【感想・ネタバレ】人魚が逃げたのレビュー

あらすじ

本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。幸福度最高値の傑作小説! 〈STORY〉ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ファンタジー寄りのお話しでした。最初の話が最後の話と繋がっていたのが良いです。互いにすれ違う2人の内面が知れて良かったです。

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2026年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今までみた本の中で最も面白く、心打たれ、納得させられた作品。

自分の物語は誰かの物語の一部だし、
誰かの物語は自分の物語の一部なのだ。

読みやすさ、各章のつながり、今までは使っていた単語一つの解釈、老若男女のテイストの異なるストーリー全てにおいて完璧だった。

たった200ページ程度だが、満足感は計り知れない。

最後の章の「全てが水の泡」というフレーズが人魚姫のイメージと重なって震えた。

個人的には時計を持たない主婦の話が印象に残った。

この本こそ、百年、二百年と読まれる作品になってほしいと思った。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒューマンドラマとファンタジーを行き来する世界観がさすが青山さん!と感動した1冊。オーディブルで聴いたけど、紙の本で再読したいほどエピローグでの細かいポイントまでを含む伏線回収が素晴らしい!

2025年に出版された「遊園地ぐるぐるめ」をきっかけに青山美智子さんの小説にハマってから、ずっと気になっていた小説。
でもタイトルにある「人形」とカバーの「銀座の街並み」がなんだかピンとこないからと…他の過去作を優先してこちらは後回しにしてたけど、そんな自分が恥ずかしくなるくらい素晴らしい物語だった。
特に第2章の親子のやりとりにグッときた!

↓ここからネタバレあり

第2章では、カバーデザインを担当されている田中達也さんもひょっこり登場するからえー!とファンの立場としては興奮してしまった。
第3章では、過去作「赤と青とエースキース」の登場人物であるジャックジャクソンの名前と絵画作品も出てくる。これもわぁー繋がってるー!と青山美智子さんファンとしてさらに興奮してしまった。

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2026年01月31日

匿名

ネタバレ 購入済み

人魚が逃げたと話す王子と銀座を舞台にした連作短編集。不快な気分になることなく、心温まる優しいお話でした。

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2025年04月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすく、心が温かくなった。
明日以降の銀座はまた違った感覚で歩けるかもしれない。
第二章が良かった。
『毎日を作ってくれた』
『人が見ていないときに、やってしまうこと。それが本当にやりたいこと。』

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 童話『人魚姫』の登場人物に自らを重ね合わせて、助言をするとともに自身も成長していく人たちに感動した。自分目線の物語は、別の人から見ると違うように見えているのだと実感した。

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2026年01月31日

ネタバレ 購入済み

やっぱり銀座は素敵な街

幸福度最高値の傑作小説!という紹介文に惹かれて読みました。
自分が知っている銀座が散りばめられている短編にワクワクしながら、あっという間に読了。
ちょっと不思議なエピソードが、銀座にいる人たちの間で繋がっていくのが、気持ちよかった。
和光の下で王子に会ってみたいし、地下のギャラリーの扉を開けてみたい
自分はその時どんな自分になるんだろう。

#癒やされる #スカッとする

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私の中ではリカバリー・カバヒコに続く2作目の青山さんの著書。

さらっと読みやすい内容で、読書を普段しない人にもおすすめできます。
カバヒコと同様、各章で主人公が変わるが物語が緩やかに繋がっている形式。

ラストでは童話などの登場人物たちが、実はあのシーンにいたんだよという伏線回収、というか種明かしがなされます。

まさか、王子は本当に王子だったとは。

本屋大賞ノミネート作品ということで期待していましたが、意外と心に引っかかるところなくさらっと読めてしまった一冊でした。

最初と最後の年の差カップルの話が一番良かったかな?男の子が芸能事務所を辞める時、手タレの女性に一目惚れ。
一方女性は舞台で男の子の推しになっていて、出逢いに運命を感じる。

お互いに思いを打ち明けないことですれ違ってることが、両方の章を読むとわかります。2人に素敵な未来が訪れることをいのります。。!

田中達也さんは展示会も行ったことがあり知っていたけど、装丁を見ても気づかず笑
小説内に出てきてはじめて、これってもしかして!と思いました。

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2026年01月28日

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