【感想・ネタバレ】人魚が逃げたのレビュー

あらすじ

本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。幸福度最高値の傑作小説! 〈STORY〉ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

物語の中でさらにフィクションが散りばめられていて現実との境目がなくなっていった。
今の最悪な状況が全てが決まっていた運命だと思ったら(私も)心が軽くなった。

1
2026年10月06日

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ネタバレ

あ、すごく好き。
日常の中に、おとぎ話のようなことが起きて、でも、ちゃんと事実だと種明かしする作品も多いけど、これはちゃんとおとぎ話が日常に溶け込んでた。逆に新しく感じた。

人魚を探してる王子がいい味を出してた。

表紙がみたてのミニチュア作家の田中さんだったので読んだのだか、まさか本人が登場するとは。

画廊の話が好き。画廊のおじいさんはエピローグでもすてきな雰囲気を出してた。
姉の代わりに初恋の人と結婚できそうになったのに、破談になりかけた女性のその後のハッピーエンドを思わせる話を明かしてくれたのもよかった。

12歳年上の女性に嫌われてると思った青年の話と、
12歳年下の青年に嫌われるに決まってると思い込んでる女性の話が別々に描かれていて、絶対に幸せな夫婦になってほしい!と思った。

とてもすてきな作品でした!

Audibleだけど、本も欲しい

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

安定の青山美智子氏の作品だった。そして今回は会話の重要性と童話の見方はそれぞれ違うのだなぁと改めて思う。人魚姫が泡となって消えたが一般的だけど違う最後もあって空気となる。
そして人魚姫は一目惚れの王子と一緒になりたくて人間になったのではなく地上を見たかったからだという見方。そして魔女は悪い魔女じゃないという理由は人魚姫の声を説明していたしお姉さんたちが魔女のところに来た時にちゃんと元に戻す方法を教えてあげているという点。
やっぱり青山美智子氏の手にかかると悪い人はいなくなってしまう。うれしい見方をちゃんと教えてくれるなぁ。

0
2026年10月23日

Posted by ブクログ

著者らしく、5人の登場人物+王子!?が物語をつないでいく。どれも心が温かくなるストーリーだった。

特に印象に残ったのは、言葉にならない想いを受け取ること。言葉なしで相手の気持ちを理解するのは、とても難しい。だからこそ、目や仕草に表れるその人の想いを、見逃さないようにしたいと思った。

「街は豊か」では、娘を育ててきた母親が、人生で何を残してきたのかという問いが心に残った。娘の「毎日を、毎日作ってくれてた」という言葉に、豊かさとはこういうことなのだと感じた。

一緒に食事をすること、帰宅したら親が家にいてくれること。これまで当たり前に感じていた毎日も、親が作り、支えてくれていた。そのことに気づくと、感謝を伝えたいし、親孝行もしたくなった。この日々がずっと続くわけではないという寂しさもあるけれど、それ以上に、今ある日々への温かい気持ちが残った。

積み重ねてきた自分の日々を愛おしみ、これからも好きなペースで毎日を作っていく。その姿もよかった。大きな成果やお金だけでは測れない、日々そのものの豊かさを感じた。

菜緒の人魚に対する洞察も素晴らしい。私も、菜緒は海外のカッコいいところだけを見ているのではないか、と懸念していた。けれど、人魚について語る言葉から、リスクも不安も承知したうえでの決断だったことが腑に落ちた。誰かに言われたのではなく、自分が願ったことだから、辛いことも引き受ける。そこまで強く考えていたのか、と覚悟の深さに驚いた。

そして、最後のドラマティックな恋愛話。ところどころに伏線はあったけれど、「そういうことか!」と驚かされた。恋の結末を匂わせながら、タイトルにもつながっていく構成が好きだった。驚きと温かさが一緒に残る、余韻のある結末。

この著者の作品では、『赤と青とエスキース』と同じくらい好きな一冊になった。

0
2026年10月12日

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ネタバレ

あの話で出てきた人が、ここにも、みたいな縁が面白いです。友達や家族、恋人みたいな関係でなくても、その日ばったり会った人の一言が背中を押してくれることもある。終盤、あの場面のあの人はそういうことなんだ、みたいなのもあって楽しい。

