだなあって子供心にずっと思ってた。
お母さん、ありがとう。

菜緒、いいこ。
私自身が言ってもらえたみたいに感じて、胸がジンときた。
菜緒、ありがとう。
涙腺崩壊。

もうひとつは、「きみは確か」。
理世さんの清潔感のある佇まいが素敵。
友治くんが理世さんを好きになる気持ちがわかる!
二人のエンディングが見たかった。

人魚姫の童話と現実の世界が入り乱れていているのもとてもロマンティックで、しばし夢の中でした。

とはいえ、ファンタジーものではないと思うので、ファンタジーが苦手な方にもおすすめです。


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2026年08月16日

Posted by ブクログ

短編かと思ったら最後繋がっていました。人魚が逃げたという銀座の歩行者天国でのお話。
人の心はわからないなぁと思わせられるお話です。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

人の気持ちってわからないですね。
短編で繋がっていきますが、最後にきちんと回収され、ほっこりファンタジー要素もあり、良かったです。元気が出るお話かな。

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「人と人を繋ぐのは結局、愛とか恋より、信頼と敬意なのよ」
というフレーズがすごく心に残った。
夫と妻という夫婦の間で、愛情だけでない。相手と自分が対等でいるために必要な「等身大の自分を大切にすること」が大切

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

舞台は現実の銀座なのに、どこか童話のようなファンタジックな世界観。「私たちも気づいていないだけで、実はこんな不思議なことが起きているのかも…?」と、思わず「ふふっ(´∇`)」と口元がほころんでしまう。青山美智子先生の作品は悪い人が出てこないので、終始安心して世界観に浸れる。
「くそ!アンデルセンめ!」と吐き捨てる王子のキャラクターも面白い。
大切な人にしっかりと自分の気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる、心がじんわり温まる作品でした。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

コミカルな要素もあり、読み終わった後は優しい気持ちになれました。銀座とおとぎ話を合わせるなんて、ファンタジー感が満載で素敵です。


LINEなどの連絡が取れない恋愛に、「それぐらいで終わるなら、そういう縁だったってことよ」と言い放った女性が強いなと思いました。おとぎ話にLINEは必要ないよね。

大人になってからでも、アンデルセンのようなお話は必要なのかもしれません。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

銀座で人魚が逃げた、とインタビューに答えた王子を中心にいろいろな話が展開された。
最後、12才の差のホステスのママと河童の友治はどうなったのかな?
昔の初恋の人との結婚式、紗奈はどうなったのかな?
想像力が続く読み物で面白かった。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

ほんわかとした作品で読み終わった後、こころが暖かくなる。人魚の話は知っていたようで最後の結末までは知らなかった(忘れていた)

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2026年07月30日

Posted by ブクログ

「阪急電車」を彷彿とさせる、たまたまそこに居合わせた人たちの物語。
5人それぞれの物語ではあるのだけど、実は街ですれ違っていたり、接点があったりして、読み返しても面白い。

1番に感じたのは、人は皆それぞれのバイアスを通して物事を見ているのだなぁということ。
同じ出来事や発言も、個々のバイアスによってポジティブになったりネガティブになったりしている。
そう思うと自分自身もポジティブでいた方がいいよなぁと思うけど、それがまた難しい。

最後の最後に、ファンタジー要素が一気に強くなり、それはそれで夢が広がってとてもよかった。
銀座という街に少し親しみが湧いた。

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2026年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青山美智子さん初読みでした。
短編集ですが少しずつそれぞれの話が繋がっており、どの話も綺麗な暖かい話で読みやすかったです。
母娘の「街は豊か」が一番好きでした。毎日を毎日作ってくれたよ、なんていつか娘に言われたらわたしも泣いちゃうなあ。
エピローグを読んであの人はそういうことだったのね!とふふっとなり、おとぎ界隈の皆さんをもう一度探したくなり読み返してしまいました。
読み終わったあと表紙の写真を見るとまた改めて楽しめますね。

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2026年07月26日

購入済み

定期的に

アンデルセン童話は読みませんが
他の方の小説は読んでいる自分が
定期的に読みたくなる著者さん

田舎暮らしですが東京へ出た時に
この本に出てくるスポットの
銀座巡りをしてみようかと思いました。

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2025年11月12日

ネタバレ 購入済み

やっぱり銀座は素敵な街

幸福度最高値の傑作小説!という紹介文に惹かれて読みました。
自分が知っている銀座が散りばめられている短編にワクワクしながら、あっという間に読了。
ちょっと不思議なエピソードが、銀座にいる人たちの間で繋がっていくのが、気持ちよかった。
和光の下で王子に会ってみたいし、地下のギャラリーの扉を開けてみたい
自分はその時どんな自分になるんだろう。

