作品一覧 2023/11/07更新 暗黒自治区 試し読み フォロー 地面師たちの戦争 帯広強奪戦線 試し読み フォロー 密漁海域 1991根室中間線 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 亀野仁の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 暗黒自治区 亀野仁 普通だったら中央が隠れ蓑〔沖縄(東海省)〕から拉致チームに黄の拉致を依頼してまんまと東京で黄が拉致されて話は終わる。しかし失敗したとなるとそうはいかなくなる。で失敗したわけだ。さらに佐野由佳が神奈川県側の和族自治区の警察につかまったんだ。こうなると話はややこしくなってくる。揉み消したい中央と逃げたい...続きを読む黄。さらに雑賀が国連暫定統治区側(東京)の国連警察に佐野由佳を護送する気はもともとなかったんだろうけど、どっちにしても逃がすつもりだったのだろうけどそこに思わぬ襲撃だ。二人はマフィアと警察から追われ、同僚のリュウジュンシ-も追う身ながら考える。雑賀さんはいったい何を考えてるんだ?この小説でとくに気に入ってるのはこのリュウジュンシ-の視点である。でも成功してたとしても拉致チームは…だったら彼らにしてみれば結果オーライだったろうしそもそも割に合わない仕事だったのだろうな… Posted by ブクログ 暗黒自治区 亀野仁 このミステリー小説の、地縁、血縁、社縁、は興味深い。このフィクションの世界に、昨今の社会が見え隠れする。それは雑賀さんに投影されている。それとやはり佐野由佳だろう。社会が変革した後の若者で、そこにミステリーが集約されている。この小説は、逃亡を続ける和族文化論なのか┉ Posted by ブクログ 地面師たちの戦争 帯広強奪戦線 亀野仁 間延びしないスリリングな展開で一気読みできた。タイトルにあるような地面師たちの頭脳戦ではなく両陣営の追いかけっこ、格闘モノだったのはやや残念ポイントか。 Posted by ブクログ 地面師たちの戦争 帯広強奪戦線 亀野仁 地面師、つまりは土地売買の詐欺師たちと、その詐欺で得た金を横取りしようとする中国人たちに争いを描いた作品。映画みたいに派手ではないですが、銃撃戦もあります。北海道は広いので、ある程度銃を撃ち合う余地がありますね。 ところでせっかく地面師を取り上げているので、もう少しその手口を掘り下げてほしかった気も...続きを読むします。結局お金の奪い合いの話になっているので、その出元はなんでも成り立っちゃうんですよね。 Posted by ブクログ 暗黒自治区 亀野仁 隣国に侵食された日本という架空の設定。 そうしないと市街地での派手な銃撃戦等が出来ないからかな。 拉致チームにスカウトされた佐野由佳は作戦に失敗し公安に拘束されてしまう。 身柄の移送中に何者かに襲撃され護送を担当していた公安局の雑賀は由佳を連れて逃避行をする。 設定も凝っていて銃器の描写も詳しく...続きを読むハードボイルドアクション物としてはかなり楽しめました。 細かい設定で「何故?」と思う部分や動機がイマイチよく分からない部分はあるが、エンターテイメントとしては嫌いじゃないです。 逃避行の舞台が以前私が住んでいた地域なのでイメージが掴みやすかったのもプラスポイント。 私は隣国に在住経験があるので、侵食された街の雰囲気や隣国人の言動等は「あるある」でした。 筆者はよく隣国をご存知なのか。 Posted by ブクログ 亀野仁のレビューをもっと見る