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2026年10月11日

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ネタバレ

人魚が逃げた
また読みたいな

言葉なしで相手の気持ちを理解するなんて、とても難しいことです。
でもたがらこそ、目や仕草が表しているその人の想いを見逃しては行けないのかもしれません。


「毎日を、毎日作ってくれたよ」私は戸惑った。毎日を、毎日作る?
「お母さんって、小さな観葉植物をていねいに手をかけて育てるようなところあるじゃない。買ってきたままじゃなくて、わざわざきれいな色のに植え替えたりとばそのシャツワンピだってさ、白い服を白いままキープするのってけっこう・きちんと手入れして大事に長く着てるでしょ。とっても似合ってるよ」
私は自分の着ているワンピースに目をやる。
そんなふうに思ってくれていたのか。
「私やお父さんに対しても、お母さんが手をかけてくれるひとつひとつに、優しい想いがふめられていて。お弁当に旬の野菜が入っていたり、掛布団からお日様のいい匂いがしたり、り、家族写真のフォトフレームに可愛い飾りがつけられてたりね。そういうのって、ちょっとしたことなんだけど、大きなことなんだよ」菜緒は、今度は照れもせずにっこりと笑った。
「私ね、お金とかじゃなくて、豊かさってこういうことなんだなあって、子ども心にずっと思ってた。・・・・・・お母さん、ありがとう」
ぽろぽろと、私の目にも二度目の涙がこぼれて、止まらなかった。
王子に差し出したかったハンカチで、私は自分の顔をぬぐう。
人が見ていないときに、やってしまうこと。それが本当にやりたいこと。

0
2026年10月09日

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ネタバレ


ほおおおお、ほわっとしたぁー!
王子ってどこかの人物の人って思ってたけど本当におとぎ話の王子様だった!しっかりファンタジーの人物だったー!人魚が逃げたのタイトルも人魚が逃げたんじゃなくて。
人魚がいない世界が辛くて、王子が物語から逃げてきたのかー!はぁー!って声出た笑
そして紗奈ちゃん、よかったねぇ!自分の好きな人の想い人は姉だって思い込んでたけど、相手はちゃんと紗奈ちゃんの事が好きだったんだよー!
きっと無事に結婚式もあげれたし、ほわあああってなったなぁ。36歳の理世さんの話も年齢が近いからわからなぁ。ひとまわり年下の男性と付き合うからプロテクターを張る、自分の傷が浅く済むようにってきっとそうするよね、わかる。でもお互いにきっと腹を割って話せば幸せな方向に向くしまさに今からその段階でって所で話が終わるのも想像に任せれていい。よかった。いい話だ。

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2026年10月07日

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一気に読めました!青山さんの作品は、主人公1人1人に感情移入できて、ほっこりします。この作品でもそれは健在でしたが、ファンタジーと絡めていてワクワクもさらにプラスされて楽しかったです。最後まで楽しさが詰まっているので、色んな世代の方に読んで欲しいなぁって思いました。
あと、銀座という街も私自身好きなので心が落ち着きました。

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2026年10月06日

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ネタバレ

青山先生の作品やっぱりおもしろいなぁー

章ごとにバトンを渡していくような繋がりがあるのと同時に、一冊を通して明らかになっていく謎(今回は『王子様』と逃げた(?)人魚)もあって、読み進める楽しみが2倍な気分(^^)

また、銀座という場所や、そこを象徴する時計のイメージも物語の軸になっています。

登場人物それぞれが、悩みに向き合いながらも自分の時を生きていく。それを後押しするような、あたたかい文体。安心して読めるんですよね笑

エピローグまで読むと、お伽話を読んでいたような不思議な気持ちにもなります。

過去の青山作品に登場する人物のこともエッセンス的に取り込まれていて(ですよね?)、あぁみんな元気にやってるんだなぁ、と思わず笑みがこぼれました(^^)

