赤と青とエスキース

赤と青とエスキース

730円 (税込)

3pt

2022年本屋大賞第2位! 二度読み必至の感動作、待望の文庫化。 ◇STORY メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……(「金魚とカワセミ」)。額縁工房に勤める空知は、仕事を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんな時、「エスキース」というタイトルの絵に出会い……(「東京タワーとアーツセンター」)。一枚の絵画をめぐる、五つの愛の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる――。著者新境地の傑作連作短編。

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赤と青とエスキース のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1つの絵画を軸に様々な人々の視点で4章に分けて描かれる物語。

    作品には作者やその周りの人やその瞬間にしかないストーリーがあり、色んな想いが詰まっている。

    どんな想いでどんな人が関わってこうして出来上がっているんだろう?
    とこれからも美術館に行くたびに想像が膨らみそう。

    絵を創作する苦悩や楽しさ

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    一枚の絵を巡るラブストーリー。
    一言、素晴らしかった。

    『エスキース』本番を描く前に構図を取るデッサン。いわゆる下絵のこと。
    そう名付けられた一枚の女性の絵。
    そのエスキースと名付けられた絵を背景に、物語は語られていく。
    4つの短編。そして最後に用意されたエピソード。
    始まりは、メルボルンに留学中

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    一つ一つのお話にも感動していたけれど、
    赤鬼と青鬼からのエピローグのゾワゾワと言ったら!

    もう一回読んだら見えてくるものとかもあるんだろうな〜と思うと再読必須。きっと色々なことが散りばめられているはず。こぼさず読んでみたい。

    青山さんの本からはいつも、
    繋がりを感じさせられているけれど、
    今回も

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    どうしてこんなにもここまで積んだままにしていたのか、と後悔してしまうほど良い作品だった。
    最後まで読みきってから間を置かずもう一度再読した。
    二周目で謎解きがされていく感じがあまりにも心地よかった。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    『気高い生命力』ってことばが素敵だった
    気高い=媚びがなくて清潔なこと
    生命力=生きようとする力のこと
    エスキースは下絵のことで、オーストリアで過ごした2人の関係を表してる
    50歳を過ぎた女子の身体の変化や
    老いなのか成長なのか、微妙な部分もよくわかる。章のつながりがいい。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    『赤と青のエスキース』は、一枚の絵を起点に物語が静かに広がっていく構成がとても魅力的でした。
    最初はただのスケッチのように見えるその絵が、登場人物たちの人生や感情と少しずつ結びつき、まるで連鎖反応のように物語が展開していく様子が面白く、読み進めるほどに引き込まれました。
    特に、作品全体を通して散りば

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    何人かの登場人物が出てくるけど、最後繋がった時に驚きと涙が止まらなかった。この本でこの作家さんにハマりました

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    読書人生一丁目にして、これから読む本が全て物足りなく思うんじゃないかと不安なるほどのすばらしい本に出会ってしまった。大事にしたい言葉がたくさん詰め込まれた宝箱のような本。仕事のことも恋愛のことも自分のことも、人生を前向きに考えられるような本だった。この登場人物たちも人生を一生懸命考えて生きてきたんだ

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    青山美智子さんの本が好きで、母のオススメでもある、赤と青とエスキースを読みました。 この本は、赤と青という対の関係である主人公ともう一人の二人の関係を表していて、その関係がお互いどう交わるのか表していると思いました。  「色のない世界に私たちはいない。そのときの自分が待つ色で、人生を描いていくのだ。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    涙が勝手に出て止まらなかったー。2度読み必須。
    みんなの愛があたたかかった。
    読み終わってから表紙をじっくり眺めたら意味がわかり美しくて感動した。

    0
    2025年11月08日

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