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第6回ネット小説大賞受賞作!
“メシ友”から恋人へ。お弁当が結ぶ、ちょっぴり鈍感でのんびり屋さんの恋愛ストーリー!
札幌の企業に就職し、新生活をスタートさせた料理男子・播上。昔から料理好きで毎日弁当を持参していた播上は、ある日弁当袋を手に暗い顔の同期の清水に気づく。声を掛けると「仕事も順調、お弁当もしっかり作っている播上君に比べて、私なんか……」と落ち込んでいた。励ますべく、おかずを一切れプレゼントしたことから、二人は“メシ友”となる。波乱の会社員生活。清水に励まされ癒やされる日々だったが、いつの間にか生まれていた彼女に対する恋心に気づき――?
(目次)
一年目 豚肉のごま味噌焼きとホウレンソウの炒め物
二年目 カボチャ餅とパンプキンパイ
三年目 ハンバーグの食べ比べ
四年目 鶏の唐揚げとポテトサラダ
五年目 だし巻き卵とチョコブラウニー
六年目 初めてのディナー
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Posted by ブクログ
やらなあかんことあるのに…!と思いつつイッキ読み。
冒頭、面白いんやけど何かこう引っかかるな…?と思いながらページめくってたらなろう小説やったらしくて、なるほど…!と
なろう小説は、とにかく
「感覚が違う」
て思うことが多い(悪い意味ではなく)。
書き手の身近さが(いい意味で)バラエティに富んでるんかなと思ってる。
この作品はタイトルから察するに、はたがみくんがお弁当を作ってくるのだとはわかるけど、てっきり第三者がはたがみくんを見ている話かと思ったらまさかのはたがみくん主観。
そこで冒頭からグッと掴まれたなあ。
はたがみくん含め、清水さん以外はフルネームがなかなか出てこないのとか、著者のこだわりなんかな…?て思ったし、連作短編でつながっていく感じはめちゃくちゃ好き。こまやかな心理描写とそれに反する展開の早さも飽きなくていい。
わたしが
「感覚が違う」
と思ったのは、入社した会社を三年で辞めることが当たり前な感覚のこと。
退職理由はライフステージの変化やったりするので、ははあ、いまの若い人はこういう感覚なんやなあと思った。否定はまったくしてない。いいと思う。
若い人と感覚が違うのは、頭で理解はしていても実際感じる(まあこれは小説ですけれども)のとは全然違う。著者はわたしより若くて、こういった感性を持ってはるんやなと思えるだけでも「すごいな」と思えるのでとても楽しかったです。
ほんともう、この年齢になったら若い人から学ぶことのほうが多いでしょ。わたしより年長の人からは、もうかれこれ20年は学んでますから。笑。
……25年以上やわ。コワッ。笑
(だからってもう学ばないわけではないよ。でも、次は若い人から学ぶべきやろなとは思う)
Posted by ブクログ
お仕事系かと思いきやほのぼの恋愛小説に振り切っててむしろそこが良かった。2年目くらいから「いや、もう付き合っちゃいなよ」と思いつつ6年はリアルな時間だとだいぶもどかしそう。料理もどれも美味しそう。
「「なるよ、幸せに。彼の事業も成功させるし、温かい家庭も築いて、絶対に幸せになってやるんだから」 なれるだろうと思う。十年越しの想いがあるなら。」
「同じ料理を食べるんだから、おかずの交換をすることもない。同じ部屋に住んでいるから、昼休みに会えなくて寂しい思いをすることもない。ただ、彼女の美味しそうな顔を隣から眺めている、そのことだけは六年目も変わらない。」
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