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2026年09月21日

匿名

ネタバレ 購入済み

人魚が逃げたと話す王子と銀座を舞台にした連作短編集。不快な気分になることなく、心温まる優しいお話でした。

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2025年04月09日

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2024年出版、222ページ。ファンタジックな作品?と思わせつつ、現実的な設定?と思わせたり。小編が縦に横に、心地良く複雑に織り成されていく様は見事だなぁと。全体を一貫して、状態に応じた認知バイアス、客観視の難しさ、キッカケを掴む事の貴重さ、安易で歪んだ認知のまま進むことの不幸とか、視点を変える機会を受け入れる柔軟さ大切だなぁとか、色々感じた。童話世界なるものの解釈・認識の持ち方も面白いなぁと思った。

1
2026年10月11日

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『「いい部屋に住みなさい」というのがあや子さんの教えだった。
「人っていうのはね、毎日見ているものがそのまま心と体に出るのよ。気持ちいいものに囲まれて、美しいものを見なさい」』

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2026年10月25日

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そのままの自分で人を愛するということ。銀座で逃げた人魚姫を探す王子の周りで、様々な人のショートストーリーが交錯していく。相手に好かれたいがために背伸びした自分で好きな人と関わることはありがちだが、それは息苦しく、どこかで破綻する。登場人物は基本的に良い人で相手を思いやる心をちゃんと持っているので、ストーリーが絡み合い心温まる結末を迎える。欲を言うならば人間にはもっと黒い面もあるはずであり、人魚姫が王子を刺すか逡巡する場面も嫉妬、憎悪、後悔などの負の感情があったと思われる。そういう面を掘り下げてほしかった。

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2026年10月17日

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さすが青山美智子さん、毎度本当に感動します。
本作はファンタジーとリアル、なかなかにロジカルに構成されていました。
この手の作品なのに伏線疲れしないのがいい、心地よい読後感。
おすすめです!

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2026年10月12日

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物語は捉え方次第というポイントを伝えているのが面白い。その上で、ある一面だけしか見えてないこともあると気付かされる。また、あの時のあの行動は間違っていなかったと感じられるようになる事も重要だと伝えてる気がする。そこを踏まえて人魚姫を題材にするって凄い!!!

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2026年10月10日

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青山美智子の『人魚が逃げた』を読んだ。

舞台は銀座の歩行者天国。そこに、王子の姿で逃げてしまったという人魚の人形を探している青年が現れるところから、物語は始まる。

人魚の人形を探すという設定は、一見するとファンタジーのようだが、描かれている人々や出来事には妙にリアルなところがある。登場人物たちは、それぞれに迷いや後悔、言葉にできない思いを抱えていて、非現実的な出来事の中にも、現実の人間関係に通じる切実さが感じられた。

物語はオムニバス形式で、それぞれの登場人物の過去や現在が描かれていく。最初は別々の物語に見えるものの、読み進めるうちに人物や出来事が少しずつつながり、一つの大きな物語として形を成していく。その構成がとても印象的だった。誰かにとっては何気ない出来事が、別の誰かの人生に影響を与えている。そうしたつながりが、銀座という人の多い場所を舞台にすることで、より鮮やかに浮かび上がっていた。

登場人物たちの恋愛も、劇的に始まるというより、日常の中で少しずつ育っていくものとして描かれている。自分の気持ちに気づくまでに時間がかかったり、相手の思いを確かめられないまま遠回りしたりする姿には、恋愛の不器用さやもどかしさがあった。一方で、過去の経験や傷を抱えながらも、誰かと向き合うことで少しずつ前に進んでいく姿には、恋愛が人を変える力も感じられた。

私自身の恋愛は、好きな人に積極的にアタックするというより、いつの間にか相手も自分を想ってくれていた、ということが多い。だから、登場人物たちの恋愛に描かれる、はっきりしたきっかけがないまま気持ちが近づいていく感覚には、共感できる部分があった。相手の何気ない言葉や態度を後から思い返して、「あのときから始まっていたのかもしれない」と気づくことがある。そうした恋の始まり方は、物語の中で人と人との縁が少しずつ結ばれていく過程とも重なって見えた。

