【感想・ネタバレ】人魚が逃げたのレビュー

あらすじ

本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。幸福度最高値の傑作小説! 〈STORY〉ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あ、すごく好き。
日常の中に、おとぎ話のようなことが起きて、でも、ちゃんと事実だと種明かしする作品も多いけど、これはちゃんとおとぎ話が日常に溶け込んでた。逆に新しく感じた。

人魚を探してる王子がいい味を出してた。

表紙がみたてのミニチュア作家の田中さんだったので読んだのだか、まさか本人が登場するとは。

画廊の話が好き。画廊のおじいさんはエピローグでもすてきな雰囲気を出してた。
姉の代わりに初恋の人と結婚できそうになったのに、破談になりかけた女性のその後のハッピーエンドを思わせる話を明かしてくれたのもよかった。

12歳年上の女性に嫌われてると思った青年の話と、
12歳年下の青年に嫌われるに決まってると思い込んでる女性の話が別々に描かれていて、絶対に幸せな夫婦になってほしい!と思った。

とてもすてきな作品でした!

Audibleだけど、本も欲しい

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの話で出てきた人が、ここにも、みたいな縁が面白いです。友達や家族、恋人みたいな関係でなくても、その日ばったり会った人の一言が背中を押してくれることもある。終盤、あの場面のあの人はそういうことなんだ、みたいなのもあって楽しい。

0
2026年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人魚が逃げた
また読みたいな

言葉なしで相手の気持ちを理解するなんて、とても難しいことです。
でもたがらこそ、目や仕草が表しているその人の想いを見逃しては行けないのかもしれません。


「毎日を、毎日作ってくれたよ」私は戸惑った。毎日を、毎日作る?
「お母さんって、小さな観葉植物をていねいに手をかけて育てるようなところあるじゃない。買ってきたままじゃなくて、わざわざきれいな色のに植え替えたりとばそのシャツワンピだってさ、白い服を白いままキープするのってけっこう・きちんと手入れして大事に長く着てるでしょ。とっても似合ってるよ」
私は自分の着ているワンピースに目をやる。
そんなふうに思ってくれていたのか。
「私やお父さんに対しても、お母さんが手をかけてくれるひとつひとつに、優しい想いがふめられていて。お弁当に旬の野菜が入っていたり、掛布団からお日様のいい匂いがしたり、り、家族写真のフォトフレームに可愛い飾りがつけられてたりね。そういうのって、ちょっとしたことなんだけど、大きなことなんだよ」菜緒は、今度は照れもせずにっこりと笑った。
「私ね、お金とかじゃなくて、豊かさってこういうことなんだなあって、子ども心にずっと思ってた。・・・・・・お母さん、ありがとう」
ぽろぽろと、私の目にも二度目の涙がこぼれて、止まらなかった。
王子に差し出したかったハンカチで、私は自分の顔をぬぐう。
人が見ていないときに、やってしまうこと。それが本当にやりたいこと。

0
2026年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ


ほおおおお、ほわっとしたぁー!
王子ってどこかの人物の人って思ってたけど本当におとぎ話の王子様だった!しっかりファンタジーの人物だったー!人魚が逃げたのタイトルも人魚が逃げたんじゃなくて。
人魚がいない世界が辛くて、王子が物語から逃げてきたのかー!はぁー!って声出た笑
そして紗奈ちゃん、よかったねぇ!自分の好きな人の想い人は姉だって思い込んでたけど、相手はちゃんと紗奈ちゃんの事が好きだったんだよー!
きっと無事に結婚式もあげれたし、ほわあああってなったなぁ。36歳の理世さんの話も年齢が近いからわからなぁ。ひとまわり年下の男性と付き合うからプロテクターを張る、自分の傷が浅く済むようにってきっとそうするよね、わかる。でもお互いにきっと腹を割って話せば幸せな方向に向くしまさに今からその段階でって所で話が終わるのも想像に任せれていい。よかった。いい話だ。

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青山先生の作品やっぱりおもしろいなぁー

章ごとにバトンを渡していくような繋がりがあるのと同時に、一冊を通して明らかになっていく謎(今回は『王子様』と逃げた(?)人魚)もあって、読み進める楽しみが2倍な気分(^^)

また、銀座という場所や、そこを象徴する時計のイメージも物語の軸になっています。

登場人物それぞれが、悩みに向き合いながらも自分の時を生きていく。それを後押しするような、あたたかい文体。安心して読めるんですよね笑

エピローグまで読むと、お伽話を読んでいたような不思議な気持ちにもなります。

過去の青山作品に登場する人物のこともエッセンス的に取り込まれていて(ですよね?)、あぁみんな元気にやってるんだなぁ、と思わず笑みがこぼれました(^^)

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2026年09月21日

匿名

ネタバレ 購入済み

人魚が逃げたと話す王子と銀座を舞台にした連作短編集。不快な気分になることなく、心温まる優しいお話でした。

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2025年04月09日

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ネタバレ

4.0
どのお話も面白かった!
最初と最後のお話が特に好きで、理世さんに幸せになってほしいな
リアル王子さんたちも幸せになってほしい
そしてエピローグでわかる、それまでにでてきていた脇役の人たちが実は物語の人たちとわかってびっくりした!

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どっちからしてもシンデレラストーリーだったんだな。幸せになってくれ。
歩いたことある場所なので、読んでたら景色が浮かんできて没入感を味わえた。
王子は、普通に騙されちゃったよ。そっちちゃうんかいってなるけど、なったからとてそれが面白かったかと言われると分かんない。
全体的には、読みやすいし面白かった。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

銀座にて、王子を名乗る人物が「人魚が逃げてしまった」と生放送で発言してSNSで話題になる。銀座を舞台に王子に勇気づけられたり、王子を勇気づけたり‥。定年後に離婚した夫婦の仲が戻らないところが切なくて妙にリアルだった。

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2026年09月19日

ネタバレ 購入済み

やっぱり銀座は素敵な街

幸福度最高値の傑作小説!という紹介文に惹かれて読みました。
自分が知っている銀座が散りばめられている短編にワクワクしながら、あっという間に読了。
ちょっと不思議なエピソードが、銀座にいる人たちの間で繋がっていくのが、気持ちよかった。
和光の下で王子に会ってみたいし、地下のギャラリーの扉を開けてみたい。
自分はその時どんな自分になるんだろう。

#癒やされる #スカッとする

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2025年06月17日

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