#癒やされる #スカッとする

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編ごとのストーリーの密度が薄く、あまり感情移入して読めなかった。各短編を繋ぐ人魚姫要素も、最終話で回収されるのかと思ったが、まさかのファンタジーエンドだったので個人的にはあまり響かなかった。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

銀座の街に散りばめられたキャラクターたち、銀河を旅した彼、見つけきれなかった。玉手箱の人もあってたのかなぁ。
アンデルセン自身のお話も読んでみたい

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

人の言葉をちゃんと聞くことと、思いを伝えるということはとても大事だと思った。案外他人に自分の気持ちは正しく伝わっていないし、ちょっとしたことですれ違ってしまうんだな…と改めて感じた。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

星の王子様の恋愛版みたいな。(星の王子様あんまり好きじゃない)
愛されたいと思ったり、自分のことばっかり考えてる人はやめなって本。
もっとまとまって終わるのかと思ったら、そのままファンタジーで終わったから、スッキリするオチがなくてモヤモヤ。

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5
ようやく読めた…
人気すぎて全然回ってこなかった…
ラスト、あ、王子ってこの人か!と思ったら違くて、本の世界からやって来た人オチは面食らった。
日常に潜むちょっとした不思議なわくわくを見つけたような気がした
全体的にいいお話。短編が最後繋がっていく系。


世界は物語でできている

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2026年07月29日

Posted by ブクログ

この人の本はエスキースに続いて2回目
ちりばめられたキーワードをもとに短編が次々とつながっていく様は面白いんだけど全体的に物語が美しすぎるというか、綺麗すぎてもっと汚い部分とか刺激を求めて物足りなく感じてしまった
あとエピローグとオチのまとめ方がちょっと無理矢理感

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。
どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。
彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。
そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。
12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。
銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。
そして「王子」は人魚と再会できるのか。
そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

青山美智子さんの『人魚が逃げた』を読んだ。人は気持ちのちょっとしたすれ違いで大切な人を傷つけてしまって後悔することがあるけれど、それが後悔で済むうちに本当に大切なことに気づけるといいなと思う。青山さんの作品は自分にとってそんな振り返りをするための貴重な手鏡だ。今回も効果的だった!

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

「人魚を探している」と語る王子をきっかけに、銀座で出会うさまざまな人々の恋や人生が交差していく物語である。青山美智子先生の作品は、いつも読後にじんわりとした温かさを感じられるため大好きなのだが、今回は個人的にはそこまで強く心を動かされることはなかった。

それでも、「人魚が逃げた」というユニークな設定を通して、多様な愛や恋のかたちが描かれており、登場人物たちが自分の気持ちに正直になって一歩を踏み出す姿には勇気をもらった。温かな視点で人と人とのつながりを描く、青山美智子先生らしいお話でした。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

青山さんの作品はいくつか読んでいる中で、好きなものはとにかく好き。けれども、いまいちピンと来なかったのもある。今回は後者。
自分をよく見せようと嘘をつくってどんな理由であろうと好きじゃない。嘘に嘘を重ねて苦しくなるって分からないのか、、若さゆえなのか、自分が歳をとったのか。
結局、人魚姫や王子はなんだったんだろう、、余韻に浸れるほど残念ながらのめり込めなかった。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

人魚と言えば、やっぱりアンデルセンですよね。良質な2次創作で楽しく読ませていただきましたが、エピローグは蛇足かな。こういうお話は余白と余韻を残して欲しいです。

似たような感想を書いたことがあると思って調べたら、同じく青山美智子先生の「赤と青のエスキース」でした。相性が良くないのかな。でも、エピローグ前まではたいへん面白く読ませていただきました。

男女(もしくは母娘)の勝手な思い込みによるすれ違いがテーマかと思います。
5話の初恋の話がお気に入り。ちょっと都合良すぎですが、この物語にはこれくらいのゆるふわ感がぴったりだと思います。1話で気になっていた2人の再登場もうれしいです。

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2026年06月25日

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