また、私自身も、恋愛では相手の気持ちを待つだけでなく、自分の思いを言葉にすることの大切さを考えさせられた。自然に関係が進んでいく恋愛は心地よい反面、互いに遠慮していると、伝えられないまま終わってしまうこともある。登場人物たちの迷いや選択を読んでいると、相手を想う気持ちだけでなく、その気持ちをどう伝えるかも大切なのだと思った。

最後は、「起承転結を経て、落ち着くところに落ち着いたな」と思ったところで、もう一ひねりある。最後まで読んで、「なるほど、そう来たか」と思わせる展開が、青山美智子らしくて面白かった。これまでの出来事が別の角度から見え直し、登場人物たちの思いや関係がより深く感じられる仕掛けになっている。

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2026年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4.0
どのお話も面白かった!
最初と最後のお話が特に好きで、理世さんに幸せになってほしいな
リアル王子さんたちも幸せになってほしい
そしてエピローグでわかる、それまでにでてきていた脇役の人たちが実は物語の人たちとわかってびっくりした!

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2026年10月07日

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優しい優しい物語(*^^*)

少しずつ人が交錯して
みんな自分と向き合って
ちょっと背中を押してもらったりして
前に進める物語☆彡

好きだな〜(•ө•)♡

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

青山さんの連作短編集を読むのは『お探し物は図書室まで』『月の立つ林で』『木曜日にはココアを』『月曜日の抹茶カフェ』に続いて5作目となります。今回はオーディオブックの朗読で楽しんでみました。男性と女性のナレーターが各編の主人公に合わせて交替で読んでくれるので、お話の内容も相まって実に心地よい【聴く読書】の体験となりました。

各編の主人公は、12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員男性、ニューヨークに旅立つ20歳の娘と銀座で買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込み過ぎて妻から離婚されたコレクター、カフェパウリスタで文学賞の選考結果を待つ男性作家、元「手タレ」で今は銀座の高級クラブのママとして働いているホステス。

これらの人々が、週末の銀座の歩行者天国で、アンデルセンの『人魚姫』に登場する“王子”と遭遇することで、それぞれ自らの人生を振り返るとともに新たな一歩を踏み出そうとする。そして、青山さんの真骨頂である、それぞれの主人公がリンクし合うことを匂わせるような書きっぷり。最後に待っているこの話の落としどころも「さすが!」のエンディング。今回はオーディオブックでも十分に楽しめました。

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2026年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どっちからしてもシンデレラストーリーだったんだな。幸せになってくれ。
歩いたことある場所なので、読んでたら景色が浮かんできて没入感を味わえた。
王子は、普通に騙されちゃったよ。そっちちゃうんかいってなるけど、なったからとてそれが面白かったかと言われると分かんない。
全体的には、読みやすいし面白かった。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

銀座にて、王子を名乗る人物が「人魚が逃げてしまった」と生放送で発言してSNSで話題になる。銀座を舞台に王子に勇気づけられたり、王子を勇気づけたり‥。定年後に離婚した夫婦の仲が戻らないところが切なくて妙にリアルだった。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

短編集かと思いきや、物語はちゃんと伏線回収があって面白い。片方から見たもの感じたものは、もう片方からは全く違った見方や思いがあったりする。それが分かり合えるようになれるのは簡単じゃないけど、面白いなぁと。

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

相手の気持ちを聞かずすれ違ってしまうこと、時々ある
この物語ではすれ違ったまま終わらない結末にほっとして笑顔になれるからいい(“本物の”人魚姫の王子様以外…)
理世さん、本当に素敵な人なんだろうな
突然のファンタジー!所々で出てきた街の人たち、あの物語の!と見返すのも面白かった

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2026年09月16日

購入済み

定期的に

アンデルセン童話は読みませんが
他の方の小説は読んでいる自分が
定期的に読みたくなる著者さん

田舎暮らしですが東京へ出た時に
この本に出てくるスポットの
銀座巡りをしてみようかと思いました。

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2025年11月12日

ネタバレ 購入済み

やっぱり銀座は素敵な街

幸福度最高値の傑作小説!という紹介文に惹かれて読みました。
自分が知っている銀座が散りばめられている短編にワクワクしながら、あっという間に読了。
ちょっと不思議なエピソードが、銀座にいる人たちの間で繋がっていくのが、気持ちよかった。
和光の下で王子に会ってみたいし、地下のギャラリーの扉を開けてみたい。
自分はその時どんな自分になるんだろう。

