塔山郁の作品一覧
「塔山郁」の「薬剤師・毒島花織の名推理」「#殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「塔山郁」の「薬剤師・毒島花織の名推理」「#殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
塔山郁『蠱毒の家』宝島社文庫。
2014年に宝島社文庫から刊行された『人喰いの家』の加筆修正、改題作。個人的には、改題作を知らずに再び掴まされ、困惑することが多いのだが、『人喰いの家』は未読だったので助かった。
塔山郁の作品は何作か読んでいるのだが、本作はその中でも群を抜いて面白い。描かれる事件は『尼崎事件』にも似ているのだが、呪術を使う霊能者が登場する辺りは『尼崎事件』よりもさらに恐ろしさを感じる。
タイトルにある『蠱毒』だが、今村翔吾の『イクサガミ』の下地にもなっており、毒虫や蛇、蠍を何匹も一つの器に閉じ込めて共食いさせ、最後に生き残った一匹を呪いの道具にするというものだ。それを本当
Posted by ブクログ
その界隈では有名な家がある。三階建てのその豪邸は医者夫婦とその子どもが住んでいたはずなのだが、いまそこに自称霊能者の美女とその息子が住んでいるらしい。しかもその家は行き場のない女性を迎えてくれる、シェルターとしても機能しているそうだ。近所のひとは新興宗教の集会所のようだ、と噂していて、ご近所トラブルのあった隣の家の住人は不審な死を遂げている。滝川美優は偶然出会った女性から、その家についての話を聞いたことをきっかけに、その家の人間と関わりを持つようになる。そんな美優も、母親や義理の弟との間に問題を抱えていて……。
家族間の不和に起因する不快感が丁寧に描写される導入、(ネタバラシになるので具