#癒やされる #スカッとする

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2025年06月17日

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最後まで(結ばれるまで)物語書いてほしいという思いと、そこで登場人物の物語が終わる訳ではないから、読者に委ねているのかなあという思い。
でも12歳差カップルの物語の続きは、青山美智子さんの言葉で読んでみたいです。

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

相手を想い1人で妄想して突っ走って、勝手に1人で結論まで出しちゃう…相手が本当は何を想ってるのかも確かめずに。
そんな『人魚姫』ストーリーに重なる銀ブラ人のオムニバス。
この作者の作品は、日常に潜むファンタジーをちょっと覗いてみる感じ。
立ち止まって凝り固まってる人が、ちょっとした偶然やひらめきやなぜか沸き立つ勇気とか、ファンタジーがスパイスになって、少し前を向いていける物語。
今回のファンタジーは、ちょっとクセ強だったけど。安定の、みんないい人。

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2026年10月18日

Posted by ブクログ

銀座の歩行者天国に王子様が出現
どうも人魚姫を探してるらしい
王子さまと出会い幸せを見つけだす人たちの物語

なかなか綺麗なファンタジー
表紙の田中達也氏の作品がそのまま物語になってるのもおもしろい

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2026年10月17日

Posted by ブクログ

「毎日を、毎日作ってくれたよ」
「私やお父さんに対しても、お母さんが手をかけてくれるひとつひとつに、優しい想いが込められていて。お弁当に旬の野菜が入っていたり、掛布団からお日様のいい匂いがしたり。そういうのって、ちょっとしたことなんだけど、大きなことなんだよ」
変わらず私のそばに居続けてくれる、ちょっとおなかの出た王子様と。

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

人魚が逃げたと王子は言うが、王子に逃げられる理由なんかがあるのかな?と思いながら読んだ。
途中にちょいちょい王子が出てくるが、全然人魚が見つからないのと、本当に探す気があるのかな?と思う始まりだった。

冷静に考えると人魚姫の話をあまり詳しく知らないが、なんとなくハッピーエンドではなかった気がする。
居なくなったあとの王子の後悔と、それに出会わせた人達の後悔を重ねてるように思えた。

クラブやスナックの女店主が「ママ」なのはなんでだろうという文が目からウロコだった。
確かになんでなんだろう。
「マスター」は聞くけど「パパ」は聞かない。
でも最近の「パパ」はあまりいい印象もないが。

袖振り合うも多生の縁というか、少しずつ話が繋がってるのも良かった。
ファンタジーだった。

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

本屋大賞ノミネート作品。アンデルセンの童話を軸にした連作短編集。序盤の作品がピンとこず、今回はイマイチかも…って思ってたけど、後半で納得のクオリティに盛り返す。

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

短編集ではあるけれども、少しずつどこかで繋がりがあり、それを見つけるのも楽しかった。後半にかけて王子ってそういうことか?!と思ったものの、やっぱり最後には違った?!と二度楽しめた。エピローグの世界観も楽しめました。人魚姫の絵本を読み返そうと思った。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

うまい。特に、5章「君は確か」の理世と友治の思い違い。おたがいの誤解から気持ちがすれ違ってしまっているのがやがて読者にはわかるが、それは理世が歌舞伎役者・喜代助の「芝居はね、観客席からが一番よく見えるものだよ。舞台に立っている我々演者には、まったく見えないことばかりだ」という言葉を思い起こし、後輩・紗奈の状況に共感するのと同じ構造。また、それぞれに希望のある結末もよかった。エピローグもいい。ところどころに出てきたモブ的な扱いの人物たちの正体が明かされて、おもしろい。
余談。中年女性の台詞だから「ドラマチック」と表記したのかと思いきや、地の文でもそうで、その一方「ロマンティック」という表記が。「チ」と「ティ」でブレてるのが気になる。

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2026年09月18日

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